対馬丸慰霊の日(3)樋川のオジぃ

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    ココナッツさんと前後してikokaさんからも対馬丸の記事を読んだと連絡がありました。ナイチの皆さんが沖縄の新聞をよくチェックされていることに感心します。

     

    ikokaさんから送られてきた記事の写真を見れば、こいつは樋川のオジぃじゃないですか(^^)。電子版はこちらから 

     

     

    このオジぃはかつては私の宿敵でしたが、今は仲良くなり、親愛の情を込めて「クソジジィ」と呼んでます(^^)。(イッテQの出演者がいとうあさこを「ババァ」と呼ぶことと似てるのか?)

     

    かねひでの駐車場で隣の八百屋のトットローを見かけたので「樋川のクソジジィがね・・」と話しかけると、「樋川にクソジジィはいっぱいしてるけど、どのクソジジィね?」と言うので笑いました。

     

     

    私がこのオジぃと初めて会ったのは3年前のこと。某青果店が借りてる駐車場に車を停めてるオジぃがいたので、

     

    C「おいっ!。そこへ停めたら俺が停められへんやないかっ!!」

     

    ジ「ワーの土地にワーの車を停めて何が悪いっ!!」

     

    C「お爺さん。ボケるのは仕方がないとして、もう少し緩やかにボケなさい」

     

    ジ「なにをっ!!」

     

    と喧嘩になりました(笑)

     

     

    それで私が駐車場から店に戻ると、この駐車場の地主オジぃが先に着いてるじゃないですか。某青果店のお父さんとは幼馴染らしく、

     

    ジ「おまえのところの従業員はなんだっ!!」

     

    と叫んでるので、

     

    C「おいおい、今度は告げ口かい」

     

    ジ「なにをっ!!」

     

    と、両者の関係は泥沼化していったのでした(^^)

     

     

    一昨日の対馬丸慰霊祭には多くの遺族が集まりましたが、生存者の出欠は半々だったようです。欠席者の気持ちは「自分だけが生き残りながら、とても遺族の前には出られない」というもの。それでも意を決して出席した生存者は、慰霊よりも「申し訳ない」という気持ちだけ。出席者、欠席者のどちらもがつらい話です。

     

    その「申し訳ない」気持ちだけで生きてきた樋川のオジぃは「お前だけ生きて・・」と言われたら、誰も想像できない過酷な経験は横に置いて、頭を下げるしか無かったでしょう。

     

    一方、オジぃに酷い言葉を投げかけた遺族らを責められない気がします。私の子供が犠牲になったとして、生き残った子供とその親を目にしたら、「お前だけ生きて うちの子は」と思うに違いありません。口にするかしないかの違いはあるにせよね。

     

     

    私はこのオジぃと喧嘩した日に、某青果店のお父さんから「あれは対馬丸の生存者だ」と知らされて、さすがにへこみました。

     

    樋川の坂道を城岳へ上ると、刑務所裏の細い一本道に出ます。オジぃのお家はそのあたり。そこを私がバイクで走ってると、オジぃが自宅前でゴソゴソしてました。オジぃと目が合ったので、頭をぺこりと下げ、左手を軽く上げた私。オジぃは笑顔になり、両手を振って応えてくれて喧嘩はおしまい。

     

     

    記事を読むと、オジぃは疎開先の九州から朝鮮半島に渡ったようです。戦争が終わり、ナイチへ引き上げる船がまたもや事故に遭い、オジぃだけが生き残ったと。

     

    もう、運がいいのか悪いのか。このクソジジィ(^^)


    (続く)


    対馬丸慰霊の日(2)奥今日子さんの活動

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      8月19日の沖縄タイムスに奥今日子さんの記事が載ったと、読者のココナッツさんから連絡がありました。電子版はこちらから 

       

       

      今日子さんは対馬丸の犠牲者への追悼歌「島々へ」の作者で、対馬丸の惨劇をより多くの人達に知ってもらいたいと地道な活動を続けています。また、彼女は対馬丸の犠牲者の遺族でもあります。そしてココナッツさんはその活動の支援者の一人です。

       

      「島々へ」〜対馬丸から届いた唄 

       

       

      先日、今日子さんの活動を進める上で、解決すべき課題があるとココナッツさんから相談を受けたので、役に立ってくれそうな私の先輩(那覇市在住)を紹介することにしました。

       

      その課題の概要を記したレジメを私が作成し、今日子さんやココナッツさんに目を通してもらうと「これでよろしい」ということなので、昨日、そのレジメを先輩にFAXしようとしました。

       

      そして、FAXの発射ボタンをまさに押そうとしたその時に、突然、気が変わりました(笑)。昨日は対馬丸の慰霊の日でもあるし、何ごとも誠意が大切なので、先輩の職場まで足を運ぼうと。

       

       

      たまたま先輩が在席中だったので用件を伝えると、「久しぶりだからお茶でも飲んでいきなさい」になり、同僚の方にも同席いただくことになりました。

       

      伝えるべき事は伝え、先輩の協力が得られることがわかったので、結果はともかく、一つの道筋はつきました。今後は今日子さんやココナッツさんに直接やりとりしてもらいましょう。

       

       

      これがなかなかいい気分です。今日子さんの活動とそれを支援するココナッツさん達。その輪の端っこあたりに、私も立つことができました。

       

      沖縄で起きた問題はウチナーンチュに相談するに限ります。私が作成したレジメの行間をウチナーンチュなら読んでくれるんですよ。やっぱりね。

       

       

      写真は小桜の塔と同じ旭ヶ丘公園に建立された海鳴りの像。

       

       

      対馬丸以外にも海に沈んだ沖縄の疎開船があり、その数25。小桜の塔の建立が先行するかたちになったため、対馬丸以外の犠牲者を慰霊する目的で、この像が建立されました。

       

      像の作者は首里在住の画家、宮良瑛子さん。

       

       

      私は小桜の塔を拝礼する際に、併せて海鳴りの像にも拝礼することにしています。

       

      (続く)


      対馬丸慰霊の日(1)明仁天皇の和歌

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        学童疎開船対馬丸が(鹿児島県)悪石島沖で米軍潜水艦に撃沈された日から昨日で75年。那覇市若狭の小桜の塔で慰霊祭が行われました。

         

         

        対馬丸が悪石島沖の海底で発見されたのは1997年のことでした。水深が深い上に船体の劣化が激しく、引き上げることは難しいようです。

         

        対馬丸記念館を運営する対馬丸記念会の高良理事長は生存者の一人で当時4歳。2002年頃、高良さんは対馬丸記念館の建設に関わった橋本首相の事務所を訪ねました。そして壁に掲げてあった額に、たまたま目を向けたのでした。

         

        「疎開児の命いだきて沈みたる船深海に見出だされけり」

         

        高良さんは、この和歌を明仁天皇が対馬丸が発見された日に詠んだと知り、天皇皇后両陛下が毎年8月22日に対馬丸の犠牲者に対して黙祷を捧げていることも知りました。

         

        天皇や皇室にいい感情を持てなかった高良さんでしたが、その日を境にその感情が少しずつ変化します。2004年に対馬丸記念館が完成。そして2014年、小桜の塔に天皇皇后両陛下が供花、ご拝礼。

         

        対馬丸記念館で生存者や遺族と対面され、一人一人に話しかけられる両陛下と、感無量の面持ちでそれを見守る高良理事長。両陛下は滞在時間を大幅に超過して記念館を後にされたそうです。

         

         

        こちらは慰霊祭が終わった、昨日夕方の小桜の塔。

         

         

         

        この日は、多くの犠牲者が(生存者も)流れついた奄美大島や悪石島の海岸でも慰霊祭が行われました。

         

        (続く)


        食べ残すことに罪悪感は無いのか

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          甲子園球場の近くにある小さな食堂。81歳のジイさんが60年間、続けてきました。

           

          その食堂の名物メニューがカツ丼大盛り。2.8合のお米にたっぷりの豚カツが乗ってます。料金はたったの800円。

           

           

          ジイさんが、高校球児や若手のプロ野球選手のために提供してきました。並盛りが600円だそうですから、いかに採算を度外視した価格か、容易に想像できます。

           

          2.8合はご飯茶碗7杯分になるそうで、高校生の私なら食べれた量です。カツ丼を食べ終わった高校生達の満足そうな顔を見るのが、ジイさんの楽しみだったんでしょう。

           

           

          ところが近年、写真に撮ることを目的とした客がカツ丼大盛りを注文し、ほとんどを食べ残してしまう事態が相次ぐようになったとのこと。とうとうジイさんはカツ丼大盛りをメニューから外すことにしたそうです。

           

          「仮に食べ残す客がいなくなったら、カツ丼大盛りを復活させますか?」と質問する記者に、ジイさんは「やらん」と。

           

           

          まさか「お金は払ってるんだからいいでしょ」なんて言ったんじゃないだろうな。

           

          蹴り飛ばすぞ。このクソが。


          カフェでテビチ(^^)

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            仕事から帰ってシャワーを浴びて、着替えを済ませた午後3時。まだ陽が高いけど、私は夕食の時間です(笑)

             

            さて、炊事が面倒な場合はどうしゅるか。

             

            古波蔵だったらコミューン(ダイニングバー)、竜丹(中華)、エール(居酒屋)、ブルボン食堂(食堂)など、飲食店が無いようで有ったのに、国場には有るようで無いのよね。

             

             

            そこでこの日は、今年、仲井真交差点にオープンしたカフェに行ってみることにしました。

             

            カフェってこういうこと?。テラス席で飲むビールが美味しそ〜。

             

             

            なわけは無くて。昨今のカフェは喫茶店からカフェバーから、カフェパブから、ネットカフェに至るまで、なんでもかんでもカフェなので、行ってみないことにはどんな店なのかわかりませんね(^^)

             

             

            はい、着きました。

             

            店の前でパタパタしてる旗には「テビチカフェ」の文字が。う〜む、そう来たか(^^)

             

            こざっぱりとした店内はいかにもカフェ。フロアにテーブル5〜6席とフローリングの小上がりに座卓3〜4席。ふと気がつくと、これは沖縄の食堂のテーブル配置じゃないですか。素晴らしい。

             

            メニューは洋食で、ステーキ、ハンバーグ、オムライス、パスタ、焼き魚など。

             

            座卓で洋食。これは斬新と言えるでしょう(^^)

             

            後で知りましたが、このカフェは近隣のマダム達が通う店だそうです。「食堂に集まるのはちょっと」なマダムでも「カフェならいいわよ」。そして、テーブルの配置が慣れ親しんだ食堂と同じなので、ウチナーンチュにとってはくつろぎな空間。

             

            考え抜かれていますねぇ。

             

             

            私はデミグラスソースの煮込みハンバーグを選びまして、価格が千二百いくらか(税込)。一見高めですが、ビュッフェを含めてこの価格。ライス(玄米または白米)とコーヒー付き。

             

            そのビュッフェには大型容器に一杯のテビチ(食べ放題)、種類豊富なサラダ、かぼちゃのスープが並んでいました。これを外すと400円ほど安くなるので、ハンバーグの価格はまずまずと言えるでしょう。

             

             

            このお店のテビチは文句無しのアジクーター。ほどよい柔らかさで、「テビチカフェ」を名乗るだけのことはありました。

             

            アジクーターは味が良いことを意味します。出汁がよくきいた、深い味わいテビチ。だから、「あそこのテビチはアジクーターで、あまり好きじゃない」なんて言いかたは間違いです。

             

            一方、ハンバーグは私には味付けが濃いようでした。たまーに食べると美味しいが、続けて食べるのは無理かな。もっともこれは沖縄の飲食店の特徴で、その時は「おぉ美味い」と思っても、しばらく足が向かないことがよくあります。

             

            「アジクーター」と「味付けが濃い」は違います。いいですね(笑)

             

            店の雰囲気作りから、メニューの構成まで、オーナーの熱意が充分に伝わるカフェでした。ハンバーグを褒めなかったので、店の名前は内緒です。仲井真交差点に立ってキョロキョロするとすぐにわかります。

             

             

            ところで、このお店からバイパスを挟んだ向かいにある新築マンション。入居が始まっているのにチラシの投函が続いていて、ついにディスカウントが始まったようです。

             

            学校もスーパーも生活圏内にあるのは確かだけど、ほんの少し、微妙に遠いのよね。近いと言えば近いんだけど、遠いと言えば遠い(^^)

             

            そのあたりがネックなのではないかと、チラシを眺めながら、その行く末を心配しています。まったく余計なお世話で、すみません。


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            念願の沖縄生活を始めて9年になりました。
            沖縄の生活、文化、風土、音楽、政治などの話題を投稿しています。 (y_mizoguchi@i.softbank.jp)
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