沖縄の基地負担軽減への長い道のり(1)

0

    JUGEMテーマ:地域/ローカル 

     

    在日米軍専用基地の面積は約263㎢で、その約70.3%が沖縄にあります。面積は約185㎢。

     

     

    普天間飛行場の面積は約5㎢。これを辺野古に移設せず、単純に撤去したとしても、沖縄の基地負担率はわずか0.5%しか改善しません。

     

    (185ー5)/(263ー5)

    =0.698

     

     

    日米政府間で、嘉手納以南の米軍専用基地を返還することに合意していますが、その面積は普天間飛行場を含めて15㎢に過ぎず、沖縄の基地負担率は1.8%しか改善しません。

     

    (185ー15)/(263ー15)

    =0.685

     

    もっとも、この合意は嘉手納以南の米軍専用基地を無条件で返還するものではなく、面積最大のキャンプ瑞慶覧は、その大半が残ります。

     

     

    さらに、普天間飛行場は辺野古に、那覇軍港は浦添に移設することなどが返還の条件ですから、沖縄の基地負担は一向に改善されないのです。

     

    ある男が友人から185万円を借りていたところ、早く返せと催促されて、「わかった、少しだけ返そう」と15万円を用意しました。そして「この15万円は返すから、新たに13万円貸してくれ。貸してくれないのなら15万円は返さない」と言うてます(笑)。馬鹿馬鹿しいでしょ?。何を言うてるのか分からんでしょ?。嘉手納以南の返還ってこんな話です。

     

     

    現在のところ、日米政府が合意している沖縄の基地返還プランはそれだけ。

     

    菅官房長官が、

     

    「沖縄県に大きな負担を担ってもらっている現状はとうてい是認できるものではない。政府としてもできることは全て行う、目に見える形で実現するという方針の下、基地負担の軽減へ向けて一つ一つ確実に結果を出していく」

     

    などと述べても、何を言うてるのやらさっぱり分からんのですよ。

     

     

    冒頭の数字を再度確認すると、在日米軍専用基地の面積は約263㎢で、そのうち約185㎢が沖縄にあります。

     

     

    沖縄の米軍専用基地の約7割が海兵隊基地ですから、それを国外に移設したとすれば、沖縄の基地負担率はこうなります。

     

    185*0.3/(263ー185*0.7)

    =41.6%

     

    これでも沖縄の基地負担が大きいことには変わりはありませんが、改善されたとは言えるでしょう。

     

    海兵隊が日本からいなくなると寂しいと思ってる人達のために、海兵隊基地を本土に移設した場合の計算をしてみましょう。

     

    海兵隊基地を本土に移したとすれば、

     

    185*0.3/263

    =21.1%

     

    海兵隊基地を受け入れた都道府県の基地負担率は全国一となり、沖縄県は2番目になります。

     

     

    例えば、向こう20年で沖縄の基地負担をこの水準まで改善すると約束するのなら、菅官房長官はさきほどのセリフを言っても良いでしょう。

     

    ところが、ハナから約束を守る気が無いのが安倍政権です。

     

    「わかりました。辺野古を容認していただけるのですね。41.6%になるか21.1%になるかは米国政府と協議しますが、いずれにせよ、沖縄の基地負担は必ずその水準に致します」

     

    と、平気で言うでしょうね。

     

    政府が仲井眞元知事と約束した普天間飛行場の5年以内の運用停止。その期限まで残り4ヶ月ですが、約束を守る守らない以前に、政府は何もやってませんからね。在日米軍にとっては(公式には)聞いたことも無い話です。

     

    (続く)


    沖縄のCM「世界が止まって見える幸せ」

    0

      JUGEMテーマ:地域/ローカル

       

      古島にある結婚式場のCMです。 

       

      「世界が止まって見える幸せ」


       

      手作り感たっぷりのローカルCMが流れる沖縄で、これはCMらしいCMだと思います。昨年から県内で放映中。

       

       

      だけど、このCMもよく見れば県産品。

       

      カチャーシーを踊ってる新郎、新婦は北谷の(別々の)モデル事務所に所属していて、さすがはモデルと思いつつも、そこはかとウチナーンチュな顔立ち。

       

      音楽はD-51がこのCMのために作った「Only You」。彼らは北谷でストリートライブを始めたほんの2年後に「NO MORE CRY」を大ヒットさせました。

       

       

      沖縄の音楽事務所。俳優、ダンス、モデル、ナレーターなどの各事務所。それからお笑い。伝統芸能では、琉舞、組踊、民謡、芝居などの研究所。それら、沖縄の芸能人の数は、少なくとも人口比では全国トップレベルではないかと思います。

       

      海外やナイチに進出する人も多いとはいえ、大半は県内が活動の場。こんな飽和状態で食っていけてるのかと心配になります。

       

      狭く限られた市場(需要)の中、一般論としては、ギャラを抑えて、仕事のシェアが進んでないと成立しないはず。ところが、クオリティは悪くない。そこらが不思議なんだよなぁ。

       

      この結婚式場のCMを見て、そのあたりの、おそらく沖縄特有のメカニズムを解明してみたいと思いました。どうしたらいいのか分からんけど(笑)


      今日の仕入れ先

      0

        JUGEMテーマ:地域/ローカル

         

        (1)農連プラザのコンニャク屋

         

         

        C「はい、これ見て」

         

        コ「何?。えっ、浜比嘉大橋が映ってるさ。あっ、ここ、比嘉じゃないの。あっ、あっ、この道のちょっと先がウチなのよぉ。エイサーやってるこの子はね・・」

         

        C「(笑)」

         

        コ「はい、これはフクギのところで、この白い瓦屋根は○○さんち。吉田妙子さんが何でここにいるの?」

         

        C「これは映画やで(笑)」

         

        →(ニービチの条件

         

        コ「映画?。これ、映画ね?」

         

        C「変わった楽しみ方をするオバハンやな」

         

        コ「何言ってる。最初に映画って言ってくれたら、映画ってわかるさっ!!」

         

        C「ギャハハ!!。最初に映画って言って、それで映画ってわからんかったら。そりゃあ、アホやで(笑)」

         

        コ「フン」

         

         

        (2)製菓材料店「リボン」

         

         

         

        リ「あっ、Cさん。いらっしゃいませ。ホワイトチョコチップの取り置きしてます」

         

        C「あのね」

         

        リ「はい」

         

        C「あれが有るかこれが有るかと確かめるたびに、ございますございますはやめてくれるか」

         

        リ「と、言いますと?」

         

        C「たまには、そんなモノはございませんって答えろよ。そしたら、わざわざ天久まで来なくてすむんや」

         

        リ「えっ、そっちですか?(笑)」

         

        C「お客さんにもな。リボンに無いようなものを注文して、そんな無理言うたらあきまへんって言えるやん」

         

        リ「アハハ、それってつまり・・」

         

        C「そうそう。凄く遠回しに褒めてんの(笑)」

         

        リ「やっぱり(笑)」

         

        C「なんでこんなホワイトチョコチップ270円のために、俺は・・」

         

        リ「またお待ちしております(笑)」

         

         

        (3)農連プラザの惣菜屋

         

        C「年寄りは人に任せるってことを知らんな」

         

        惣「そうなのよ。それ、よくわかる」

         

        C「ウチの婆さんが『卵は買わないの?』ってしょっちゅう聞くわけよ。そしたら、今日の午後に入荷しますとか、二、三日は卵の注文が無いんですとか、理由を説明せなあかんやん」

         

        惣「そうよね」

         

        C「邪魔くさいねん。それをアンタが聞いてどうするんですかっちゅうの。説明しても『そうね』で終わりやし」

         

        惣「お父さんは何も言わないの?」

         

        C「言わん。はぁ、それで仕事をやってるつもりになってるんや。可愛いなぁ。って思ってるみたいよ」

         

        惣「へ〜っ、あの厳しいお父さんがねぇ。ウチのお父さんにも教えないと」

         

        C「そらええけど、イチャイチャする時は二人でやってよ。周りを巻き込んだらあかんねんで」

         

        惣「わかった」


        県民葬における首相の弔辞

        0

          JUGEMテーマ:地域/ローカル

           

          先日行われた翁長前知事の県民葬に菅官房長官が参列し、安倍首相の弔辞を代読しました。

           

          その弔辞に反応した一部の参列者から「帰れっ!!」、「嘘つきっ!!」などと罵声が飛びました。招待者席にいた某青果店のお父さんによれば、招待者席の後方、一般参列者席から聞こえたとのこと。

           

          その行為を「葬儀の場で非常識だ」とSNSで発信する人達がいます。他人を非常識と決めつけるからには、さぞ、常識のある人達なんでしょう。

           

           

          首相の弔辞はこんな内容だったようです。

           

           

          「沖縄県に大きな負担を担ってもらっている現状はとうてい是認できるものではない。政府としてもできることは全て行う、目に見える形で実現するという方針の下、基地負担の軽減へ向けて一つ一つ確実に結果を出していく」

           

          この弔辞を一言で評するならば「虚」。一つ一つの言葉の「全てが虚」としか言いようがない。空虚の「虚」。

           

           

          同じくSNSで、「仲が悪かった人が、あえて葬儀にやって来たのだから、それは受け入れるべき」という発信もありました。そのことの是非は、仲が悪かった人の姿勢によるでしょう。

           

          例えばその人が、これまでの非を詫び、頭を下げるようなら美談になりますが、この首相の弔辞で故人が喜び、家族の悲しみが癒されるでしょうか。こんなことを言うために参列したのなら、罵声を浴びせる以前に、門前払いが適当でしょう。

           

           

          一方、玉城知事が弔辞の中で、故人に「ヤッチーサイ(お兄さん)」と語りかけたことが、静かな共感を呼んでいます。

           

          ある人は「(その言葉に)ウチナーの優しさとか苦しみ、悲しみが溢れ出ていた。(故人を)送る心にやっとなれた」と言いました。

           

          故人の遺志を継ぐ意思表示として、これ以上の言葉は無いのではないかとさえ思います。故人や遺族がどれだけ安心したことか。これこそが弔辞。

           

          しかし、罵声を浴びせられたら、そっちを指差して「こんな人達に負けるわけにはいかない」と絶叫する男に、このメンタリティはとうてい理解できないでしょうね。

           

           

          ところで、故人を偲ぶために一般参列者席に座った人達が首相の弔辞に思わず反応し、大声を上げたからと言って、それが非常識と言えるのか?。私なんかは「よく言ってくれた」と思ってます。大声を出させるような弔辞こそが非常識。

           

          もっとも、一般参列者席で罵声を発した人達の中には、政治的な思惑だけで参列した人もいたでしょう。ネトウヨの言葉を借りれば活動家。

           

          「葬儀の場で非常識だ」などとご教示いただけるのなら、この人達にお願いしたい。いい勝負の喧嘩になるでしょうから、人のいない場所でやって下さい。


          トモコオバぁは長期休業か?

          0

            JUGEMテーマ:地域/ローカル

             

            カマボコ屋のトモコオバぁが先週始めから、10日も姿を見せません。

             

             

            滅多に仕事を休む人ではなかったのに、農連プラザへ引っ越した時に腰を痛めてしまい、それからは休むことが増えました。

             

            「工場が停電なので休みます」と張り紙がありましたが、本当にそれが理由なら休み過ぎ。とうとうグソーへ旅立ったかと思ったら、いつまでも停電のせいにはできないと考えたのか、先週末あたりに張り紙を剥がしに来てるのよね。だから、オバぁは生きていて、悪知恵は働くし、歩くこともできると(笑)

             

             

            カマボコ屋の付近で聞き込みをしたところ、休んでる理由が簡単に分かってしまうのが市場のいいところ。トモコオバぁはカマボコ工場のオヤジと喧嘩になり、ヘソを曲げてるようです(笑)


            「絶対に誰にも言わんでよ」と念を押すくらいなら、最初っから黙っておきなさい。

             

            オヤジへの怒りと、商売を休むことへの焦り。その狭間で、まだ怒りが優ってるわけね。それはいいけど、工場のオヤジにとっては痛くも痒くも無い話で、仕入ができなくて困るのはトモコオバぁです。

             

            「どうせ頭を下げなあかんねんから、早よ謝れよ」

             

            と言いたい。

             

            こんな投稿をすると、まるでそれを読んだかのように、翌朝、現れたことがあったので、一応、投稿してみました(^-^)v

             

             

            と、昨夜ここまでを下書きし、今朝、投稿しようとしたら(笑)

             

             

            この写真の前後を時系列で説明しましょう。

             

            (1)私が現れたことにオバぁが気づく

            (2)右手の棚の陰に隠れて、私の表情を観察する

            (3)それほど怒ってはいないと判断し、姿を現わす(写真)

            (4)工場の停電はとっくに復旧したのに、それを左手の(広島に8年住んでた)オッサンがオバぁに知らせなかったと言い訳をする

            (5)濡れ衣を着せられたオッサンは無言で仕事を続ける

             

            これじゃあ、怒る気にもならんよね(笑)


            calendar
             123456
            78910111213
            14151617181920
            21222324252627
            28293031   
            << October 2018 >>
            プロフィール
            profilephoto


            念願の沖縄生活を始めて8年になりました。
            沖縄の生活、文化、風土、音楽、政治などの話題を投稿しています。
            Twitter
            お勧めの本と映画
            selected entries
            categories
            archives
            recent comment
            recent trackback
            profile
            search this site.
            others
            mobile
            qrcode
            powered
            無料ブログ作成サービス JUGEM