私がパトカーに「チッ!!」ってなる理由

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    最近、やたらとパトカーが目につきませんか?。



    夜明け前に国場から樋川にバイクを走らせる私ですが、そんな時間でも、ほぼ毎朝パトカーを見かけます。

    本来は「こんな朝早くから、地域の治安維持に努めて下さり、誠にありがとうございます」と、頭の一つでも下げるべきところ、到底、そんな気持ちになれないのが困ったものです。


    昨年発生した元米兵による遺体遺棄事件の後、政府が沖縄のパトロール強化を目的に、県警の警察官を100人増員し、パトカーを20台増強しました。おそらく、その100人が20台のパトカーでクルクル回るようになって、パトカーが目につくようになったんでしょう。

    そこでも本来は「あっ、ナイチからわざわざご苦労様でございます。特に米兵には気をつけましょうね」と申し上げるべきところ、「これは政府の国民に対する監視強化ではないのか」と思う私は、かなり屈折してると言えるでしょう。

    沖縄県に限らずどこの都道府県でも、国パトと県パトの2種類があるそうです。つまり、どちらの予算でパトカーを買ったか。それで、冒頭の写真のようなクラウンが国パトで、プリウスだとか軽だとかが県パト。増えた20台は国パトですから、クラウンが目立つわけです。


    私はパトカーを見ると「チッ!!」ってなりますが、パトカーは私が好きみたいで、時々、配達中に追跡されます。保育園へ配達してるわけですから、私の走行経路は複雑で、思わぬ場所でスージに入ったりします。それが怪しく見えるんですかね。保育園の駐車場でやり過ごし、やれやれと思ったら近くで待ってんのよね。


    沖縄で警察官が嫌われているかと言えばそうでもなく、人気がある警察官はいます。

    例えば、東村の交番勤務に就いた警察官。交番勤務は通常3年程で配置替えになるところ、この警察官は地域の人達から愛され、村内6地区の区長が揃って、勤務の継続を県警に嘆願しました。その甲斐があって、警察官は定年まで東村に駐在し、退職の日には公民館でお祝いが催されたそうです。




    また、与那原署のある警察官はシマクトゥバが得意で、横断歩道では「わたるめー、なーちゅけーん、みじひだり」などと声かけします。特にお年寄りから人気があり、シマクトゥバを使う講師として、安全講習会に引っ張りだこだそうです。



    二人の警察官に共通するのは、地域と交わり、地域の役に立とうとする心構えが見てとれること。地域の人達に嫌われてしまったら、仕事にならないんですよ。本来はね。


    一方、新品のパトカーで那覇をクルクル回ってる警察官は、仕事柄、地域住民と交わる機会が少なく、話をすることがあるとすれば違反キップを切る時くらい。私の偏見と承知の上で言いますと、彼らに「一度は田舎の交番勤務を経験してみたら?」とか、「シマクトゥバを覚えると仕事に役に立つよ」とアドバイスしても、そうはしないように思えます。

    そんな気配をパトカーから感じ取り、私は「チッ!!」となるのですよ。たぶん。


    2万7千年前のオジぃ、展示中

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      西原町上原の沖縄県立埋蔵文化財センターで、(全身骨格としては)日本最古の人骨を展示中です。



      新石垣空港の建設に伴う洞穴調査で、白保竿根田原洞穴遺跡から20数人分の人骨が見つかったもの。そのうちの4人は頭蓋骨があり、最も骨が揃っている白保4号人骨がこちらです。



      約2万7千年前の人骨で、身長165cmの男性高齢者と推定されています。


      20数人分の人骨がまとめて発見されたことや、このオジぃが手足を強く屈曲させた仰向けの姿勢だったことから、この洞穴は当時の墓所だったと考えられています。埋葬ではなく風葬のため、骨には動物が噛んだ跡が残っているようです。

      そして、冷水刺激を反復することによる外耳道骨腫の症状が見られるそうで、これは海女さんやダイバーに見られるもの。ってことは、このオジぃは海人(ウミンチュ)だったのかもしれません。

      また、上顎の歯の磨耗が激しいことが明らかになりました。充分な道具が無い時代ですから、物を切断したりするために、歯を多用していたのかもしれません。

      いやぁ、色々分かってきましたねぇ。

      既に沖縄で見つかっている山下洞人や港川原人は骨の劣化が激しいため年代測定が難しく、一緒に発掘された木炭などから間接的に年代測定したそうです。一方、白保オジぃの骨は保存状態が良く、年代測定ができたとのこと。いやぁ、素晴らしい。


      沖縄にはヤマトから稲作集団が渡って来たと考えられていますが、沖縄で狩猟生活をしていた白保オジぃの子孫達とはどのように交わったのか、交わらなかったのか。言い換えると、ウチナーンチュはオジぃの直系の子孫なのか、そうではないのか。

      何故、ウチナーグチは古い日本語みたいなのか?

      また、オジぃの祖先は約3万年前に、大陸から海を渡って来たと考えられていますが、黒潮が横切る海をどうやって越えたのか。

      NHK「3万年前の航海」



      ウチナーンチュはいつ、どこから来たのか。そのテーマに一定の答えが出るかもしれませんね。


      それにしても、埋蔵文化財センターが展示品の写真撮影を許していることが素晴らしいです。「なんであかんの?」と思われる場所が多い中、画期的と言えます。



      ついでに言うと、たいして売れてもない民謡歌手のライブで「演奏中の写真撮影やムービーはお断りしてま〜す」とか言っちゃって、くそ生意気な。

      その点、りんけんバンドは心が広いわ。カラハーイのライブ冒頭でボーカルのかーつーが、

      「なお、演奏中の写真撮影や、録音、録画などはですね・・・。どんどんやって下さいねぇ〜、アハハ」

      と必ずアナウンスしてくれます。見習いなさいっちゅうの。


      会社の寿命(5) ヘリ会社のその後

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        ヘリ墜落後のヘリ会社は、事故調査が完了した時期に社長が退任し、今年になって千葉のヘリ会社と合併しました。存続会社は千葉の会社です。

        私はヘリ会社の情報を報道で知るだけですので、内情はよくわかりません。しかし、大まかな流れとしては、社長の辞任後に株主構成が変わり、筆頭株主となった会社が、千葉のヘリ会社に事業譲渡したのではないかと推測しています。


        私が最初に勤めた鉄鋼メーカーが他社の子会社になってしまった事は、世界的な鉄鋼業界再編の一環と言えるので、誰が経営者でも同じ結果になったでしょう。ところが、ベンチャー企業とヘリ会社には事業継続の可能性が大いにありました。

        ベンチャー企業が良からぬ取引に巻き込まれ、金融庁に目をつけられたのは私の入社前の話で、ヘリ会社の遊覧ヘリが墜落したのは、私が退いた後の話です。そのため、私自身は後悔のしようがありません。

        とは言え、ベンチャー企業の本社が取り壊されて跡地にパチンコ屋が建てられたり、沖縄の企業として生きて行こうとしたヘリ会社の名前が失われたりすると、そこはやはり悔しいものです。


        二つの会社はリスク管理が足りなかったと言えます。広く言えば内部統制が効いて無かった。避けようと思えば避けれたリスクが原因で、会社が倒産したり譲渡されたりしたのですから、二人の社長にとっては痛恨の極みだったでしょう。

        利益を上げていた会社は、社会から必要とされていたと言えます。また、将来に渡って事業が継続できる可能性がありました。そんな会社が今既に無いことは、例えば、若くて元気な人が事故で亡くなったことに似ていて、返す返すも残念ではあるけれど、つまるところ、それがその会社の寿命であったのだと考えるほかありません。


        ヘリ会社の整備士と二人で、ヘリの格納庫があった伊江島空港に出掛けた際、タッチューに登ったことがありました。その日の投稿は(→こちらから)






        この会社の将来は明るいと、考えていた頃のことです。


        還暦を迎えるまで残り半年を切り、私は人の名前から木や花の名前に至るまで、知ってるはずが口から出て来なくなってます(笑)。そこで、覚えてるうちにここ10年ほどを回顧しようとした投稿でした。

        長々とお付き合いいただき、ありがとうございましたm(_ _)m


        会社の寿命(4) ヘリの墜落

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          某ベンチャー企業が倒産し、その子会社の航空会社が清算された環境下で、存続が決まった孫会社。

          普通はありえないことが起きた要因には、ヘリ会社の業績が良かったことや、顧客が沖縄の有力企業であったことなどが挙げられます。そして、ヘリ会社の再建に関係した企業や個人の誰もが「沖縄にこの会社を残さなくてはいけない」と強く思っていました。


          ヘリ会社の社長は、新たな収益の柱として、観光客や地元客向けの遊覧飛行に力を入れようとしていました。

          当時、遊覧飛行の料金は那覇空港からすぐ先のチービシまで往復するコースが5万円。5人のグループで貸し切ったとすれば1人1万円でした。



          私は充分その価値はあると思いますが、気楽には払える額ではないことも確かです。私の友人が、お母さんのトゥシビーのお祝いで、家族5人で乗ってくれたことがありましたが、そんな特別な日の行事には良いかもしれません。という価格。


          社長は、もっと安い価格で遊覧飛行を提供したいと考え、私が会社を離れた3年後、遊覧飛行用の小型ヘリを購入しました。会社に設備投資をする余裕ができたのですから、私にとっても嬉しいニュースでした。

          新しいヘリは読谷や本部の仮設ヘリポートに配置され、遊覧飛行の立ち上がりは順調に見えました。

          ところがですね。

          その小型ヘリが古宇利島で遊覧飛行中、海に墜落してしまったのですよ。

          「アッチャー!!」

          機体は水没したものの、乗員と乗客は付近の漁船などに救助され、命に別状はありませんでした。その日の投稿は(→こちらです)


          その日の投稿には「不幸中の幸い」などと当たり障りの無いことを書きましたが、新聞の記事を読んだ時に、この事故は不幸な出来事などではなく人災だと直感しました。

          目撃者によれば、ヘリは古宇利大橋のすぐそばの海面すれすれを飛んでいたそうで、それが事実なら違法です。

          正確に言えばこんなことのようです。上空から海面に急角度で下降したヘリは海面近くで水平もしくは上昇飛行に移るはずでした。ところが、穏やかで透明な海面にパイロットが高度を見誤り、そのまま海面に突っ込んだと。

          会社が命じたのか、パイロットの判断なのか、いずれにせよ乗客を喜ばせるために、安全高度を無視して飛んでしまったということ。社長の責任は厳しく問われるであろうと容易に想像できました。

          「いったい、何をやっとるんだ」って話です。

          (続く)


          会社の寿命(3) 子会社の切り離し

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            某ベンチャー企業の子会社に小さな航空会社がありました。沖縄の離島便(粟国、慶良間、波照間など)を運行していましたが業績はイマイチ。そのまた子会社にヘリコプターの運行会社がありまして、こちらは利益を上げていました。


            例えば、沖縄の放送局や新聞社には自前のヘリがありません。そのため、空撮が必要になる都度、ヘリをチャーターしています。辺野古から那覇マラソンまで、空撮の仕事はいくらでもありました。また、離島で事件があれば、記者をその島まで運びました。

            ヘリを必要とするのは報道機関に限りません。沖縄電力はヤンバル山岳地帯の架線点検をヘリで行いますし、ある調査会社は防衛省から委託されてジュゴンを追跡してました。


            ヘリ会社の社長は、親会社は倒産したけれど、なんとか事業を続けたいと考えてました。そして私に、会社を独立させるまでの仕事を手伝えと言ってきたのです。

            期間限定とは言え、私が沖縄の仕事を断るはずがありません。私は2009年9月に古波蔵のレオパレスに入居し、その日から沖縄生活とこのブログを始めました。


            親会社の某ベンチャー企業は倒産し、子会社の航空会社は休業状態。その下にヘリ会社がぶら下がっている構造です。

            ヘリ会社を独立させる手順としては、まず、親会社である航空会社を清算し、ヘリ会社を切り離します。ヘリ会社は親会社に多額の債権があったため、親会社の清算により債務超過となりました。

            次に、沖縄の企業として事業を継続させるために、沖縄で出資者を募りました。また、当面の運転資金を調達するために、銀行に融資の申請をしました。

            普通は、債務超過の会社に出資をする会社はありませんし、融資をする銀行もありません。そこを、ヘリ会社がこれまで黒字を継続していることや、親会社の倒産による債務超過には解消の見通しがあることなどを訴えたわけです。

            結果として、沖縄の数社が出資に応じてくれ、社長を筆頭にバランスの良い株主構成となりました。そして間も無く、銀行が融資を決めてくれました。

            たいへん結構な結末となり、社長も私も大いに喜びましたが、私の仕事が終わってしまうのが困ったものでした(笑)


            次の写真は、那覇市内の遊覧飛行に便乗した時のものです。その日の投稿は (→こちらです)


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            念願の沖縄生活を始めて7年になりました。
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