港川の石巻き落とし漁法

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    ここは八重瀬町の港川漁港です。そうそう港川原人の港川。

     

     

    この漁港のあちこちにこんな石が積んであって、前々から不思議に思ってたんですよ。この日、用途がわかりました。

     

     

    この石に餌を付けた針を乗せて、釣糸でグルグル巻きにするわけですね。

     

     

    この図では説明用に釣糸が少なめですが、実際は糸をグルグル巻いて、バラけないように最後に糸を挟みます。

     

    これをあらかじめ沢山用意しておいて、舟で漁にでます。そしてポイントに着いたらこの石を海に落とし、石が海底に到達したら、糸をクイッと引いて石をバラします。

     

    名付けて「石巻き落とし漁」。

     

     

    この漁の利点は、

     

    (1)石がオモリの役目を果たすのでオモリがいらない。

    (2)石が重くて流されないので、狙ったポイントに落とせる

    (3)餌を糸で巻いているため、海底に着くまでの間に雑魚が食わない

    (4)石が海底に着いたら糸を引いて石をバラすので、魚のヒキが直接伝わる

     

    つまり、釣糸、釣針、餌というシンプルかつ低コストな道具で漁ができるということ。

     

     

    港川漁港の漁師は今もこの漁法で漁をしているので、漁港に沢山の石が用意されているわけです。

     

    石灰岩の隣りにこんなものが積んでありました。

     

     

    石灰岩は適度なサイズに割る必要がありますが、セメントならサイズが揃います。手間をかけるより、多少のコストは仕方がないってことなんでしょう。

     

     

    ところでこのセメントは何かに形が似ているなと思ったら、そうそう、この形。

     

     

    豆腐のパックで作ると、いいサイズになるんですね。セメントが固まった後の始末も簡単そうです。

     

     

    ところで、港川沖合いの海底はどうなっているのか。何十年、何百年も港川の漁師が石を落とし続けたので、漁のポイントには石が積み上がって良い魚礁になっていることでしょう。

     

    それを見たダイバーが「海底遺跡発見」と騒いだら楽しいのに、さっきの豆腐がね。残念だなぁ。あれでは海底遺跡とは思わないよなぁ(^^)

     


    北谷町謝苅原(じゃーがるばる)

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      一つ前に投稿した謝苅の映画館(ナポリ座)跡。ここが謝苅青年会エイサーの演舞ポイントの一つだと聞きました。

       

       

      私は謝苅が北谷町の字だと勘違いしてましたが、正しくは北谷町字吉原謝苅地区です。

       

      ナポリ座前のバス停は原名(ハルナー)で謝苅原。地元ではこの辺りを謝苅三叉路と呼んでいるようです。

       

       

      字吉原にもう一つ青年会がありまして、それが栄口(えぐち)青年会。

       

       

      北谷町を代表する二つの青年会が隣り合わせなんですね。素晴らしいじゃないですか。

       

      今年の全島エイサーは中止かもしれませんが、道ジュネーはやるでしょう。その場合、今年は謝苅と栄口のエイサーを観に来たいと思います。

       

       

      沖縄の芸能界に詳しくない方は退屈な話かもしれませんが、よなは徹と松田一利は共に謝苅出身で同い年(1976)。

       

       

       

      そして、二人の師匠がやはり謝苅出身の松田弘一さん。沖縄民謡界の大御所でしたが、昨年、お亡くなりになりました。

       

       

      その松田弘一のお嬢さんが松田しのぶ(写真右)で、同じく謝苅出身のチアキ(写真左)と同級(1972)。

       

       

      チアキと旦那(かんなり)のユニットは「しゃかり」。謝苅をしゃかりと読み替えたんですね。

       

      あっ、それから(写真中)は彩風の仲田かおり。彼女は石垣島出身です。

       

      北谷町の一集落に、何という芸能人密度。とは言え、すぐそこに芸能人が住んでるのが沖縄ですから、これが普通なのかもしれません。

       

       

      ところで、北谷長老酒造工場前の坂道でお分かりのように、謝苅は急斜面に形成された集落です。これほど立地の良くない集落は珍しいと思うほど。

       

      そしたら、やっぱりと言うか。戦後、米軍に占領されて、北谷の平野部を追い出された人達が、謝苅原に移ったんですね。松田弘一さんのお父さんの世代だと思います。


      北谷長老酒造工場前の坂道

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        北谷長老の酒造所前に急な坂があると聞いて、急坂マニアの私が出動しました。

         

        ところがねぇ。私はおそらく本島で一番急なアンマーウンケーの坂を経験してるので、どこへ出かけても負ける気がしないのよね。

         

        豊見城のむっちゃ急な坂道 

         

         

        しかし、北谷長老は好きな古酒。酒造所の前を通りつつ、心の中で「頑張れ!!」と呟くことにヤブサカではありません。

         

        さて、着きました。

         

         

        ここから、あの丘の上まで一気に駆け上がるわけですね。

         

        ここは北谷町字吉原。私は謝苅(ジャーガル)が北谷の字だと思ってましたが、字吉原に属する地区の一つなんですね。

         

         

        登ります。

         

         

        右手に北谷長老酒造所。

         

         

        おお〜!!

         

         

        来た来た(^o^)/

         

         

        やるじゃないですか。

         

        健闘しましたが、アンマーウンケーの坂と比べると距離が短く、傾斜に恐怖を感じません。

         

        これは与那原町板良敷の次郎坂と同等の急坂と言えるでしょう。つまり、本島2位クラス。真和志高校の地獄坂より距離は短いものの、傾斜は上だと思います。

         

         

        こちらが北谷長老酒造工場。

         

         

        北谷長老はいい香りのお酒です。沖縄最古の酒造所の一つですが、家族経営なので出荷量は少なめ。当初は北谷にしか出回っていなかったそうです。

         

        そして、このオジィが北谷長老こと南陽紹弘禅師。北谷生まれの僧侶で首里の建善寺の住職を務めました。

         

         

        キャンプフォスターの第3ゲート近くから見える基地内の小さな丘に北谷長老の墓所があり、長老山と呼ばれています。

         

         

        首里から北谷に戻った北谷長老が開いた樹昌院。臨済宗の寺院で、北谷町字大村にあります。

         

         

        ぼ、ぼうず丸儲け(笑)

         

        ではなくて、北谷が生んだ立派な僧侶を、町をあげて盛り上げてるってことでしょう。

         

         

        最後に、謝苅の映画館(ナポリ座)跡に寄りました。1950年代の映画館ですが、なかなかオシャレな建物です。

         

         

        謝苅青年会のエイサーを見る時は、ここに立っていれば良いそうです。

         

        さて今年の夏。エイサーは見れるのか。


        今年のゆり祭り

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          GWに開催予定だった伊江島のゆり祭りが中止になり、先週から村の職員が花の摘み取りを始めています。

           

           

          伊江島行きのフェリーが出る本部港では、乗客に来島目的を聞いて、観光目的ならば自粛をお願いしてるそうです。

           

          GW前に花の摘み取りを始めたのは、観光客に来島を断念させる意図があります。満開のゆりの花があれば、空気の読めない観光客が来るでしょうからね。

           

          それにしても、GW期間中に那覇空港へ到着する人の数が6万人。親が危篤とか、嫁が出産とか、そんな人が6万人もいるんですねぇ(^^)

           

           

          一方、こちらは識名の大石公園。伊江島とは規模が2桁くらい違いますが、毎年、ジミ〜にゆり祭りを開催しています。もちろん、今年は中止です。

           

          ゆりの花がどうなっているか寄ってみました。

           

           

           

          観光客が集まる場所ではないので、花を摘み取る必要はありません。来たければ来いの構え(笑)

           

          この日、公園で会ったのは、空手を練習中のオヤジ一人と、小さな男の子を連れたお母さんだけでした。

           

           

          大石公園の丘の上に大きな岩があります。おそらく名前の由来になった岩。

           

           

          雰囲気でお分かりと思いますが、ここは御嶽になっていて、岩の上に拝所があります。

           

           

          大岩のそばから眺める那覇の街が爽快です。

           

           

           

          毎日おウチでヤーグマイしている皆さん。天気のいい日に大石公園でゆりの花を見て、那覇の街を眺めてはいかがでしょう。

           

          「うわぁ〜!!」とから「ギャー!!」とか、色々な意味で声を出すのもいいと思います(笑)

           

          まあ安心して下さい。私が紹介したぐらいで人は集まりませんから(^^)


          今日は清明(シーミー)

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            今日は清明(シーミー)。今週末から月末にかけて、ウチナーンチュはお墓で御先祖様とお祝いをします。

             

             

            沖縄県医師会がコロナウイルスの感染拡大を予防するために、かなり気を使いながらも、警告を出しました。シーミーの規模を縮小して代表者だけ拝めとか、体調の悪い人は参加するなとかですね。そして、東京や大阪など、感染者の多い地区から帰省した人をシーミーに参加させるなと。

             

             

            私の近辺でも「今年は掃除だけ」などと言ってる人はいます。もちろん、それが正解なのですが、そうはいかないだろうなと思います。まして、ナイチから帰ってきた人を参加させないなんて、ちょっと考えられません。

             

            迎える側がそうなんだから、帰省するほうが気を使えって話です。帰省者がいなければ、ウイルスは持ち込まれないのだから、例年通りのシーミーを開催してもかまわないことになります。

             

             

            シーミーは屋外なので多少は救われますが、救われないのが宮古島のオトーリです。こちらは屋内。

             

             

            宮古島市長が宴会の自粛と、やむをえず開催する場合にはオトーリをやめるよう、訴えました。

             

            ところが、感染者ゼロの宮古島。「そんなこと言うのなら、空港を閉鎖しろ」と反発の声があがりました。

             

            そしたら宮古島市長は「私に空港を閉鎖させる権限は無いし、島に来るなとは言えない」と。

             

             

            シーミーに帰省する人や観光に来る人に、島に入るなとは言えません。言えないからこそ、気を使って欲しい。


            勝手なことを言いますが、て言うか、そんなことは誰も口にはしませんが、でもまあ、そんな感じです(^^)


            国頭サバクイの故郷「比地大滝」

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              国頭村の比地(ひじ)大滝へ行ってきました。観光で沖縄に来て「比地大滝へ行ってこよ〜ね」と言う人が多い中、私は行ったことがなかったのよね。で、この日はそれを解決しようと。

               

              遊歩道入口から大滝までの距離は1.3km。徒歩で40分ほどかかりました。

               

              こちらは、ちょうど中間点にある吊り橋です。

               

               

              山へ登ってるのですから、傾斜は厳しくなる一方です。吊り橋で距離は半分でも、体力的には1/3くらいと思っておくべきでしょう。 

               

              だから、吊り橋を過ぎると遊歩道はこんな感じです。

               

               

               

              比地大滝の背後の山は与那覇岳。沖縄本島の最高峰ではありますが、標高は500mほどです。


               

              比地大滝から比地川を遡った与那覇岳の中腹を大国林道が通っていて、比地川に架かってる橋が長尾橋。その周辺は長尾山と呼ばれています。

               

              そこは沖縄の木こり歌「国頭(クンジャン)サバクイ」が生まれた場所です。



              2分40秒あたりから。

               

              (サー)長尾山樫木や

              (ヨイシーヨイシー)

              (サー)重さぬ引からん

               

              長尾山の樫木は重くて引けない

               

               

              遊歩道の脇に、炭焼き窯の跡がありました。円形の石組みと手前に出入口。

               

               

              長い材木は比地川に流し、炭は背負って山を下りたのかもしれません。このような炭焼き窯はヤンバル山中の、あちこちにあったようです。

               

               

              大滝を眺めながら、頭の中では国頭サバクイがリフレイン中。大滝さんもナマで聴いたことがあるでしょうね。

               

               

              道中に寄った、東村慶佐次のウッパマビーチ。

               

               

               

              大宜味村喜如嘉のオクラレルカ畑。ちょっと早かった。満開まであと1、2週間。

               

               

               

              嘉手納シーサイドのシーフードガンボが絶品。絶品過ぎて、本物は撮り忘れた(^^)

               

               

              店の兄ちゃんが「香辛料がキツいので、駄目な人は駄目です」と言ってたけど、その通り。私が絶品と言っても、誰もがそうではありません。


              今日の小ネタ

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                (1)感染防止

                 

                隣のこーちゃんがかまって欲しそうにしてたので、感染防止のアドバイスをしてあげた。

                 

                C「向かいの中華料理店に中国人の団体が来るだろ?」

                 

                こ「来ますねぇ。随分減ったけど」

                 

                C「中国人がバスから降りてくるとな。ウチのオヤジが店の扉を閉めんねん」

                 

                こ「ギャハハ!!」

                 

                C「ほんでな。全員が店に入ると開けんねん」

                 

                こ「完璧じゃないですか」

                 

                C「だろ?。貴方も見習いなさいよ」

                 

                こ「えっ?」

                 

                 

                C「常に向かいの様子を注意しておいてだな」

                 

                こ「いや、ウチはちょっと(笑)」

                 

                 

                (2)子供の叱り方

                 

                日曜日以外の毎日、来る日も来る日も保育園に通うのが私の仕事。ちょうど登園の時間と重なるので、私はほとんどのお母さんに見覚えがあります。(お母さん達も八百屋のオヤジは知ってる)

                 

                合計すると園児が千人、お母さんが千人。

                 

                子供との接し方は色々ですが、いつも「これはいいことだなぁ」と思うのは、こんなお母さん。

                 

                 

                大声をあげて子供を叱る(て言うか罵る)お母さんがいる一方で、子供と向き合い、言って聞かせる姿勢ね。

                 

                「頑張れお母さん」と言いたくなるわぁ。

                 

                 

                (3)シマの掟

                 

                農連プラザの某店で働いているニーセーの実家は某離島。

                 

                この度、島に住むお父さんが亡くなったので、彼が奥武山公園ほどの土地を相続することになりました。

                 

                 

                そして、島の土地を相続する者は島に住むのがシマの掟。彼は仕事を辞めて島に帰ることになりました。

                 

                もちろん、日本にそんな法律はありません。しかし、島の中ではシマの掟が法律よりも上位にあるのよねぇ。

                 

                どこの島かは内緒ですが、奥武山公園より広いとだけは言っておきましょう(笑)


                「那覇を散歩したい」と言われたらどうするか

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                  与儀公園の桜がいい感じに咲いてきました。

                   

                   

                  今週末から来週末にかけて、見頃を迎えるのではないでしょうか。

                   

                   

                  一週間ほど前、日差しがキラキラしてきたなと思ったら、今週の那覇はすっかり春になりました。気温もだけど、日差しが春。

                   

                   

                   

                  さて、県外からのお客さんに「那覇を散歩したい」と言われたらどうするか。

                   

                  これが簡単なようでなかなか難しい。特に私は「沖縄の風景」を10年続けているので、それなりの内容が求められるでしょう。つまり、読者に「なるほど、そう来たか」と言わせたい(笑)

                   

                   

                  散歩の時間を午前9時から午後1時までの4時間として、どんなコースを歩くのか。

                   

                  そしてお昼はどこで食べるのか。

                   

                  首里石嶺の「御殿山(うどぅんやま)」か、

                   

                   

                  首里末吉の「下門(しむじょー)」か、

                   

                   

                  地元国場の「潮間ぬ前(すーまぬめぇ)」か。

                   

                   

                  これが難しい。て言うか一つを選ぶのは無理なので、前後の予定を考慮することになるでしょう。

                   

                   

                  「那覇の散歩」は近日公開します。過去の投稿を振り返りつつ、再度歩いてコースを決めようと思います。那覇と首里は分かれるかもしれません。

                   

                  そして、「コザの散歩」とか、「南城の散歩」とか、続けたいと思います。

                   

                  投稿した後、「あーが良かった、こーが良かった」になるに決まってるので、投稿を勝手に修正して、やがて完成を迎えると(^^)


                  そんな感じで進めます。


                  天願の日曜日

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                    以前、TV番組でHYの仲宗根泉さんが安慶名グスクを紹介してました。そして、具志川一番のおすすめスポットは宇堅ビーチであると。

                     

                     

                    そう言われると行ってしまうのがこの男(私)。一つ前に投稿した安慶名グスクに続いて宇堅ビーチを訪ねました。

                     

                     

                    バーベキュー設備やシャワーなどが整っている快適なビーチ。

                     

                     

                    沖縄本島のこうしたビーチが人工ビーチであることは、もはや了解事項です。

                     

                     

                     

                     

                    宇堅ビーチの北にある昆布ビーチはこぢんまりとした自然のビーチ。この日は米国人グループが遊んでいました。

                     

                    十人ほどの女性グループで、お母さんが一人と残りは中学生以下の子供ばかり。シートを敷いて軽食をとったりおしゃべりしたり。全員が水着なので、いつでも海に入れます。

                     

                     

                     

                    宇堅と昆布に挟まれた天願には、海兵隊の「キャンプ・コートニー」があります。集落の大半が基地と米国人居住区なので、当然、米国人の密度が高いわけです。

                     

                    ウチナーンチュは道を歩かないので、歩いてるのは米国人ばかり。家族連れがいたり、ジョギングしてる人がいたり。基地の近くにはステーキハウスやカフェ、タコス屋などがあり、カフェのテラス席にいた数人の客は米国人だけでした。

                     

                     

                    これは米国人の日常生活そのもの。沖縄でアメリカンな雰囲気に浸りたい場合、行くべき場所は北谷でもコザでも金武でなく、天願だとこの日私は確信しました。

                     

                    近くにビーチがあってレストランもあるんですから、わざわざ西海岸やハワイまで行く必要が無いじゃないですか(観光地巡りや買い物が目的の方はどうぞ行って下さい)。

                     

                    米国人居住区の空き家を10日ほど貸してくれないものかと本気で思いましたよ。基地内の施設を利用させていただけるものなら、なおよろしい(^^)


                    西原集落の散歩(3)西原集落

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                      JUGEMテーマ:地域/ローカル

                       

                      島添大里グスクへ向かう道路の整備が進み、グスク前には大里城址公園交流体験センターと広い駐車場が完成しています。

                       

                       

                      カフェ風の食堂も開業して、観光地としての体裁が整ってきました。

                       

                       

                      西原集落の散歩を続けます。

                       

                      西原集落へ入るとすぐに、立派な石塀が目に入りました。グスクの城壁跡よりもずっと立派(^^)。その奥に勢いのある大きなガジュマル。

                       

                       

                      ここは、集落では大殿内(うふどぅんち)と呼ばれている西原ノロ殿内です。

                       

                       

                      奥の建屋には、歴代の大里按司とノロの位牌が祀られているはずですが、人が集まっていたので近寄ることは遠慮しました。

                       

                      西原ノロは大里按司の末裔だそうです。

                       

                       

                      こちらは集落最上位の拝所で「ウフユー」。年中行事では、ここで最初の拝みが行われます。ウフユーは大昔。

                       

                       

                      すぐそばにある井戸が「ウフユーヌカー」。カーウガミはここが起点です。

                       

                       

                      こちらの拝所は「ニーウコール」。中国との交易で持ち帰った香炉をこの祠に納め、中国へ出発の際に航海の無事を祈ったそうです。ウコールは香炉。

                       

                       

                      西原集落の拝所や井戸はいずれもきちんと整備されていて、拝みの場として生きています。

                       

                      正しい沖縄の集落は植栽や石塀に品位を感じるし、

                       

                       

                      道端の祠だけではなく、庭の木や花の一つ一つに意味があるような気さえしてきます。

                       

                       

                      ウフユー(大昔)って南山時代ですからね。南山王国の建国が14世紀初頭ですから700年近く前。それ以来、途切れることなく集落の営みが続いているということですね。

                       

                      (終わり)


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                      念願の沖縄生活を始めて10年になりました。
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