チャーヌラーリーンヤサ

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    今朝の沖縄はこの冬一番の寒さでした。

     

    この寒々とした写真は午前5時過ぎの与儀交差点。気温は10度をやや越えるくらいだと思います。

     

     

    ナイチ方面から「10度もあって何が寒いかっ!!」と声が聞こえてきますが、寒いものは寒いのよね。ラニーニャ現象だそうで、なんじゃそりゃ(笑)

     

    とは言え、私はインナーを付けたジャンバーを着てるだけ。マフラーや手袋は付けてませんので、確かにそこらへんが沖縄ではあります。

     

     

    さて、そんな寒い朝の某保育園でのこと。

     

    調理師A「えっ、今日の納品はこれだけね?。何でね」

     

    調理師B「そのために検品するんでしょ。早やくやりなさいよ」

     

    調A「でも、たったこれだけって。本当にこれだけね?」

     

    調B「もぉ、早くっ!!」

     

    調A「ギャハハ!!。チャーヌラーリーンヤサ!!」

     

    C「今、何て言った?」

     

    調A「チャーヌラーリーンヤサ」

     

    C「チャーヌラーリーンヤサ?」

     

    調A「そうそう。アクセントは変だけど」

     

    C「もはや日本語とは思えんな(笑)」

     

    調B「AさんもCさんも、早く検品してちょうだい」

     

    と、私もヌラーリーンされたのでした。

     

     

    調理師の多くは中年の女性で、最後のウチナーグチ世代。普段は標準語ですが、何かの拍子にウチナーグチが出てきます。

     

    それが今朝は「チャーヌラーリーンヤサ」(笑)

     

    ウチナーグチの叱るはヌラーン。それが受け身になってヌラーリーン。「叱られるよ」はヌラーリンドーです。

     

    調理師Aさんは「いつも叱られてばっかりヤサ」と言ったのですね。ヌラーッタンでもOK。

     

     

    もちろん育った環境によりますが、性格が明るい人ほど、ウチナーグチを多用する傾向がありそうです。私はそんな明るい調理師数人をマークしていて、毎朝ワクワクしつつ「何かの拍子」に備えていると。ほんま、ワクワクするのよこれが(笑)


    クリスマスのヌクヤー小(グヮ)

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      こちらは豆腐屋のヨシエさん。

       

       

      写真に撮ればこんな感じ。

       

       

      そのヨシエさんと、今朝、こんな話になりました。

       

      C「昨日、チョコレートをくれただろ」

       

      ヨ「うん」

       

      C「クリスマスの何って言った?」

       

      ヨ「あぁ、ウフフ。ノコリモノ。クリスマスのノコリモノ(笑)」

       

      C「翻訳せんでエエから」

       

      ヨ「ヌクヤー小(グヮ)よぉ」

       

      C「ギャハハ!!」

       

      ヨ「アハハ。クリスマスのヌクヤー小(笑)」

       

      C「ギャハハ!!。何でこんな楽しいんか分からんな(笑)」

       

      ヨ「分からんね。アハハ」

       

      C「ヌクヤー小ね(笑)」

       

       

      ウチナーンチュ同士なら笑うはずがないこの会話。ヨシエさんのキャラと可愛く発音する「ヌクヤー小」がマッチして、なんとも楽しいのよ。

       

      では、読者の皆さんもご一緒に。

       

      「ヌクヤー小(グヮ)よぉ。アハハ。クリスマスのヌクヤー小(笑)」


      でらんばぁしてる(笑)

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        いつものようにスーパーのレジで支払いをしていた時のこと。

         

        私が渡した一万円札を飲み込んだレジが、釣り銭を吐き出すまで、いつになく時間がかかりました。

         

        (写真はイメージね)

         

        そしたらレジのオバはんが「あれ。このレジ、でらんばぁしてる」と。

         

         

        「でらんばぁしてる」(笑)

         

        ナイチャーの私では決して思いつかない言い回し。それがサラッと出てきた時の楽しさといったら。この時も「プッ」と吹きそうになりました。まあ、ウチナーンチュには私の楽しさを理解してもらえないでしょうけどね。

         

         

        「でらん」+「ばぁ」+「してる」

         

        最高じゃないですか(笑)。3つの単語のそれぞれがいかにも沖縄風。それが合わさって更に沖縄度が上がります。

         

         

        ゆいレールに乗ったことがない相棒のAは、切符の買い方を知りません。どうやっても切符が出てこず、やがて駅員に「でらんけろ」と言うでしょう。

         

        また、沖縄では飲食店が満員の時などに「いっぱいしてる」と言います。

         

        そして問題は真ん中の「ばぁ」。ホテル・ハイビスカスで能登島が美恵子に「ちゃんと食べないと大きくなれんばぁよ」と言いました。

         

        当時私はこの「ばぁ」を幼児語と思っていました。ところが沖縄に来てみれば、おっさんでも「ばぁ」を連発してますね。

         

        A「もしもし。いつになったら帰って来るばぁ?」

        B「すぐ帰るばぁよ 」

         

        A「そこで何してるばぁ?」

        B「ドアが閉まらんばぁよ」

         

        「ばぁ」を使う大人は、幼児性が残ったままな印象を私は受けますが、どうなんでしょ。

         

         

        「でらんばぁしてる」の時、レジのオバはんは困ったと言うより、呆れた顔をしてました。語感としては「なまけちゃって呆れたレジだね」なんでしょうかね。

         

        ウチナーンチュの皆さん。何気ない会話の中でナイチャーがクスクス笑ったり、プッと吹きそうになったとしても不思議に思わないで下さい。失礼とは思いますが、決して悪気はございませんので。はい。


        フッチャのガッチャのフッチャ

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          沖縄で人気のきいやま商店です。



          両側が兄弟です。青が兄のリョーサで黄が弟のマスト。真ん中の赤が従兄弟の大ちゃん。三人の親父が兄弟で、当然じいちゃんは同じ人ですね。

          そのじいちゃんは長男だそうで、そこを起点に三人を八重山方言で説明すると、こうなるそうです。

          (リョーサ)
          フッチャのフッチャのフッチャ

          (大ちゃん)
          フッチャのガッチャのフッチャ

          (マスト)
          フッチャのフッチャのガッチャ

          大ちゃんを大和語で「長男の次男の長男」と言っても面白くないけど、方言で言うとこれが面白いのよね。


          私が面白がるのはナイチャーだからですが、きいやま商店の三人はこれをMCのネタにしていて、ウチナーンチュの客も何故かウケるわけよね。

          これはきいやま商店に限らず、沖縄の民謡歌手もウチナーグチを使ってMCを盛り上げようとします。

          これはウチナーグチが希少価値を持ってきたことが理由かもしれません。つまり、非日常の面白さ。


          東京や大阪でも頻繁にライブをやってるようですから、是非、お出かけ下さい。

          フッチャのガッチャのフッチャ(笑)


          欲しい方、ご自由に貰って下さい

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            JUGEMテーマ:地域/ローカル


            一つ前の投稿で紹介した貼り紙。

            欲しい方ご自由に貰って下さい。



            これが、余って手に負えなくなったゴーヤなどを並べる場合は「みんな貰って下さい」。


            私が「ナイチャーならクスッと笑える文章ですよね」と言ったら、読者のうちなーんちゅさんが「これが一番しっくりくる」と。「じゃあ、何て言うんだ?」と(笑)

            わかります。私も言葉使いがウチナー化してるので、例えば、保育園で貰ったセンベイを相棒のAと分ける時は「おい、これ貰うか?」と言います。

            これはウチナーグチの勉強の一つで、私はAが何て答えるかを聞きたいのよね。ところがAは「エシャを与えないようにしてくらさい」などと、しょうもないことを言うので、役に立たないヤツです。


            テレビの話に戻ります。問題を簡単にするために、貼り紙に「このテレビ、タダで貰って下さい」と書いてあったとしましょう。

            ナイチだと「このテレビ、タダで差しあげます」と書きますね。主語を補足すれば「(私は)このテレビを、タダで(貴方に)差しあげます」。

            暗黙の主語が「私は」なので、動詞は「差しあげます」になるのがナイチでは自然。「貰って下さい」とはまず言いません。


            話を変えましょう。

            オバぁがバスに乗って、孫娘の住む街に向かっています。そしてバス停では孫娘がオバぁを待ってます。ところが、なかなかバスが到着しないので、心配になった孫娘がオバぁに電話しました。

            孫娘「オバぁ〜、まだね〜?」

            オバぁ「やがて来るはずよぉ〜」

            これがナイチだと「(私は)もうすぐ着くわよ〜」。暗黙の主語が「私は」なので、動詞が「来る」になりようが無いんです。


            沖縄でも、主語は「私は」で始まってるはずなんだけど、どういう訳か、動詞の直前でクルッと気が変わるんですよ。

            そこで、

            「このテレビ、タダで(貴方から見て)貰って下さい」

            「やがて(貴方から見て)来るはずよぉ〜」

            と、動詞の直前に「貴方から見て」と入れれば、辻褄が合います。ウチナーンチュは暗黙のうちにこの言葉を挟んでいるということ。

            何でそうするかについては、ウチナーンチュの「相手を立てる気持」、「相手の立場に立つ気持」、「相手を敬う気持」などと解釈すれば、美しくまとまります。


            「この文章の主語は何でしょう」なんて問題が現代国語の試験に出るくらいですから、主語と動詞の関係は揺らぎます(笑)。これが古文になると、より難解になった記憶があります。

            随分前に、ナイチとウチナーで異なる言い回しが選ばれて、言葉が枝分かれしたんでしょうから、今更相手に合わせるなんて無理ってモンです。


            だから、まあ、これはこれでいいんじゃないでしょうか(笑)


            今日のゆんたく

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              (1)マックスバリュ牧志店で

              レジ「えっ、ポカリって204円もすんの?」

              C「それを私に言われましても」

              レジ「アハハ、まあね。WAONカード出して」

              C「税別200円からだろ?」

              レジ「税込よ。今日はポイント2倍だし」

              C「えっ、そうなの?。太っ腹ぁ」

              レジ「ウフフ」

              C「204円のところが203円。のところが202円」

              レジ「なあに、それ」

              C「太っ腹はちょっと言い過ぎたな」

              レジ「(笑)」


              (2)某青果店で



              C「お〜い」

              A「なんね」

              C「まず、自分の荷物を台車に置いて、俺が使えないようにしてから、他のことをするのはやめなさい」

              A「あっ、車をよ。まだ取ってきてないわけさ」

              C「だから、仕事の順番を考えろよ」

              A「はいはい、しゅいましぇんね」

              C「お前の『しゅいましぇんね』は、『それ以上は言うな』くらいの意味だろ」

              A「も〜、うるしゃいわけよね」

              C「ふん、やっぱりな」


              (3)農連市場のあるお店で

              ネェネェ「も〜、あれは大嫌いっ!!。『俺は客だ』ばっかり言ってから」

              C「あんなオヤジはスナックに行ったらなんぼでもおるで」

              ネ「何様だわけ?」

              C「あんなのはな。3千円のスナックで、5千円のサービスを求めるわけよ」

              ネ「なんでそうなるのよ」

              C「客だから(笑)」

              ネ「バカみたい」

              C「スーパーで5千円分買い物をして、3千円しか払わないって言ったら笑われるだろ?」

              ネ「あっ、ほんとだ。それと一緒よね」

              C「だから、バカみたいじゃなくてバカなのよ」

              ネ「ざまあみろ(笑)」

              C「最初っから5千円の店に行けばいいと思うけど、そしたら今度は1万円のサービスを求めるのよね。客だから」

              ネ「あっ、そうか」

              C「どこで飲んでも楽しくないと思うわ」

              ネ「なんか、かわいそうね」

              C「かわいそうなのよ」


              風上に置けないウチナーンチュ

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                嫌なヤツを「風上にも置けない」と言いますね。嫌なヤツは臭いので「風上に(も)置けない」ことが言葉の由来。

                ウチナーンチュの中には、良い匂いがして「風上に置きたい」人もいれば、臭くて「風下に置きたい」人もいます。


                ちょっと前に、風下に置きたいタイプの中年ウチナーンチュに喧嘩を売られたことがありました。

                「ワンネー、ナンチャラカンチャラ(略)、スッゾー」とか言うてましたね。

                言ってることは100%理解できて、

                「俺はウチナーンチュだ。ナイチャーのお前がここで何してる。生意気なことを言ってると痛い目にあわせるぞ」

                ってこと。

                シマに入ってきたナイチャーを異物と見なすのよね。言いたいことは分かるから「はいはい」で終わらせれば良いものを、このナイチャー(私)は、つい「ふざけんなよ」と。

                (A)「お前な。『俺はウチナーンチュだ』って言ってるけど、お前が今、わざわざ喋ったのはウチナーヤマトグチ。大和口の一種やねん。あいにくやけどな、大和口ならお前より俺のほうが上やぞ」

                (B)「ほら、一緒に来い。市場のオバぁに会わせたるから、そこでちゃんと喋ってみろよ。喋れんだろっ!!。ウチナーグチも大和口も喋れんで、お前は一体誰やねんっ!!」

                (C)「お前らの年代の言うことは決まっててな『オジぃやオバぁのウチナーグチは聞けるけど、自分は喋れません』。そらぁ、お前はそんでええかしらんが、お前の子供も喋れんだろ。お前のせいやぞ、ボケッ!!」


                (B)の前半あたりで、中年男があっちへ行ったので、それ以降は怒りがおさまらない私の独り言です。

                え〜い、気分が悪いわ。


                気分が悪いついでに話は変わりまして、最近の那覇バスターミナル跡です。鉄骨の左手に仲島の大石。



                来年の完成で、こうなるみたいです。



                ほっほぉ。未来都市みたいで、ええですなぁ(笑)

                私が沖縄に来て撮った写真が、「昔沖縄」になるなんて。ねぇ。


                アカマヤが落ちる

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                  今朝の農連市場。カマボコ屋のトモコオバぁが「おいでおいで」するので、用は無いけどバイクを停めました。

                  「某商店のオヤジがよ、空き箱を持って来たわけさ。ほれ、あんな沢山。ハナクソも出さんオヤジがよ。フッフッフッ。アカマヤが落ちるさ」


                  「アカマヤが落ちる?」

                  その時私は赤い猫が屋根から落ちるシーンを想像しましたが、何で赤いのかが疑問です。


                  今朝は最初に向かう保育園が弁当会で配達がありませんでした。少し時間ができたのでアカマヤを調べてみたら、こいつでした。



                  フタイロウリハムシ。漢字で書けば二色瓜葉虫で、瓜科の植物を食べる害虫です。幼虫は根を食べ、成虫は葉を食べるそうですから、一生瓜を食べ続けてるってこと。本土のウリハムシは黒く、赤黒二色は沖縄の固有種です。

                  生命力が強く完全に駆除することは難しいとのこと。こんなのに食われたぐらいでは枯れないほど瓜が成長するか、その前に枯らされるかの勝負です。

                  瓜科の植物と言えば、ゴーヤー、ナーベラーからカボチャに至るまで、沖縄の大切な食材ばかり。そこにくっついていたアカマヤがバタバタと地面に落ちたら、そりゃあトモコオバぁもびっくりするでしょう。


                  さて、配達が終わり市場に帰ったらトモコオバぁが片付けをしてました。

                  C「アカマヤはナーベラーにくっついてる虫か?」

                  ト「何言ってる。赤の猫さ」

                  まあ、どうでもええわ(笑)


                  そんなことより、私は今、農連市場のあるオヤジに怒り心頭で、これから泣かしに行くところです。今日の投稿にちなんで、今後そのオヤジをアカマヤ、もしくはフタイロウリハムシと呼ぶことにします。

                  こんな時にウチナーンチュなら「死なす」と言いますが、「泣かす」でやめておくのが私の優しいところ。ただし「死なす」が単なる威嚇なのに対して、私の「泣かす」はマジなので、そこがちょっと違う。

                  詳しく書くと分かる人には分かるので、これで終わります。(^o^)/


                  ちゃーびらさい

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                    某青果店に、コンニャク屋のおばさんが集金に来ました。

                    コ「ちゃーびらたい」

                    C「お〜、久しぶり」

                    コ「久しぶりって、さっき会ったさ」

                    C「いや『ちゃーびらさい』が久しぶり」

                    コ「分かるの?」

                    C「分かるよ。いやぁ、ナマの『ちゃーびらさい』はいいわ」

                    コ「(笑)」


                    「ちゃーびらさい」はごめんください。他家を訪ねた時に使います。単に「ちゃーびたん」でもオッケーですが、コンニャク屋から見れば某青果店はお客さん。丁寧に言ってくれました。

                    「ちゃーびらさい」を「こんにちは」と訳す場合もありますが、道で会った時に「ちゃーびらさい」は変です。そこは「ハイサイ」と言いましょう。

                    ハイサイ、ハイタイと同様に、女性は「ちゃーびらたい」と使います。


                    こちらがコンニャク屋の店舗。真ん中の柱のやや右に「ちゃーびらたい」のおばさんが座ってます。

                    なんと、テレビCM中(→YouTube)




                    大阪では、商人がこんなことを言います。

                    「お出でやす」に「御免やす」は蔵が建つ

                    蔵を建てたいなら「御免やす」と言われる前に「お出でやす」と言いなさい。の意味。

                    この教えに従えば、「ちゃーびらさい」と言われる前に「お出でやす」と言うべきですね。言わんけどな(笑)


                    新北風と真南風

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                      昨日の投稿に関連して、方角の話です。



                      沖縄では、秋から冬にかけては北東から、春から夏にかけては南西から、季節風が吹きます。

                      自宅近くの上間集落の地図がこちら。



                      スージの通る方向が右下(南東)から左上(北西)になっていることがわかります。

                      スージに面して家屋が建っていますから、家屋の表が南西を、裏が北東を向きます。

                      つまり、暑い夏には南西からの風が屋内を吹き抜けるように、寒い冬には北東からの風が屋内に入らないように、家屋が配置されているということ。

                      これは上間集落に限りません。もちろん例外はありますが、古くからのスージが残る集落では、概ね、スージは南東から北西に通っています。

                      また、集落の立地は北東から南西に向かって緩やか傾斜していることが望ましく、上間集落は理想的です。より一層、南西からの風を受けやすく、北東からの風を遮りやすくなります。

                      沖縄の集落形成と家屋の配置に、季節風が深く関わっていたことがわかります。


                      沖縄では冬の季節風をニシ(またはミーニシ)と呼び、夏の季節風をハエ(またはマハエ)と呼びます。

                      時計の文字盤で12時を北、6時を南とすれば、ニシは1時でハエは7時になり、磁石が示す南北とは異なります。これを民俗方位と呼ぶそうです。季節風で決まる沖縄ならではの方位です。

                      そこに無理やり磁石で決まる方位を当てはめようとするので、ニシが北、ハエが南になってしまいます。更に、無理に漢字をあてるので、ミーニシは新北風、マハエは真南風となります。


                      ですから、

                      「沖縄では北をニシと呼ぶそうですが、変ですよね」

                      と問われれば、

                      「ニシは冬の季節風が吹く方角で、北ではありません」

                      と答えるしかなく、

                      「新北風のどこをどう読めばミーニシになるんですか」

                      と問われれば、

                      「ミーニシでは意味が分からないでしょうから、新北風と書いてます」

                      と答えるしかありません。


                      民俗方位で何不自由なく生活してきたのに、全国標準に合わせようとするから、整合性がとれなくなるってことですよねぇ。


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                      念願の沖縄生活を始めて8年になりました。
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