仕事から帰ってシャワーを浴びて、着替えを済ませた午後3時。まだ陽が高いけど、私は夕食の時間です(笑)
さて、炊事が面倒な場合はどうしゅるか。
古波蔵だったらコミューン(ダイニングバー)、竜丹(中華)、エール(居酒屋)、ブルボン食堂(食堂)など、飲食店が無いようで有ったのに、国場には有るようで無いのよね。
そこでこの日は、今年、仲井真交差点にオープンしたカフェに行ってみることにしました。
カフェってこういうこと?。テラス席で飲むビールが美味しそ〜。
なわけは無くて。昨今のカフェは喫茶店からカフェバーから、カフェパブから、ネットカフェに至るまで、なんでもかんでもカフェなので、行ってみないことにはどんな店なのかわかりませんね(^^)
はい、着きました。
店の前でパタパタしてる旗には「テビチカフェ」の文字が。う〜む、そう来たか(^^)
こざっぱりとした店内はいかにもカフェ。フロアにテーブル5〜6席とフローリングの小上がりに座卓3〜4席。ふと気がつくと、これは沖縄の食堂のテーブル配置じゃないですか。素晴らしい。
メニューは洋食で、ステーキ、ハンバーグ、オムライス、パスタ、焼き魚など。
座卓で洋食。これは斬新と言えるでしょう(^^)
後で知りましたが、このカフェは近隣のマダム達が通う店だそうです。「食堂に集まるのはちょっと」なマダムでも「カフェならいいわよ」。そして、テーブルの配置が慣れ親しんだ食堂と同じなので、ウチナーンチュにとってはくつろぎな空間。
考え抜かれていますねぇ。
私はデミグラスソースの煮込みハンバーグを選びまして、価格が千二百いくらか(税込)。一見高めですが、ビュッフェを含めてこの価格。ライス(玄米または白米)とコーヒー付き。
そのビュッフェには大型容器に一杯のテビチ(食べ放題)、種類豊富なサラダ、かぼちゃのスープが並んでいました。これを外すと400円ほど安くなるので、ハンバーグの価格はまずまずと言えるでしょう。
このお店のテビチは文句無しのアジクーター。ほどよい柔らかさで、「テビチカフェ」を名乗るだけのことはありました。
アジクーターは味が良いことを意味します。出汁がよくきいた、深い味わいテビチ。だから、「あそこのテビチはアジクーターで、あまり好きじゃない」なんて言いかたは間違いです。
一方、ハンバーグは私には味付けが濃いようでした。たまーに食べると美味しいが、続けて食べるのは無理かな。もっともこれは沖縄の飲食店の特徴で、その時は「おぉ美味い」と思っても、しばらく足が向かないことがよくあります。
「アジクーター」と「味付けが濃い」は違います。いいですね(笑)
店の雰囲気作りから、メニューの構成まで、オーナーの熱意が充分に伝わるカフェでした。ハンバーグを褒めなかったので、店の名前は内緒です。仲井真交差点に立ってキョロキョロするとすぐにわかります。
ところで、このお店からバイパスを挟んだ向かいにある新築マンション。入居が始まっているのにチラシの投函が続いていて、ついにディスカウントが始まったようです。
学校もスーパーも生活圏内にあるのは確かだけど、ほんの少し、微妙に遠いのよね。近いと言えば近いんだけど、遠いと言えば遠い(^^)
そのあたりがネックなのではないかと、チラシを眺めながら、その行く末を心配しています。まったく余計なお世話で、すみません。