ナァナァでは困るんだよな

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    保育園と某青果店の取引は、法律や商慣習などに基づいて成立しているはず。ところが、長い「お付き合い」の間に、一方の非合理な要求をもう一方が了承して、それが新たなルールになることがあります。

     

    それが合理性を欠くルールであったとしてもルールはルール。現場、つまり調理師と私は、そのルールに従わなくてはいけません。ところが、そもそも合理性を欠くルールなので、運用上、様々なホコロビが生じてしまい、それをなんとかカバーするのも現場。

     

    「あぁ、面倒くさせ〜ぇ」と言いたい。

     

     

    今朝もある保育園の調理師が、

     

    調「すみません。明日の朝までに書類を出して下さいと、事務から言われてるんですけど」

     

    C「明日の朝ですか。う〜ん、何とかします」

     

    調「すみません」

     

    C「事務にね。某青果店宛てにレターを書いたらどうかと言ってみて」

     

    調「レターですか?」

     

    C「こんな書類はウチがさっさと出すのが当たり前で、貴女が『すみません』ってシロモノじゃないのよ。そもそもね」

     

    調「そっ、そうですよね。私も何でお願いするのかなって不思議だったんですよ(笑)」

     

    C「いつからかは知らんけど、そうなってるのよ。他の園も同じよ」

     

    調「そうだったんだぁ」

     

    C「園がウチに『本来のルールに戻しましょ』と言えば戻るはずよ。ただし、ウチもいきなりは無理だから、カクカクシカジカと・・」

     

    調「あぁ、いいです、それ」

     

    C「命令したり、指示したりするとウチのオヤジも構えるから、レターね。レター」

     

    調「なるほどぉ、わかりました。じゃあ、そのレターに『Cさんに言われました』って書くのは無しで(笑)」

     

    C「当たり前だろっ!!(笑)」

     

    調「じゃあレターが届いたら、フォローをお願いしますね」

     

    C「いやです」

     

    調「えっ?」

     

    C「『とんでもない保育園だなぁ。ねぇ、社長〜』と言うのが俺の立場だからね」

     

    調「アハハ!!。ウケる〜(笑)」

     

    仮にウチのオヤジが従わなかったとしても、「保育園が要請したのに、某青果店は従わなかった」という証拠(レター)が残りますよね。書面の意味ってそういうことです。

     

     

    唐突ですが、昨日の午後、隣の八百屋が店内で天ぷらを揚げていて、私にも沢山わけてくれました。

     

     

    これが超絶美味い。涙ぐむほどに美味い(笑)

     

    奥武島の天ぷらが何であんなに人気があるのか、私はさっぱりわかっていませんが、比べるまでもなく、隣の八百屋がずっと上。

     

    大変ご馳走さまでしたm(_ _)m


    レジの女性は何故立たされてるのか

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      私は仕事(仕入れ)でスーパーを利用するので、その利用回数は一般客と比較になりません。同業者も居るので、那覇で一番とは言えないまでも、偏差値75くらいの位置にはいるでしょう(上位160分の1ね)。

       

      なかでもサンエー壺川店は、朝の配達の帰り道にあり、小規模店で買い物の効率が良いので、毎朝利用しています。

       

      20万円分の買い物で貰えるサンエーお買い物券(千円)の発券頻度は2ヶ月に1枚。つまり4千円の買い物を50回繰り返してるということ。これはサンエー壺川店の顧客別売上高第1位ではないかと思いますが、店長に挨拶されたことはただの一度もございません。ハーッシ。何のためのサンエーカードかと思いますね。

       

       

      そのように、スーパーのプロである私が、常々「なんとかせぇよぉ」と思っているのが、レジの女性の労働環境です。

       

      例えば、何故彼女たちは立ったまま仕事をしてるのか。下の写真のように、レジのレイアウトを工夫すれば、椅子に座ったままでもまったく問題ありません。それを勤務時間中、立ちっぱなしで、喉が渇いても休憩時間を待つしかないなんて。仕事の合間に、座ったままどうぞ飲んで下さいと思います。

       

       

       

      私はレジ袋を利用せず、商品を買い物カゴに入れてもらって、自分で作業テーブルに運び、玉ねぎ箱に移します。

       

      例えば、買い物カゴには牛乳パックが15本入るので、重さは15kg。レジの女性はそれを抱えてレジを出て、作業テーブルまで運ぶように指導されてるのですよ。もちろん私は、絶対にそんなことはさせませんがね。

       

       

      つまり、彼女達はスーパーにとっても客にとっても「下僕」なんですよ。スーパーは彼女達に立って仕事をすることを求め、客もまた、それを求めてるということ。

       

      「座って接客するなんて、お客様に対して失礼だ」ということなんでしょうが、馬鹿馬鹿しいにもホドがあるでしょ。て言うかこれは虐待ですよ、虐待。

       

       

      客がいない時に座れる椅子を用意すればどうかという提案もありましょうが、それではダメです。座らないと仕事ができない仕様のレジにしないと。


      異物混入、その後

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        ゴーヤーチャンプルーにビニール片が混入した件で、昨日の午後、保育園の料理長から連絡がありました。

         

        料「もしもし、もやし屋さんはいかがでした?」 

         

        C「もやし屋は保育園に大変なご迷惑をおかけしたと謝ってます。今後、このようなことが無いように、充分に気をつけると言うてます」

         

        料「じゃあ、やっぱりもやし屋さんで・・」

         

        C「いや、それはどうでしょ」

         

        料「えっ?」

         

         

        C「もやし屋は自分達がビニールを混ぜたつもりになって対処してるんですよ。私の目の前で従業員にキツく注意して、ビニールを捨てる場所も確認させてました。証拠は無いのに」

         

        料「え〜っ、そうなんですか。私達がビニールに気付かないとしたらもやしかなと思ったので・・」

         

        C「仮にもやし屋で混ざったとしても、今回の対処で良かったんじゃないでしょうか」

         

        料「そうですよね。わかりました。調理手順の見直しもしたので、Cさんのお話と併せて園長に報告します」

         

        C「ありがとうございます。もやし屋にも伝えておきます」

         

         

        初動が良いと上手く収まるんだよなぁ。ビニール片混入の疑いをかけられたもやし屋でしたが、保育園や某青果店からの信頼度は、むしろ上がったと言えるでしょう。

         

        市場で長年、商売を続けてきたもやし屋のオバハンは、問題解決の知恵を身につけているのかもしれません。かもしれませんが、これを知恵と呼ぶよりは、オバハンの人柄や、物事に対処する姿勢と考えたいものです。

         

        蛇足ですが、園長の関心は何処で混ざったかよりも、何故、厨房で気付かなかったのかにある様子。それを聞いて、業者サイドで僅かに燻っていた不満も解消されたのでした。


        異物混入に対処する姿勢

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          紫色の紙に貼られたビニール片。これが、保育士が食べたゴーヤーチャンプルーから出てきました。

           

           

          ゴーヤーチャンプルーの材料は私が納めたゴーヤーともやし、精肉店が納めた豚肉、豆腐屋が納めた島豆腐。ビニール片の混入経路を調べる責任は、保育園自身と上記の3業者にあります。

           

          それにしても、ビニール片を口に入れたのが園児でなくて良かった。もちろん、園児が食べなくて「良かった」のですが、正直なところは、父兄を巻き込むことにならなくて「良かった」。保育士には申し訳なかったけれど、大問題にはなりませんでした。

           

           

          調理師は、厨房内で混入する可能性は無いか、あるいは何故見過ごしてしまったか、調理手順に沿って検証してくれることになりました。私はゴーヤーともやしの経路を追います。

           

          この手の話で気が重いのは、当事者でありながら、ハナから逃げようとする人。

           

          「あ〜、それはウチじゃあありませんよ」

           

          「ウチじゃあないって言ってるでしょっ!!」

           

          みたいな奴ね。

           

          当事者であることで、既に責任は生じてるのよ。当事者全員がコイツと同じことを言ったら、何も解決しないまま終わりでしょ?。そんなことも分からんのかと、情け無くもなります。

           

          仮にウチの仕入れ先にこんな奴がいたら、以降、取り引きはお断りです。信頼できない相手と付き合いたくはありませんからね。

           

           

          などと思いつつ、もやし屋に向かいました。

           

          C「俺の口の利き方が悪くても怒らんでよ」

           

          も「あら、どうしたの?」

           

          C「保育園で調理したゴーヤーチャンプルーからビニールが出てきたのよ」

           

          も「えっ!!。大変じゃないの。みんな!!。もやしにビニールが混ざったかもしれないから、気をつけて作業してっ!!。で、どうしたらいい?」

           

          C「今日、保育園からそのビニールを借りて、どこが使ってるビニールか確認しようと思う。まず、ウチを調べるけど、協力して欲しいのよ」

           

          も「わかった。いいわよ。遠慮なくやってちょうだい」

           

           

          もやし屋のオバハンは最高です。も〜、「愛してる」と言いたい(笑)

           


          こう言っちゃあナンだけど

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            (1)みんな台風のせい

             

            昨日、某スーパーへ行くとジュース類が何も無く、近くにいた顔見知りの従業員を捕まえました。

             

            C「ジュースは何も無いの?」

             

            従「はい、台風の影響で」

             

            C「台風って、先週の8号のことか?」

             

            従「はい」

             

            C「そば屋の婆さんみたいなことを言うとんな。台風が通り過ぎて1週間やで」

             

            従「でもぉ」

             

            C「最初は確かに台風の影響があったけど、西日本の水害でジュースの工場が停まったのよ。復旧の見通しが立たないから、このスーパーは他のメーカーのジュースを販売することにしたの。俺はそのジュースが無いの?って聞いてんのに」

             

            従「は、はい」

             

            C「貴女の情報は2周遅れとるで」

             

            従「そば屋の婆さんって何ですか?」


            C「製麺所の壁が落ちるのも、ジュースが無いのも、みんな台風のせいにしとけば、話が終わるってこと」


            従「は、はい」

             

             

             

            (2)率先垂範

             

            以前投稿した某保育園の厨房前。父兄がこのように車を停めるので、納品ができません。

             

             

            父兄はやや離れた駐車場に車を停め、園児の手をひいてここまで歩きます。それをまあ「我がさえ良ければいい」と考える人がいるんですよ。

             

            調理師達は「園からも注意してるんですけど」と言ってくれますが、迷惑駐車は一向に減りません。

             

             

            そして、今朝も。

             

            とうとう私も、一言、注意することにしました。

             

            C「ここは駐車場じゃないんですよ」

             

            男「あっ、すみません」

             

            C「園からも言われてるでしょ?」

             

            男「私が園長なんです」

             

            C「・・・」

             

            呆れて声が出ませんでした。父兄が言うことを聞かないはずです。

             

            後になって気付きましたが、私が黙ったのを見て、園長は違うことを考えたかもしれません。まあ、それはそれで某青果店としては良かったのかな(笑)


            ケーシーおじさんの通路

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              15年ほど前、私が仕事で訪ねたシカゴの工場で聞いた話です。

               

              その工場で働いていたケーシーおじさんは、入社以来、同じ職場で同じ仕事に就いてました。長い歳月が流れ、彼は定年退職の年を迎えましたが、その真面目な働きぶりが認められ、雇用期間が幾度も延長になりました。そして、入社50年目を迎える日をもって、彼の退職が決まったのでした。

               

              工場の正門脇から職場まで、50年間、来る日も来る日も彼が往復した通路は「Casey's road」と名付けられることになりました。そして、彼の退職の日に合わせて、通路は煉瓦色に塗装され、壁面には記念のプレートが埋め込まれました。

               

               

              彼が工場を去る日。「Casey's road」に沿って集まり、彼を拍手で見送った従業員達は、この工場が50年もの間、稼働し続けることかできたのは彼のおかげだと、心からそう思ったそうです。

               

               

              米国的と言えばその通りで、米国人が好む話と言えばその通り。この話を聞いて私の考え方が変わったという意識もありませんでした。

               

              ところが、「(認められる)仕事とは何か」という議論を(あるいは自問自答を)する時、あの煉瓦色の通路を思い浮かべてしまうのは確か。

               

              そして、「やっぱ、そういうことなんだよなぁ」と、私は納得してしまうのでした。


              オンボロワゴンがアカンわぁ

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                オンボロワゴンのバッテリーが上がって困りました。

                 

                今朝の配達帰り。サンエー壷川店の駐車場で一回目。この時は相棒のAが奇跡的に近くをウロウロしてたので、すぐチャージ。

                 

                その帰り道。ガソリンスタンドなら上がっても大丈夫と考え、与儀の給油所に寄りました。そしたら、問題無くエンジンがかかったので、調子に乗ってかねひで与儀公園店に向かって、そこで2回目(泣)。

                 

                再度、相棒Aを呼ぶしかありませんが、某青果店は近くなので、すぐに来るでしょう。Aに電話する前に、念のためにもう一度トライしたら、奇跡的にエンジンがかかり、私は店に戻れたのでした。

                 

                 

                C「サンエーとかねひでと2回止まったでぇ」

                 

                A「えっ、ワンは昼から市場に行くけろ、大丈夫かな。しゅぐには来れんけろ」

                 

                C「大丈夫ではない」

                 

                A「そしたら、どうしゅるの?」

                 

                C「貴方はスーパーの駐車場で待機していなさい」

                 

                A「えっ?。シューパーってどこね」

                 

                C「そりゃあ、サンエー、かねひでと来たんから、次はイオンだろ。あっ、ジャスコよ、ジャスコ(笑)」

                 

                A「しょんなぁ」

                 

                 

                という訳にもいかんので、豊見城の修理屋に向かいました。あのタメ口姉ちゃんが私の担当です。

                 

                女「オルタネーターが弱ってて、そのせいでバッテリーが弱って、エンジンがかからないと。車ボロ過ぎ」

                 

                C「うっせぇ。どうせ、そのオルタネーターを取り寄せるのに時間がかかるんだろ。3年かかりますって言え」

                 

                女「はいはい。いつもの台車が出てるから、なるべく大きめを準備するね」

                 

                C「おう。なるべく大きめな」

                 

                 

                C「ふざけんなよ」

                 

                女「だって、これしかないし」

                 

                C「嫌なら歩いて帰れと」

                 

                女「アハハ、そうそう(笑)」

                 

                C「明日は七夕の行事で、ほとんど配達が無いからいいけど、月曜日はあかんで」

                 

                女「今日の夕方、もっと大きい車が帰っ来るけど」

                 

                C「だから、もう一回来いって言うのね。で、夕方の車は何?」

                 

                女「カローラのバン」

                 

                C「うぇ〜、どうするなか。でも、それしか無いんだったら、考えても一緒かぁ」

                 

                女「そうそう(笑)。じゃあ、夕方連絡するね。さっきの番号でいいんだよね」

                 

                C「はい、いいです」

                 

                このタメ口姉ちゃん。私と何歳違いとかじゃなくて、半分なのよね。半分(笑)


                満点の仕事

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                  農連市場の某青果店。青果物を中央卸売市場から、精肉や鮮魚、缶詰などを農連市場から仕入れます。そこで揃わない商品はスーパーや専門店から。

                   

                  仕入れた商品は、人参5キロとかツナ缶3缶とか、注文数量毎にビニール袋に入れ、玉ネギ箱に詰めて保育園に配達します。店内で商品を加工すること(例えば人参をシリシリするとか)は無く、小売もしないので、事業構造は極めてシンプルです。

                   

                  某青果店のお父さんは決算時期になると「大変だ大変だ」と言うてますが、な〜にが大変なのか意味が分かりません。ウチの会計なら、商業高校の卒業生に記帳から決算書の作成まで、入社初年度から任せることができるでしょう。

                   

                   

                  ほっといても(営業しなくても)注文書がファックスで届き、それに応じて仕入れをするので在庫は不要。商品が余らないので仕入れが無駄になることがありません。

                   

                  保育園は年間の給食経費が決まっていて、予算通りに注文しようとするので、某青果店の売上はこの上なく安定してます。原価は仕入費、人件費、燃料費などでこちらも安定。仮に年度毎の事業計画を立てたら(立てないが)、概ねその通りになるんですよ。

                   

                   

                  利益に変動があるとすれば、例えば相棒のAが新車を塀にぶつけて修理代に20万円を支出するくらいのこと。お父さんは「何をしとるんだっ!!。儲けが吹っ飛んでしまったじゃないかっ!!」などとAを叱ってましたが、それは違うんだよなぁ。

                   

                  商用車に修理はつきものなんですから、過去の実績などから例えば年間30万円を修理費に引当てておけばいいんですよ。

                   

                  「君たちが丁寧に運転してくれたおかげで、今年は修理費が安く済んだ。ありがとうね。少ないけど、これは気持ちだから貰っておきなさい」

                   

                  で、正解(笑)

                   

                  叱ると褒める。20万円の損と10万円の得。きちんと会計処理することで、職場の雰囲気が良くなります。

                   

                   

                  さて、そのような事業環境の中。私が私自身に課していることが一つだけあります。それは、お客様や仕入先から私に対する苦情をゼロにすること。とにかく、これさえできてれば、私の仕事は満点なんですよ。

                   

                  お父さんやお母さんは私よりずっと年長ですから「ああしろ、こうしろ」と(60歳の)私に「躾」をしようとしますが、正直なところ、私はまったく聞いてません。

                   

                  苦情ゼロを維持することは、そんなに簡単なことではなく、常に私は考えてるんです。その場その場の思いつきで説教しようなんて、人をナメてはいけません。

                   

                  「私の仕事はお客様からも仕入先からも支持されている自信があります。もし私に苦情があったのなら教えて下さい。無いのなら、従業員にそれ以上の何を望むんですか」

                   

                  と言えますよね。だから満点(笑)

                   

                  「お客様に満足いただく」では抽象的でイマイチ。「お客様からの苦情をゼロにする」なら、自分に課することができます。

                   

                  決して自慢話じゃないですよ。仕事に対するモチベーションを高める方法。

                   

                   

                  例えば、こんな苦情を言われるようではマダマダです(笑)

                   

                   

                  ところで、沖縄のはり紙って、何か変だよなぁ。「捨ててもいいんかいっ!」みたいな(笑)


                  嘘をつかず、余計なことは口にしない

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                    JUGEMテーマ:地域/ローカル 

                     

                    2009年1月に、私が沖縄に来るきっかけとなった出来事がありました。

                     

                     

                    会社の破産に伴い、那覇地裁から破産管財人に指名された弁護士事務所の下で、私は会社の清算業務を手伝うことになりました。まさか、裁判所から給料をいただく日が来るなんて、思いもしませんでしたよ。日給は2万円でした。

                     

                     

                    この出来事のちょうど3年前。大阪のIT企業で雇われ社長をやっていた私は、那覇に本社を置く上記のベンチャー企業に転職しました。東京支社の配属となり、入社後半年ほどは営業部隊を支援するサービス部門の執行役員を務めていました。私にとっては沖縄移住への第一歩。いずれ沖縄に異動になる日が来るはずでした(笑)

                     

                    ある日の朝。私は芝公園にある高層ビルのオフィスで始業前の時間を過ごしていました。そしたら、突然エントランスの扉が開かれ、金融庁(証券取引等監視委員会)の職員が捜査令状を示しながら入ってきたのです。

                     

                    「はい、だれも動かないで」

                     

                    そして無数の段ボールが運び込まれ、テレビでしか見たことがないシーンが現実のものになったのでした。→詳細はこちら

                     

                    その直後に会社は企業法務やコンプライアンスを担当する部署を新設し、それを入社半年の私が管掌することになりました。捜査を受けた後にコンプライアンスに取り組むなんて後手もいいとこですが、急成長中の若い会社ではよくある話です。

                     

                     

                    その日から、以下の4つの組織に囲まれた私の毎日が始まりました。

                     

                    (1)金融庁(証券取引等監視委員会)

                    捜査権を持つ機関で、会社の不正を暴くことが役目です。

                     

                    (2)第三者調査委員会

                    社内に弁護士、公認会計士からなる調査委員会を設置し、過去の取引を調査することになりました。立派な先生方にお願いしたので、その費用は2年半で10億円近くになりました。

                     

                    (3)会計監査人

                    会社の決算に監査証明書を発行する公認会計士事務所です。会社の決算には監査証明書が必要なので、会社はなんとか証明書を得ようとします。一方、会計監査人は不正な取引を行なった会社に証明書を発行してしまうと、公認会計士の資格剥奪となりますので、こちらも必死で取引内容を精査します。

                     

                    (4)会社

                    コンプライアンスの責任者たる私は、上記3組織の事務局(あるいは窓口)を担当しました。

                     

                     

                    金融庁の捜査対象が私の入社前の取引なので、私はその現場を知りません。各取引の内容を知るには社内に保管されている膨大な文書(原本は金融庁に押収されてるので、その写し)を読むしかありませんでした。

                     

                    不正を行う会社は、文書にそれが現れないように細心の注意を払います。だから、どの文書も体裁は整えられていて、一見、何の問題も無いかのように見えます。ところが、その文書を調べていくにつれ、私の中に心証(心に受ける印象)が形成されるわけですね。


                    そして、私の心証は黒。この会社は「やらかしてる」と思いました(笑)

                     

                    森友問題で、安倍さんに対する皆さんの心証は黒でしょ?。だけど、現在のところ決定的な証拠が無いので、安倍さんは辞めません。

                     

                    心証が黒だから金融庁は会社を捜査し、決定的な証拠が無いから、調査委員会や会計監査人は仕事を引き受けてくれたのです。

                     

                     

                    上記の4組織を相手にする私の立場は結構ツラいものがありました。微妙なバランスの上に立つ、緊張の毎日が2年半続きました。

                     

                    そこで私は次の行動指針を決めました。

                     

                    (1)嘘はつかない

                    相手が誰であれ、問われたことには正しく答えるということ。嘘をついたり、はぐらかしたりはしない。

                     

                    (2)余計なことは言わない

                    自分の心証に基づいた意見は口にしないということ。「こう思う」「ああ思う」とは言わず、「こうです」「ああです」、あるいは「知りません」。

                     

                    局面、局面であれこれ考えず、この2つのルールを守ろうとしました。それでアカンのなら会社を辞めればいいんです。

                     

                     

                    当初は会社から「なんでそんなに正直なんだ」などと責められましたが、嘘をついたところで、局面が変わると嘘の上塗りが必要になるだけのこと。結局のところ、嘘をつかないことが会社を守る最善の方法と考えました。私の任が解かれることは無かったので、会社はそれを納得したのでしょう。余計なことを言わないことで、むしろ、社内における私の評価は上がったかもしれません。

                     

                    会計監査人の代表がこんなことを言ってくれました。

                     

                    「Cさんが会社を辞めるようなことがあれば、私達も監査人を降りますよ。Cさんが辞めないから、私達はこの会社を大丈夫だと思ってるんです。カナリアなんですよ、Cさんは」

                     

                     

                    なんか、オヤジが過去の自慢話をやってるようで恐縮ですが、私が言いたいことは、窮地に追い込まれストレスが長期間続くと、誰もが病んでしまうということ。それを避けるには、自分で(なるべく単純な)行動指針を決め、それを守るということ。

                     

                    「どの組織に対しても嘘はついてない」ということで、どれだけ私のプライドが保たれ、心の平和が得られたことか。結局、会社は倒産してしまいましたが、私は役割を果たしたと思いましたし、だからこそ、破産管財人から声がかかったのでしょう。

                     

                     

                    佐川前長官の証人喚問が今月27日に決まったとのこと。私と佐川さんは同じ歳で、私が2週間だけお兄ちゃんです(笑)

                     

                    各方面から「ああ言え、こう言え」とプレッシャーをかけられてるでしょうが、佐川さんなりの行動指針を決めた上で、答弁していただきたいものです。

                     

                    東大を出て、国税庁長官にまで出世された方から、私の経験を連想するなんておこがましいのですが、

                     

                    「これまでの私の行動や発言は、すべて首相秘書官の指示によるものです」

                     

                    と、証言してくれないものかと思ったことから、今日の投稿になりました。


                    ちょっとしたモメゴト中

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                      JUGEMテーマ:地域/ローカル 

                       

                      某青果店は家族経営の零細商店。そこへガバナンスだのコンプライアンスだのを説いたところで、暖簾に腕押し糠に釘。ラチはあきません。そして、沖縄では(ナイチでも)それが普通なので困ったものです。

                       

                      確かにウチの労働環境はグズグズですが、私はこの5年間、給料を上げろとか休みを増やせとか、一度も口にしたことはありません。私にとっては沖縄の、しかも農連市場の一角で働いていることには大きな価値があり、そのことを踏まえても受け入れられない事があるのなら店を辞めればいいのです。

                       

                      (写真は投稿と関係ありません)

                       

                      仮に、某青果店に法令遵守を求め、長い時間と膨大なエネルギーを費やし、それを実現したところで、水深10mにいる私が5mほど浮上するだけのこと。見える景色に大差は無いのです。一方、水深10mより沈み始めると、どこまで沈むか分からないので「そこは断固阻止」が私のスタンスです。

                       

                      そんな中、色々なことが積み重なり、私や相棒のAにとって労働条件が悪化する事態に、今なってます。私とお父さんとは既に決裂済み(笑)。もはや、お父さんが"言うことを聞く人"を連れてくるしかなく、私はそこを労基に頼むつもりです。

                       

                       

                      今朝、配達に出た私にAから電話があり、私がバナナを積み残してるとのこと。鏡原ファミマの駐車場まで、Aが運んで来ることになりました。やがてAが到着し、バナナを私の車に移しつつ、こんな話になりました。

                       

                      A「Cさん、あのよ」

                       

                      C「なに」

                       

                      A「ワンが事故してから労災とか色々あって、こんなことになってよ。Cさんに申し訳ないさ」

                       

                      C「はぁ?。お前、そんなこと考えてたのか。驚いたな」

                       

                      A「でも、しょうさ」

                       

                      C「驚いたぐらいだから気にすんな」

                       

                      A「しょれでどうなるかな。ワンには分からんけろ」

                       

                      C「まかちょぉけぇ。正義は我らにあるっ!!(笑)」

                       

                      A「と、とにかくよ。まかしぇるさ」

                       

                      C「オッケー、オッケー」

                       

                      A「ところでよ。ウチにはタイムカードが無いさ。働いた時間を計算できんだろ?」

                       

                      C「タイムカードはあるっ!!」

                       

                      A「えっ?」

                       

                      C「俺は店に出たらまず農連市場で仕入れをするだろ。それから、朝昼の配達をしながらその合間合間にスーパーなんかで仕入れをするじゃん。そのレシートを時間順に並べてみろよ。20枚はあるで」

                       

                      A「なるほろ〜」

                       

                      C「始業と終業どころか、俺の一日がまるわかり。まあ、両端でちょっと損するけどな。Aさんはな、グフフ、貴方はですね。『いつもCさんよりちょっと遅く来て、ちょっと早く帰りましゅ』と言うとけ(笑)」

                       

                      A「しょ、しょんな正確に言わんでも」

                       

                      C「まあ、まかせれ(笑)」

                       

                       

                      私が労基に連絡を入れる一歩手前で、店の長男が「2、3日預けろ」と大人の発言をしたので、今は待機中。

                       

                      不毛よ、不毛。な〜んも生まない、ほんまに不毛なモメゴト中(呆)


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                      念願の沖縄生活を始めて8年になりました。
                      沖縄の生活、文化、風土、音楽、政治などの話題を投稿しています。
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