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何でこんな人が国会議員をやってんだと思う人は何人もいますが、私的ランキングを決めるならば第一位はこの人でしょう。杉田水脈議員。
昨年末、杉田政務官は野党やマスコミにボコボコにされ、岸田首相が更迭を決めましたね。彼女の顔を見るだけで、いや、名前を聞くだけで嫌な気分になる私ではありますが、この点に関してだけは同情的です。
考えてみて下さい。会社のために(彼女なりに)一生懸命に仕事をして、ある日課長に任命されたんです。「ちゃんと評価してもらえたんだ。よーし、頑張るぞ」と思うじゃないですか。
ところがその直後に理由も無く降格させられたら、そりゃあショックですよ。私なら直ちに部長席に出向き「何やねん」と言うでしょう。
野党からの更迭要求に対して岸田首相は「人事は適材適所だ。政府の一員になった以上、政府の方針に沿って職責を果たしてもらう」と答弁しました。
ごもっとも。
ところが、政務官として何らミスをしていない(ミスをする前の)杉田政務官を突然更迭しましたね。上司に裏切られた杉田議員は「あぁ、私は守ってもらえないんだ」と思ったことでしょう。
確かに、杉田議員は考えられないような発言を繰り返してきました。しかし、それは政務官に任命される前の話で、岸田首相はそうした過去の発言を承知の上で政務官に任命したんですよ。
だったら守らないと。
元々、岸田首相が国民を守ってくれるとは思えませんが、部下も守れないようでは「やっぱりな」って感じです。
あー、それから。野党やマスコミの皆さんは、杉田政務官が過去の発言の一部を謝罪し撤回した時点で、一旦、矛を収めるべきだったと思います。あれじゃあやり過ぎですよ。まるでリンチです。
まあ、杉田議員が政務官を続けていたとしても、遅かれ早かれ辞任に追い込まれるようなことをしでかしたでしょうけど、そこで更迭ならば「ヨロシイ」というのがこの投稿の趣旨でした。