JUGEMテーマ:地域/ローカル
相手に謝罪しようとする時は、当然ですが、相手の怒りのレベルを推し量ることが大切です。
相手の怒りのレベルが5の時、私がレベル8を想定した心からの謝罪をすれば「よく分かりました。そこまで言って下さるのなら、もう何も申し上げることはございません」と許してもらえることでしょう。相手が交際中の女性なら、喜びのあまり抱きついてもらえるかもしれません(笑)
一方、相手の怒りのレベルが5なのに、私がレベル3を想定して謝罪をすれば、それは許してもらえません。仮に相手が「わかりました。今回のことは無かったことにしましょう」と言ってくれたとしたら、それは相手がオトナなだけ。不満はあれど許してくれたのです。
さて、この国はどれほどのレベルで怒り、我が国はそれをどのレベルに想定しているのか。
結果として、日本は韓国の怒りのレベルを上回る謝罪をしておらず、そうしない理由は韓国を軽く見ているからでしょう。つまり「はいはい、ごめんごめん」。
米国、ロシア、中国は大陸国家であり核保有国。そうした大国に囲まれた、島国であり核を持たない韓国と日本。大国から本気で喧嘩を売られたら、反抗すらできない立場の両国が「もっと謝れ」、「何度も謝っただろ」などと言い争ってる場合なのかなと思いますね。
周辺の大国が「韓国や日本にはうかつなことはできないな」と思わせるような、大人の振る舞いを望みたいところですが、なかなかそうはいきませんね。