渡名喜島で起きた事件

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    那覇の北西60キロの東シナ海に浮かぶ渡名喜島。空港は無く、那覇と久米島を往復するフェリーが途中で立ち寄ったり立ち寄らなかったりします。



    集落は一つで、その人口は約400人。島で唯一の学校、渡名喜村立幼小中学校には約30人の生徒が通っています。集落全域が国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されているので「商業資本が入っていない竹富島」と考えれば、島の風景がイメージできそうです。



    渡名喜村は全国で2番目に人口が少ない自治体だそうです。農連市場で働いている人の数がそんなところですから、シマのサイズを実感できます。


    去年、この島で汚職事件がありました。村の教育長(56)が島の施設の建設工事で、島出身者(67)が社長を務める那覇の工務店に便宜を図り、30万円の賄賂を受け取ったというもの。教育長も社長も既に逮捕されています。それぞれ、きちんと罪を償っていただきたい。

    ところで、教育長は本当にその30万円が欲しかったんでしょうか。次の給料日まで待てば手に入る額なのにねぇ。信用と仕事を失うリスクを考えれば、私なら3千万円でもお断りです(3億ならヤルかも)。


    島の選挙(村長選や村議選)を考えてみましょう。村の有権者は候補者の生い立ちから人となりまで熟知しているので「アレならいい」とか「アレは駄目」とか正しい判断ができそうです。都会の選挙のように、候補者の公約を信用して一票を投じるなんてアヤフヤなことにはなりません。

    であれば、村長にはそのポジションに相応しい人が選ばれ、村の教育長には村民の賛同が得られる人が指名されるのではないかと思えます。大事な子供達の教育責任者ですからね。

    そこのところはどうなのか。農連市場で渡名喜島出身のオバぁに聞いてみました。

    「アレはそんなことをする子じゃないから、何かの事情があるはずよ」

    素晴らしい(笑)。私はこのオバぁを信用しているので、その評価を疑いません。


    社長が67歳で教育長が56歳。島で二人はどんな関係にあったのか。その工務店は私の自宅のすぐ近くですので、さっそく仕事の帰りに寄り道して、

    「お〜い。えらいことやがなぁ。たいへんやなぁ」

    と声をかけてみました。

    ウソです(笑)


    国の法律や自治体の条例とシマのルールが異なることは普通にあるでしょう。それをどのように折り合いをつけているのか。

    この事件の判決を聞いて、オバぁの言う「何かの事情」を知りたいと思います。


    海抜50センチと150メートル

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      与那原町板良敷の海岸。海抜50センチです。



      こちらは島添大里グスクの物見台。海抜150メートルです。



      昨日と今日のナカユクイで撮りました。

      今日は大晦日(トゥシヌユルー)。皆様、良いお年を (^o^)/


      (おまけ)沖縄よしもと



      チッチキチー



      ひびき「ははぁ、金に物言わしてんねや」

      こだま「金は物言えへんやろ〜。金が物言うたら、銀行やかましいてしゃあないがなぁ。『なんや、えらいこの銀行さわがしいでんなぁ』『すんまへんなぁ、金が物言うてまんねやわぁ』」


      久高島の散歩(5) 尚徳王とクンチャサ

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        尚徳(1441-1469)は第一尚氏王統最後の王です。参拝に訪れた久高島でノロのクンチャサと出会い、彼女を寵愛しました。

        尚徳王とクンチャサが暮らした家が、こちらの大里家。案内板などはありません。



        久高島で最も古い家屋と言われていますが、人が住んでいるかのように、きちんと手入れがされています。


        竹富島のクマヤ、宮古島のマムヤなど、沖縄の島々には「絶世の美女」がいて、国王や按司、役人らを虜にしました。言ってしまえば現地妻ってことですが、その伝承は概ね彼女達に好意的です。

        尚徳王が自ら兵を率いて喜界島を制圧した後、首里ではなく久高島に帰ってきたとか、久高島でクンチャサとイチャイチャしている間に、首里でクーデターが勃発し、側近の金丸が尚円王となったなどの伝承は、それほどまでにクンチャサが魅力的だったのだと聞こえます。


        西原の内間御殿に住んでいた金丸は、首里へ続く豆腐小坂(トーフグヮービラ)を登っていました。

        金丸の心境は、

        「お父さんの尚泰久王は立派な方だったのに、息子の尚徳王はなんであんなにボンクラなんだろう。今日はどんな風に意見してやろうかな。やる事なす事が不満であり心配だ」

        というもの。

        金丸がブツブツ言いながら登った豆腐小坂は、やがて御意見坂(グイチンビラ)と呼ばれるようになりました。私はこの話に、金丸によるクーデターの本質があると思っています。


        こちらは尚徳王の御陵蹟(墓の跡)です。

        20130307162417_0.jpg

        28歳でこの世を去った尚徳王は、識名の丘の上で何を思うのか。御陵蹟から慶良間がよく見えますが、久高は見えません。

        (終わり)


        久高島の散歩(4) 島の所有者

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          久高島は全てがムラの土地で、個人の所有地はありません。 先祖代々、島に暮らす人やその配偶者には、ムラから土地が無償で貸与されてきました。

          新たに、久高島での生活を望む人は、まず、島で3年暮らすことを求められます。その後、ムラが(島民と)認めれば土地が貸与され、そこに家を建てることができるということ。

          沖縄本島でも、ヤマトでも、明治初期までは個人が所有する土地は無く、それが認められたのは地租改正以降のことです。つまり、久高島が特異なのではなく、元のままということ。


          土地の売買がありえないのですから、観光資本が久高島の土地を買収し、ホテルを建てることはできません。久高島が観光地化されず、昔の集落の佇まいを残している理由はそこにあります。



          30年ほど前、ある観光資本が久高島の3/4にあたる土地を買収し、長寿村を建設する計画があったそうです。久高島の人達は当然それを拒みました。そして、二度とそんなことにならないよう、久高島土地憲章を制定し、ムラの土地利用制度を明文化したのです。

          沖縄県など開発好きの行政も、これでは手が出せませんね。


          ところで、家族が様々な理由で島を離れる時、その家族が利用していた土地はムラに返却されます。また、建物の所有権はムラに移り、利用価値があれば利用し、無ければ取り壊します。

          過疎化が進む久高島ですが、ムラの土地利用制度により、建物や土地が放置されることが無く、廃屋や荒地といった過疎地特有の風景が残りません。そのことがまた、島の風景を上質にしているのです。


          島の利用に関する自己選択権がムラにあるんですね。素晴らしい。沖縄にこんな島があるとは知りませんでした。

          (まだ続く)


          久高島の散歩(2) 島の集落

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            自転車を返し、歩いて集落に入りました。

            島の郵便局



            ナカミチ



            赤瓦



            白瓦



            フクギ



            ガジュマルブランコ



            自分で腕枕(笑)




            このブログのタイトルは「沖縄の風景」ですが、その割に、このような写真が少なめ。

            そこで、今更ながら並べてみました(笑)

            (続く)


            久高島の散歩(1) 島のビーチ

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              知念のあざま港からフェリーで20分。沖縄本島から気楽に行ける距離にあるのが久高島です。

              ところが、久高島は神の島。そのポジションは本島最高の聖地とされる斎場御嶽よりも上位と言えます。そんな島に観光客としてチャラチャラ行くのは、なかなか気がひけるものです。

              でもまあ、離島としての魅力も捨てがたく、私は「こんにちわ。お邪魔します」という姿勢で島に向かったのでした。



              島の周囲は約8km。港は島の南端にあり、そこで自転車を借りれば約2時間で一周できます。集落は港の近くにあり、それ以外は林か畑です。

              集落が島の最高地点で約17m。南から北、西から東に向かって緩やかな斜面になっています。そのため、自転車で島を一周する場合、西海岸(本島側)を北上し、東海岸(太平洋側)を南下するルートが、やや楽です。


              島のどこからでも海が見えるかと言えば、そんなことはなく、このような道を進みつつ、時々、ビーチに出ることを繰り返します。




              西海岸のロマンスロードで、島一番の海の景観が得られます。

              自動車通行禁止の道を進むと、



              このような休憩所があり、



              その先が海。



              「ピャーー!!」



              岩場があり、



              その先の小さなビーチに下りれます。




              一方、島の東海岸は長い砂浜と広いリーフです。



              広々とした空間が気持ち良いのですが、日陰が無く、しばらく立っていると息苦しくなります(笑)

              (続く)


              与那国海底遺跡はどうなのか

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                与那国島と言えば海底遺跡。



                遺跡と呼ぶからにはこれは人工物。ムー大陸ではないのかとか、南波照間(パイパティローマ)に違いないとか、ロマンが溢れます。




                メディアでは人工物か否かで意見が対立しているかのように伝えられていますが、意見の対立なんて聞いたことがありません。

                琉大の木村正昭教授が海底遺跡として紹介したのが発端ですが、反論するプロフェッショナルはいません。つまりスルー。

                もちろん、素人、セミプロレベルでは賛否両論ありますが、それが虚偽だとしても失うものが無い人達です。沖縄県も遺跡と認定していません。


                そこで。与那国島の観光案内みたいですが、

                立神岩





                サンニヌ台





                ティンダハナタ



                久部良バリ




                つまり、そういう島なんですよ。

                私はアンチ遺跡派。これは節理であり、自然の造形物(あるいは造形美)と思っています。

                それでも、与那国島の観光振興になり、ダイバーが集まってくれるのなら、海底遺跡でもいいです。


                そうはいかないのが沖縄の参院選。



                ともかく島尻安伊子を落選させて、沖縄選挙区選出の自民党国会議員をゼロにしたい。今井絵理子はこれからも歌手として、ファンを楽しませていただきたい。

                今夜の8時から、私はテレビの前を離れない所存であります。


                浜比嘉島の散歩(1) 比嘉のビーチ、浜のビーチ

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                  浜比嘉島に来ています。

                  勝連から海中道路と浜比嘉島大橋を渡り、島に入ると集落の案内があります。



                  西が浜集落、東が比嘉集落で浜比嘉島。

                  わかりやすいです。


                  沖縄では東西をアガリ、イリと呼びますが、ヒガシ、ニシと呼ぶこともあり、例えば東恩納はヒガオンナと読みます。そして、比嘉はヒガシに由来すると言われていますから、比嘉集落は島の東側にあるのが自然です。


                  島のビーチは東西にあり、東海岸(比嘉集落)のビーチがムルク浜。



                  美しい天然ビーチですが、駐車料金500円が必要です。一日停めても10分停めても500円。そんなこと言わずに、1時間以内は100円位にしていただきたい。

                  この日は雲が多く、海の色はイマイチでしたが、晴れた日はこんな景色になります。



                  時間や天気によらず、駐車料金一律ってのは、考えが硬直化している恐れがありますね。曇った日の1時間以内は50円位にしていただきたい。


                  西海岸(浜集落)のビーチは浜比嘉島ビーチ。



                  こちらは人工ビーチで、ビーチの向こうにはダイヤモンドベッドが見えます(笑)

                  駐車料金は破格のタダ。望ましいビーチ駐車場のありかたと言えましょう。

                  (続く)


                  新聞によりますと・・・

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                    新聞によりますと、宮古島市平良の交差点で乗用車2台による衝突事故がありました。

                    運転手らは軽症で済みましたが、交差点で交通監視にあたっていた宮古島まもる君が事故の巻き添えにあった模様です。



                    まもる君は両足に大怪我を負い、救急車で病院に、ではなくて、パトカーで交通安全協会に搬送されました。意識ははっきりしてるとのこと。

                    まもる君の背後には電柱があり、まもる君がいなければ大事故につながりかねない状況だったようです。


                    両足に応急治療を受けたまもる君を宮古島市長が見舞いました。



                    まもる君はこれだけの大怪我を負いながらも、3月中旬には職場復帰すると述べ、市長を安心させたのでした。


                    身を挺して島民を守ったまもる君。島民からは「こんな立派なおまわりさん。昇進させればいいサイガ」と声が上がっています。

                    (^o^)/


                    慶座絶壁の海

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                      「よし、海や」と思い立ち、お昼前に慶座絶壁(ギーザバンタ)に向かいました。



                      慶座の海と



                      絶壁。



                      それから、地下水。




                      これだけの絶壁ですから、壁面から湧き水が噴出します。大量の真水が海に流れていたのですからもったい無い話です。

                      そこで、慶座に地下ダムが整備され、地下水が糸満市や八重瀬町に送水できるようになりました。

                      先ほどの写真はダムからの放水のようなものです。


                      遊歩道を使って海に下り、振り返りました。

                      先ほど、私がいた場所と、



                      絶壁。



                      「魔王」という言葉が思い浮かびます。

                      そして、近くなった海。




                      地下水は階段状の滝となっています。




                      私が立っている場所は潮だまりで、沢山の魚が取り残されています。

                      そこへ真水が滝となって流入し、潮だまりの水が海に溢れ出ます。てことは、次の満潮までの間に、潮だまりは水たまりになるはず。

                      なんで魚が生きていられるんでしょうね。


                      宮古島だったと思いますが、川の魚と海の魚が両方釣れる場所があるそうです。

                      海岸にある深い(海水の)池に川の水が流入していて、比重の重い海水が池の底にあり、比重の軽い真水が池の表面にあると。

                      だから、釣り糸を長く出せば海の魚が釣れ、短く出せば川の魚が釣れると。

                      ほっほ〜。

                      だけど、私がいる場所は、浅い潮だまり。今の話は関係無いのでした。


                      慶座絶壁から海に下りるルートは二つあるそうで、私が歩いたのは言わば新道。もう一本の古道を探しましたが、見つかりませんでした。

                      これが、お家に帰って昼寝をしたら見つかったので不思議です。

                      極めて不鮮明ながら、脳内でお昼の映像を再生すると、「ああ、ここか」と古道の入口を発見したのです。

                      もっとちゃんと探せば良かったと後悔しましたが、まあ、また行けばよいのです。


                      明日の朝目が覚めたら、真水の潮だまりで魚が生きてる理由が分かるかもねぇ(笑)

                      ちゅうことで、私は寝ます。


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