衆議院沖縄3区補選の結果

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    衆議院沖縄3区補選の結果です。

     

    投票率(43.99%)

    屋良朝博(77,156票)

    島尻安伊子(59,428票)

    島尻/屋良=0.77

     

    昨年の県知事選の結果はこちら。

     

    投票率(63.24%)

    玉城デニー(396,632票)

    佐喜真淳(316,458票)

    佐喜真/玉城=0.80

     

    候補者の得票数を割り算してみると、今回の選挙は県知事選以上に差がついたことがわかります。つまり、島尻さんは佐喜真さん以下のスコアで負けたということ。

     

    投票率が知事選より約19%も低く、組織票を有する島尻さん有利に働いたにもかかわらず、この結果。屋良さんの圧勝と言って良いでしょう。

     

     

    さて、話は変わりますが、今年は広島カープの出だしが不調で、ただいま8勝12敗。昨日、やっと最下位を脱出しました(^^)

     

    カープが勝った日。私はスポーツニュースやネットを見て、5回も6回も勝たせます(笑)

     

    今年はなかなか勝たないのでそれだけでは物足りず、負けたチームの応援サイトに入り込み、彼らの負け惜しみを聞くことで、やっと溜飲を下げる毎日。なんて悪趣味なんでしょ(^^)

     

     

    で、昨夜は屋良さんに当確が出て以降、ずっとそれをやってたわけよね。住民票を移しただの、偏向報道に惑わされただの、中国に侵略されても知らんぞだの、あいも変わらずグフフフフ(^-^)v

     

    それで、Twitterに次のように呟いて、安らかに眠ったのでした。

     

    屋良衆議院議員を支持されてる皆さん。誠におめでとうございます\(^o^)/

     

     

      

     

      

     

     


    衆議院沖縄3区補選の様子

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      玉城デニー氏の知事選出馬により空席となっていた衆議院沖縄3区の補欠選挙が告示され、今月21日が投票日です。

       

       

       

      候補者は無所属の屋良朝博氏と自民党公認の島尻安伊子氏。

       

       

      沖縄3区の自民党支部長を務めていた比嘉奈津美氏は玉城デニー氏に連敗中でした。天敵がいなくなって「今度こそ」と思っていたところが突然の島尻安伊子。

       

      自民党本部から「貴女は夏の参院選に比例で出てもらうから、今回は島尻に譲ってやってくれ」と言われたんでしょうね。よって、沖縄3区の現支部長は島尻氏です。

       

       

      3年前の参議院選挙で、島尻氏は現職大臣(沖縄・北方担当)でありながら、伊波洋一氏に10万票の大差で完敗しています。

       

      伊波洋一(356,355票)

      島尻安伊子(249,555票)

       

      それでもなお島尻氏なのか、それがさっぱり分かりません。

       

       

      島尻氏は沖縄・北方担当大臣の時に、宜野湾市長選挙で佐喜真淳氏を支持し、普天間飛行場の跡地にディズニーランドを誘致するとぶち上げました。

       

      その後、国会で沖縄1区選出の赤嶺政賢氏から「ディズニーランドの話はどうなりました?」と問われ、島尻氏は「相手(オリエンタルランド社)のあることですから回答は控えます」と答えてましたね。そんなら最初から言うなって話です。

       

      だから、今回の補欠選挙で島尻氏は何を言い出すのかとワクワクしていたら、「国際情勢が安定したら、辺野古を民間空港として運用することを視野に入れたい」と(笑)

       

      そんなこと、聞いた瞬間に無理と分かります。

       

       

      辺野古基地周辺には、航空法の高さ制限を超える建物が、沖縄高専や久辺小中学校など112軒もあります。航空法は米軍基地には適用されませんが、民間空港には適用されます。だから、辺野古を民間空港として運用することは無理なんですよ。

       

      仮に高さ制限がクリアできたとしても、辺野古基地の滑走路は1,800m(over runを含む)しかなく、プロペラ機しか発着できません。幹線が那覇空港でローカル線が辺野古では、乗り継ぎできませんよね。

       


      私は屋良氏の当選を確信しており、伊波氏のような圧勝を期待しています。島尻氏は今回で終わりにしていただきましょう。


      なお、夏の参院選は革新系は高良鉄美氏、保守系は安里繁信氏が立候補の予定です。

       

      現職の糸数慶子氏は高良氏に席を譲ったかたちになりましたが、衆参同時選挙の際は社大党から離れて、沖縄4区(現職は西銘恒三郎氏)で出馬の可能性があるようです。


      衆議院沖縄3区の補選

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        玉城デニー氏の辞職に伴う、衆院沖縄3区の補選(来年4月21日)に、屋良朝博氏が自由党から立候補するとのこと。いやぁ、いい人が引き受けてくれたものです。

         

         

        屋良氏は元沖縄タイムス論説委員で、現在はジャーナリスト。沖縄の基地問題について、彼ほどの見識とそれを裏付ける知識を持つ人は、他にいないでしょう。

         

        対立候補は島尻あい子氏だそうで、討論会を開いても、まったく討論にならないでしょうね。もし公開討論会が開催されるなら、是非、参加したいと思います。


        県知事選を終えて

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          沖縄県知事選は接戦の予想を覆し、玉城デニー候補が沖縄県知事選史上最多の得票数で圧勝しました。

           

           

          佐喜真淳候補の基礎票(組織票)は約30万票と言われていて、陣営はそこに無党派層の得票を上積みする戦略でした。ところが、自民党や公明党の支持者の一部が玉城支持に回ってしまい、無党派層からの得票もその穴埋めをするのがやっと。玉城支持を公言した公明党員の存在がニュースになり、万歳三唱する玉城陣営の後方では、公明党の三色旗が振られていました。

           

           

          今回の県知事選には、菅官房長官や小泉進次郎議員が何度も佐喜真候補の応援に来て、街宣車の周囲には自民党や公明党の関係者が動員されました。そして、遠巻きに眺める一般有権者達は、佐喜真候補と官房長官らが並ぶ姿を見て「結局、こいつは政府の言いなりになるんだな」と実感したのでした。

           

          その点、玉城候補は街宣車の屋根には一切上がらず、地面から支持を訴えていました。ナイチャーの私でさえグッときたのですから、その姿は多くのウチナーンチュの心に響いたことでしょう。

           

           

          今回の知事選で玉城デニーはウチナーンチュらしく戦い、佐喜真淳はウチナーンチュらしくなかった。極めて単純に総括すれば、私の感想はそんなところです。

           

           

          落選が決定的となり、支援者に頭を下げる佐喜真候補夫妻。

           

           

          最前列左から、翁長政俊(県議:那覇市長候補)、西銘恒三郎(衆院沖縄4区)、国場幸之助(衆院比例)、松本哲治(浦添市長)、2席空いて、ちょと誰だかわからない、遠山清彦(衆院比例)、金城勉(県議:公明党沖縄県本部長)。左の空席の後ろに比嘉奈津美(前衆院)、その右に島尻安伊子(前参院)。

           

          この映像が流れた後しばらくして、再度この場所が中継されましたが、上記の人達はさっさと帰ってしまったのか、席には誰も残っていませんでした。

           

          玉城候補へのネガティブキャンペーンを続けた国場幸之助と遠山清彦には比例区選出議員の悲哀を感じます。生殺与奪を党本部に握られているのですから、やれと言われたらやるしかありません。同じく参議院比例区の今井絵理子は、選挙期間中、沖縄にいたようですので、人目につかない組織票固めにでもかりだされていたのでしょう。

           

          佐喜真淳、国場幸之助、今井絵理子は、いずれもれっきとしたウチナーンチュ。この人達を日本政府による沖縄分割統治の犠牲者と呼ぶのは言い過ぎでしょうが、知事選を終えて、その種の苦々しさが残りました。ざまあみろって話ではないってことね。

           

           

          (分割統治)

          統治者が被統治者間の人種、言語、階層、宗教、イデオロギー、地理的、経済的利害などに基づく対立、抗争を助長して被統治者の連帯性を弱め、自己の支配に有利な条件をつくりだすことをねらいとした統治手法。


          選挙運動中のオバハンと(サキマ淳)

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            オ「サキマ淳でございます」

             

            C「はい」

             

            オ「サキマ淳は携帯料金の4割削減を目指します。ねっ、助かりますよね」

             

            C「ば〜か。沖縄県知事にそんなことができるもんか」

             

            オ「ですから、削減させるではなくて、削減を強力に働きかけるということですよ」

             

            C「ほら」

             

             

            オ「あっ、これはいけませんね。印刷会社に厳しく言っておきます」

             

            C「働きかけるんなら宜野湾市長の時からやれば良かったじゃん」

             

            オ「いえ、そこはやはり、市長と知事では・・」

             

            C「そうだよな。宜野湾市長は辺野古の埋め立てを承認できんから。あっ!!」

             

            オ「なっ、なんですか?」

             

            C「サキマさんが宜野湾市長の選挙で言うてたディズニーランドの誘致はどうなった?」

             

            オ「いえ、それは」

             

            C「ミッキーマウスは宜野湾に来たの?」

             

            オ「いいえ。でも、那覇には来ましたよね。何で来たんでしたっけ」

             

            C「ねえ。貴女、本当にサキマさんの支持者なの?」

             

             

            サキマさんのスローガンは「対立から対話へ」。

             

            対立と対話。日本語として、この二つの概念が「AからBへ」と言えるものなのか。国家間の外交を思い浮かべていただきたい。対立を解消するために対話が必要なのですよ。対立があるからこその対話と言っても良いでしょう。対立の無い時の対話って、何を話すんでしょう。

             

            二つの言葉の概念が揃った例を上げれば、「対立から従属(服従でも可)」。これなら意味が良く分かります。

             

             

            考えてみて下さい。県知事候補が携帯料金を削減しようなんて思いつきますか?。多少、サキマさんのカタを持てば、官邸筋から言わされてるんじゃないかと。

             

            官「サキマ、てめえよぉ。デニーは辺野古反対って言ってりゃいいけどよぉ、てめえは何て言うんだよ。経済振興?。そんな漠然としたことじゃあダメだよ。そうだ、携帯料金を下げますって言いな」

             

            サ「けっ、携帯料金をですか?。県知事候補がですか?」

             

            官「給料の安い、若いウチナーンチュが喜んで投票するだろうよ」

             

            サ「でも、さすがに携帯料金はちょっと」

             

            官「じゃあ、何て言うんだよ。てめえは言われた通りにやればいいんだよ。なっ」

             

            こんな感じと思いますが、これを対話とは言いませんよね。


            選挙運動中のオバハンと(玉城デニー)

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              オ「玉城デニーでございます」

               

              C「おう。期日前でデニーさんに入れたよ」

               

              オ「あっ、ありがとうございますm(_ _)m」

               

              C「あと一日、頑張って」

               

              オ「はいっ!!。一緒に基地の無い沖縄を創りましょう」

               

              C「何言ってる」

               

              オ「えっ?。基地の無い・・・」

               

              C「そんなことをデニーさんが言ったの?」

               

              オ「あっ、いえ、それは」

               

              C「貴女がそうしたいのね」

               

              オ「はい」

               

              C「じゃあ、貴女が立候補しないと」

               

              オ「でも、基地は無いほうが・・・」

               

              C「デニーさんは辺野古には反対してるけど、全米軍基地撤去なんて言ってないでしょ」

               

              オ「はい」

               

              C「だから、貴女の考えは言わないよ」

               

               

              沖縄の基地問題を議論する際、まず明らかにすべき立場は日米安保に賛成か、反対か。賛成ならば応分の基地負担を覚悟せねばなりませんし、反対ならば全米軍基地撤去を訴えることになります。

               

              将来はともかく、現在、日本国内で日米安保は広く容認されていて、それは沖縄でも同じです。従って、辺野古に反対する沖縄県民の大半は、沖縄の基地負担の現状はとうてい「応分」とは言えないので、辺野古反対、海兵隊基地撤去(県外移設)を訴えています。

               

              ネトウヨは「沖縄の全米軍基地を撤去したら、中国に侵略されて、チベットやウイグルみたいになってしまうぞ。それでもいいのかっ!!」と、頻繁に叫んでますが、それは、日米安保に反対してる人を探して、その人に向かって叫びなさい。なかなか見つからないようなら、今日のオバハンを紹介してあげましょう。


              知事選期日前投票

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                次の日曜日は沖縄県知事選の投票日。台風が来そうなので、今日、期日前投票を済ませました。

                 

                 

                雇用主が従業員に対して、特定の候補者への投票を求めることはこれまでも普通にあり、だからこそ、候補者は企業や団体に支援を求めます。

                 

                今回の知事選ではそれが更にエスカレートして、投票用紙に候補者の名前を書いたら、それを写真に撮れと命じられる事態になっているとのこと。

                 

                総裁選で晋三さんが、国会議員333人に縁起物のカツカレーを振る舞ったところ、議員票が329しか入らず、晋三一派は4人の食い逃げ犯の割り出しに躍起になっているようです。発想はそれと同じ。もはや、腐臭が漂っていますよね。

                 

                選管は各投票所に対して、投票所におけるカメラの使用を禁止する旨、通達を出しました。もちろん、スマホのカメラもダメ。今日の投票所にも、その旨の張り紙が掲示されていまして、大変結構なことです。

                 

                 

                雇用主の義務と労働者の権利は労働法並びに関連法に定められていて、戦後、殆どの法改正は労働者を保護する趣旨で行われています。そして、言うまでもありませんが、雇用主は労働者に対して、法に背く指示は出せないのです。

                 

                一つの目安として、労働者が直感的に「ん?」と思うようなことがあれば、その雇用主は法に背いてると考えて良いでしょう。逆説的ですが、雇用主は法の下でがんじがらめになっていて、ほとんど何も言えないのです。

                 

                 

                私の経験で言えば、沖縄では、そこの理解が本土に比べて遅れています。雇用主も労働者も。

                 

                試しに某青果店のお父さん(やがて90)の発言をチェックしてみれば、法令違反と世間話でほぼ百(笑)。本人はそれが当たり前だと信じ込んでるから、もはや修正不能なのよね。

                 

                それから、何度も例にあげて恐縮ですが、ハローワークで暇つぶしにビデオを見ていたら「面接の受け方」をやっていて、「給料をいくらご希望ですか?」と問われたら「お任せします」と答えましょうと指導してました。沖縄に来てすぐのことでしたから、私は椅子からずり落ちそうになりました。まあ、今はその程度のことでは驚きませんがね。

                 

                こうしたことは、沖縄の失業率や賃金など、労働環境を示す各指標が低いことと、深い関係があると言えるでしょう。

                 

                 

                今回の知事選で、命じられた通りに、投票用紙を写真に撮る労働者は、普通にいると思います。クビにされたくは無いし、パワハラを受けたくも無いのでね。

                 

                SNSでは「それは憲法違反だ」、「公選法違反だ」などの指摘があって、「だから沖縄は駄目なんだ」みたいな結論になってるようですが、沖縄の労働環境を次の日曜日までに改善するって無理なんですよ。

                 

                だから、会社から「サキマに投票しろ」と命じられたら、にこやかにハイハイと答えておきましょうとか、学会から「投票用紙を写真に撮れ」と命じられたら、サキマと書いて写真に撮り、しかる後にその名前に二重線を引き、横にデニーと書きましょうとか、そういった実用的なアドバイスが有効だし、愛があると思います。例えばね(笑)


                小さな島の選挙

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                  一昨日行われた、渡名喜村の村議会議員選挙の開票結果です。議員定数6に対して7名が立候補しました。

                   

                   

                   

                  渡名喜村の人口は約400人。国内に183ある村のうち、人口では175番目の村だそうです。(1番は読谷村で約4万人)

                   

                  私はこの小さな村の選挙結果に暫し見入ってしまいました。トップ当選が56票。う〜む。

                   

                   

                  渡名喜村は一島一村であるばかりか、集落も一つ。どんな島でも2つか3つの集落があるものですが、渡名喜村は全島民が一つの集落で暮らしています。島の平地がそこだけなのよね。

                   

                   

                  今回の選挙で特筆すべきは、新人渡口(亮)さんの当選でしょう。他の候補者は短い人でも3期(12年)、長い人は10期(40年)。これまでは、議員が引退しない限り、変化は無かったのではないかと。

                   

                  そこへ割って入った渡口(亮)さんは、村の教育長でしたが、昨年、収賄容疑で逮捕されています。

                   

                  私は農連で働く渡名喜出身のオバぁに「教育長が収賄ってなんやねん」と毒づいたところ、そのオバぁがこんなことを言ってました。

                   

                  「あの子のことはよく知ってるけど、そんなことをする子じゃないよ。きっと何か事情があったはず。どんな事情かは知らないけど、それを聞けば納得できるはずよ」

                   

                  その時は、そんなものかなと思ってましたが、今回、村議会議員に当選したってことは、島の人達もそのオバぁと同じように思っていたということ。

                   

                  さっそく当選を知らせに行ったら、オバぁは「ねっ、そうでしょ」と嬉しそうにしてました。

                   

                   

                  小さな島の村長や議員と聞けば、島の権力者・支配者で、誰も逆らえない立場にいる人のように見えますが、一方で、別な見方もできそうです。

                   

                  つまり、村長であれ議員であれ、島で生まれ育った人ですから、島民はその「人となり」を良く知っています。

                   

                  沖縄県知事選や那覇市長選で誰に投票するかを考える時、多くの有権者は候補者のほんの一面を知っているに過ぎません。

                   

                  小さな島の投票では、候補者のゴマカシが効きません。有権者の一票が確かなんですよ。

                   

                   

                  しょうもないオチで恐縮ですが、一例を挙げれば、こんな人物は渡名喜の村議会議員には、絶対になれないってことです。

                   


                  「私は基地を造る」と言えよ

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                    昨日、知事選予定候補者の討論会が開催されました。

                     

                     

                     

                    玉城氏は辺野古の基地建設に反対し、佐喜真氏は賛否を明言せず。

                     

                    基地建設を選挙の争点から外そうとする佐喜真氏の姿勢にはウンザリで、彼の顔も見たくないので、討論会の録画を見る気になれません。

                     

                     

                    辺野古に基地が造られることへの反発と、基地建設を強行する政府への反発と、両者を比べると、私の中では後者の比率が高いかもしれません。

                     

                    政府は重要な基地政策に関する情報を公開せず、政策を決めた後に、それを沖縄に強要することを繰り返してきました。それは、どう考えても「だまし討ち」。沖縄県民に理解を求めるプロセスがまったくありません。

                     

                    佐喜真氏は沖縄県民でありながら、県知事候補でありながら、そのやり方をそのまま選挙に持ち込もうとしています。

                     

                     

                    仮にですが、佐喜真氏が「私は辺野古に基地を造る」と宣言し、「なかなか理解は得られないだろうが、そのための努力を惜しまない」と言ったとすれば、どれほど爽快な気持ちになれることか。

                     

                    それを本当に実行してくれるのなら、私は彼に票を入れてしまうかもしれない、とさえ思います。(入れないが)

                     

                    で、話は元に戻って、それとは真逆をやってる佐喜真氏の顔を見るのも嫌だってこと。


                    名護市長選挙始まる

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                      JUGEMテーマ:地域/ローカル 

                       

                      昨日、名護市長選挙が告示されました。私は普天間飛行場の辺野古移設に反対の立場ですから、稲嶺現市長を応援します。

                       

                       

                      それにしても、市長選挙の度に街が二分される名護市民の多くは「もういいかげんにしてくれ」という心境ではないでしょうか。辺野古移設に賛成するか反対するか以前の問題として、こんな状態が長く続いていることは、行政の怠慢ではないかと思います。

                       

                      辺野古商工社交業組合の前会長飯田昭弘さんが2015年にこんなことを言われてます。これを読めば親日だ反日だ、右翼(ネトウヨ)だ左翼(パヨク)だと言う議論(ていうか罵詈雑言)が問題の解決に繋がらないことがよく分かります。

                       

                       


                      辺野古に暮らす私たちの願い

                      2014年11月の県知事選挙で、翁長さんが10万票差をつけて勝ちました。割合でいうと、県民の6割が翁長さんを支持し、4割は支持しなかったということになります。翁長さんが勝ったことで、辺野古の地域的に大きな変化がもたらされたかというと、あまり状況は変わっていません。


                      翁長さんは現政権の「粛々」という言葉に強い抵抗を示しましたけど、私はウチナーンチュであると同時に日本人としての自意識も持っています。国防や国益論を前面に打ち出して「辺野古に基地が必要だ」と言われたら、それを全否定することはできないです。とはいえ、基地が来るなら来るで、土足で来られるのは困ります。珊瑚をつぶして海を埋め立てる。騒音被害をまき散らすオスプレイを配備する。誰が見たって、心情からいうとそれは来てほしくありません。私だって本音を言えば基地はいらない。

                      これは沖縄に限ったことではなくて、みなさん同じだと思います。原発も基地も、住民からすれば「迷惑施設」なんですよ。そういう面があることは誰も否定できないはずです。そのうえで私は辺野古の商工会長としての立場から「どうせ基地が来るのなら、若い世代が定着して、末代までここで暮らしていけるようなまちづくりを目指してほしい。そこはちゃんとしてくれよ」と言いたい。それだけの話なんです。


                      基地移設問題は辺野古にとっては100%条件闘争

                      まちづくりの話だと考えてもらえるとわかりやすいと思うのですが、ここは過疎化の進む小さな港町です。本来そうした一地域のまちづくりについて、市や県を飛び越えて国の予算でどうこうできるものではないですよね。たとえば私たちが「ここからここの海は絶対に守りましょう」と、海浜公園のようなものを提案するとしますよね。もちろんこれまでにもそうしたまちづくりの要求は出してきましたが、市長や県知事が「基地は絶対に作らせない」というスタンスになっていると、少しでも普天間移設とリンクするような内容であった場合、NOという判断が下されます。

                      しかし、われわれ地元の住民は基地が来ようが来まいが、辺野古で生きていかなければならない。行政のトップが「絶対反対」と主張していても、「基地が来ることを前提とした未来」も考えなければいけないんです。だから辺野古住民にとって基地移設問題とは、賛成・反対の話ではなく、100%「条件闘争」なんです。


                      基地で経済は潤うが安定しない

                      私は辺野古が一番栄えていた1960年代に20歳を迎えました。キャンプ・シュワブができてベトナム派兵で賑わって、社交街のアップルタウンが整備されました。その頃の辺野古にはお店が200軒あったのが、いまは12〜3軒まで減ってしまった。キャンプ・シュワブがなくなったわけでもないのになぜか。全盛期のキャンプ・シュワブには2000名ほどの米兵がいたのが、現在は250名まで減ってしまったからです。


                      辺野古の商工業振興については、脱基地依存経済を目指して岸本建男前名護市長が国立沖縄高専を誘致したり、金融IT特区を打ち出したりしましたが、あまり効果はありませんでした。それらの施策を打ったことで昼間人口は4000人から5000人くらいまで増えたんですが、買い物ができない、遊ぶ場所がない――さびれた町になってしまった辺野古に、その人たちは住んでくれないんです。彼らの大半は山を越して西側の名護市街に住んでいます。便利で遊ぶところもたくさんありますから、そっちがいいと言うんです。


                      「基地の恩恵」は軍用地料だけじゃない

                      辺野古に、3000億とも5000億とも言われる北部振興予算のうちのいくらかでも落ちていれば、この辺りの事情は少し違っていたかもしれません。一例を挙げると、辺野古には下水道がありません。日本の80%近くの世帯で、当たり前に整備されているはずの下水道が、です。一度、基地の話と紐づけて下水道整備の話が出たのですが、仲井真前知事の「いい正月」発言で立ち消えとなってしまいました。いま、もし下水道がない辺野古で集合住宅を作るとすると、200人賄える浄化槽を1000万円のコストをかけて作らないといけません。それを個人で負担させるのかという問題があるわけです。インフラ整備に関していえば、どうしても人口の多いところが得をします。予算が落ちる名護市街には立派な公民館やコミュニティーセンターができるのに、辺野古はなぜ……という思いがあります。

                      私たちは何も特別なことを要求しているわけではありません。下水道がほしいとか、スーパーが一軒もない町ですから小さなスーパーを作ってほしいとか、高専の学生や子どもたちが海水浴ができる海浜公園を作ってほしいとか、そういう普通のことなんです。


                      真の問題は莫大な予算が行き届かないこと

                      そういう話をすると、「そもそも基地依存がよくなかったんじゃないか」と言う人がいます。しかし、そもそもこの辺り一帯は、畑ができるような土地ではありません。そこをキャンプ・シュワブが軍用地として借り上げて、辺野古は軍用地料の恩恵を受けています。このあたりが外の人には複雑に映るかもしれません。

                      でも、こう考えてみてください。すでに軍用地料の恩恵を受けている地主さんにとって、新しい基地を作る必要はあるのか? と。彼らはキャンプ・シュワブがあれば生活できるんじゃないかと。

                      つまり、軍用地料うんぬんよりも、莫大な北部振興費が最低限度も辺野古という地域に行き届いてないということが、この問題の本質なんです。個人の損得の話には収まらない、「地域」の話として誰も耳を貸してくれない。行政もメディアもです。これまでキャンプ・シュワブの基地負担を引き受けてきたのに「結局一番損をしているのは辺野古じゃないか」と不満を抱く住民が多くいる理由はここにあります。


                      経済人も反対派も地元のことは考えていない

                      地元・辺野古と県のコミュニケーションが不足していることはまったくありません。人口の多い都市部であれば、基地をすべてなくした方が、それこそ100倍の経済効果を生むということも夢じゃないと思います。しかし、辺野古は空港からも遠く、ショッピングモールをつくったとしても経営的に厳しいでしょう。「基地をなくして、リゾート開発をすればいい」と一部の経済人は言いますが、いまある軍用地をすべてその人たちが買ってくれて、本気でこの地域に入り込んで共に未来を考えてくれるわけではない――その意味では、いまキャンプ・シュワブのゲート前で反対運動をしている人たちも、必ずしもこの地域のことを考えて反対しているわけではないと思います。

                      反対運動をしている人たちが、ゲート前で「ヤンキーゴーホーム」と叫ぶと、米兵はゲートの外に出てこなくなります。そうすると地元住民と米兵同士の交流にも支障が出ます。では反対する人たちが地元住民とどう接しているのか。私はこれまで何度か、難しいかもしれないなと思いながら、反対してる人たちに「辺野古の地元で食事をしたりお弁当や飲み物を買ってもらえないか」とお願いをしました。しかし、「活動のために出費を抑えないといけないから」という理由で断られました。辺野古には軍用地で食べている人もいれば、お店をやって食べている人もいます。これではますますお店が潰れていく一方です。それで、連日拡声器でやいのやいのと騒がれると「うるさいのはむしろ基地ではなくてあなた方ではないですか」というように見る住民も出てきます。本音を言えば、静かな暮らしを返してほしい。そう思う人がいても仕方がないのかなと感じます。


                      反対運動をしている人たちの望みが叶って、辺野古に基地が来ないと決まったときに、彼らがわれわれと一緒に辺野古の今後のまちづくりについて考えてくれるでしょうか? 残念ながら、現状の答えはNOだと思います。


                      オール・オア・ナッシングはあり得ない

                      ゲート前に集まる人のなかに地元の人間がまったくいないわけではないので一概には言えませんが、反対運動をしている人たちと地元のいろいろな立場の人たちが対話や交流をする場もないんですね。地元・辺野古には反対派だけではなく、条件付きで基地受け入れに賛成する派もいますし、なかには経済的なことではなく国防的な観点から基地を受け入れてもいいという立場の人もいる。何も反対運動をする人に限った話ではありません。みなさん問題の是々非々には関心があってもその理由について知ろうとしない。理由はバラバラなんです。


                      ただひとつ「地元の総意」があるとするならば、「『ほかに案がないからここに基地を作らせてくれ』と頼まれたときに、その理由をきちんと示したうえでこの地域をどうしていくのか、具体的な計画とともに説明してほしい」ということです。そうした段取りがなく、ただ闇雲に国から「お金さえ与えておけばいい」というような態度で来られたらどう思いますか? それは住民のプライドを土足で踏みにじるような行為です。

                      ましてや政府として一度は県外移設の方向へ向かったものがダメになり、こじれてしまったわけですよね。ですからこの問題でオール・オア・ナッシングはあり得ないんです。上から一方的に決めるのではなく、お互いどうすればいいのかを政府と自治体と住民と、もう一度原点に立ち戻って話していかないといけないと強く思います。


                      辺野古のまちづくりが始まらない理由

                      辺野古のアップルタウンは、もともとキャンプ・シュワブができるときに、どうせなら対米兵相手の商売ができるようなまちづくりをしてくれという地元の要望があって実現したものでした。その頃の辺野古は、170戸250名くらいの人口しかいませんでした。半農半漁の過疎の村の人たちでしたから、米兵相手に商売をするといってもノウハウがありません。それで、広く沖縄中南部から、奄美大島、宮古、八重山まで行って、辺野古で商売をする寄留民――入植者を募集してできたのがアップルタウンなんです。外から移住してきた彼らがいま、住民の約半数を占めています。


                      この町を初めて訪れた人は、トタン屋根がいまにも崩れ落ちそうな建物が半数以上もあるのを目にして驚くと思います。なぜそのままにしているのか。ここの土地は元から住んでいた辺野古の人たちのものなんですが、上に建っている建物は移住してきた人たちのものなんです。

                      少し乱暴に言えば、元々の辺野古住民は軍用地料を得て生活し、移住してきた人は米兵相手に商売をして生活してきた――辺野古にはそういう歴史があるのです。新しく建て直してまちづくりをしたくても現状の借地借家法がある以上、移住してきた人たちは自分たちの意志だけで建て替えを行うことができません。この状況を変えるには、それこそこの一帯を国や自治体が丸ごと買い取るようなことでもしないと何も始められない。


                      これからの辺野古のまちづくり

                      私たちは「辺野古区まちづくり委員会」でまちづくりについて話し合っています。私たちの要望を汲み取った国の、あるいは県の公園がなぜできないのか、その答えがまだもらえていません。私はできればこの地区にマリンスポーツやスケートボードの国際大会が開けるような機能のある、自然保護を目的とした公園を作ってほしいと願っています。

                      これまでの経緯を振り返っても、単に大金をバラまくだけの振興策では基地反対派を納得させることはできません。辺野古のまちづくりのためには条件闘争しかないと考えている地元の人間のことを「金をもらっているから基地に賛成しているんだろう」と決めつける基地反対派がどれだけいることか。その対立がどれだけ不毛なのかは、外の人にとっても想像に難くないと思います。


                      われわれ地元の住民が「条件付きで」基地を受け入れる――それは当然「条件」の方に重きが置かれているのですが、なかなかそうは受け取ってもらえないんです。「辺野古の町をこうしたいんです」と声を挙げた途端に「じゃあ移設はOKってことですね?」と、条件の話がうやむやになってしまう。そういうことのくり返しで今日に至ります。

                      これまでになく基地移設問題に注目が集まっているいまだからこそ、私は「沖縄や辺野古の抱える複雑さ」に焦点が当たってほしいと思います。いま本当に私たちが望んでいるのは、オール・オア・ナッシングにとらわれない、辺野古の未来につながる議論です。


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                      念願の沖縄生活を始めて10年になりました。
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