比例復活ねぇ

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    先日の衆議院選は自民党の2勝2敗の結果となり、オール沖縄の退潮傾向が明確になりました。

     

    そして、自民党が敗れた一区と二区の国場幸之助と宮崎政久は共に3期連続の比例復活で議員を続けることになりました。

     

     

    このお二人が議員で居られるのは沖縄県民のおかげではなく、比例重複を認めてくれた自民党幹部のおかげなんですよ。

     

    それを三期も続けると、県民にどう思われようが構わないみたいです。彼らにとって県民に愛されることより自民党幹部に愛されることのほうが重要なんです。

     

    三区は島尻あい子が選挙区を制しました。私はあのオバハンが大嫌いですが、浪人5年で結果を出したことはよく頑張ったと思います。国会議事堂の廊下ですれ違った時、先に頭を下げるのは上の二人になりますね。

     

     

    一区の国場幸之助は下地幹郎と保守票を分け合う結果となりました。二人の得票数を単純に合計すれば赤嶺政賢を上回るので国場幸之助は「下地幹郎さえいなければ」と思っています。

     

    しかしねぇ。それなら、下地幹郎の立候補を思いとどまらせればいいだけのこと。それもできないような調整能力で政治家は務まらないでしょう。

     

     

    そして、一区の保守系候補者を一人に絞ろうと動いたのは国場組の国場幸一会長でした。そして、推したのは下地幹郎。面白いでしょ(^^)

     

    国場幸之助は国場組の支援を受けてると思ってる方がいれば、それは間違いです。国場幸一会長は国場家の本流で国場幸之助は傍流。決して仲は良くないのですよ。



    そうそう。この度の衆議院選。選挙区で落選した自民党候補者の全員が比例復活しました。どうなのよ(^^)


    衆議院沖縄3区補選の結果

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      衆議院沖縄3区補選の結果です。

       

      投票率(43.99%)

      屋良朝博(77,156票)

      島尻安伊子(59,428票)

      島尻/屋良=0.77

       

      昨年の県知事選の結果はこちら。

       

      投票率(63.24%)

      玉城デニー(396,632票)

      佐喜真淳(316,458票)

      佐喜真/玉城=0.80

       

      候補者の得票数を割り算してみると、今回の選挙は県知事選以上に差がついたことがわかります。つまり、島尻さんは佐喜真さん以下のスコアで負けたということ。

       

      投票率が知事選より約19%も低く、組織票を有する島尻さん有利に働いたにもかかわらず、この結果。屋良さんの圧勝と言って良いでしょう。

       

       

      さて、話は変わりますが、今年は広島カープの出だしが不調で、ただいま8勝12敗。昨日、やっと最下位を脱出しました(^^)

       

      カープが勝った日。私はスポーツニュースやネットを見て、5回も6回も勝たせます(笑)

       

      今年はなかなか勝たないのでそれだけでは物足りず、負けたチームの応援サイトに入り込み、彼らの負け惜しみを聞くことで、やっと溜飲を下げる毎日。なんて悪趣味なんでしょ(^^)

       

       

      で、昨夜は屋良さんに当確が出て以降、ずっとそれをやってたわけよね。住民票を移しただの、偏向報道に惑わされただの、中国に侵略されても知らんぞだの、あいも変わらずグフフフフ(^-^)v

       

      それで、Twitterに次のように呟いて、安らかに眠ったのでした。

       

      屋良衆議院議員を支持されてる皆さん。誠におめでとうございます\(^o^)/

       

       

        

       

        

       

       


      衆議院沖縄3区補選の様子

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        玉城デニー氏の知事選出馬により空席となっていた衆議院沖縄3区の補欠選挙が告示され、今月21日が投票日です。

         

         

         

        候補者は無所属の屋良朝博氏と自民党公認の島尻安伊子氏。

         

         

        沖縄3区の自民党支部長を務めていた比嘉奈津美氏は玉城デニー氏に連敗中でした。天敵がいなくなって「今度こそ」と思っていたところが突然の島尻安伊子。

         

        自民党本部から「貴女は夏の参院選に比例で出てもらうから、今回は島尻に譲ってやってくれ」と言われたんでしょうね。よって、沖縄3区の現支部長は島尻氏です。

         

         

        3年前の参議院選挙で、島尻氏は現職大臣(沖縄・北方担当)でありながら、伊波洋一氏に10万票の大差で完敗しています。

         

        伊波洋一(356,355票)

        島尻安伊子(249,555票)

         

        それでもなお島尻氏なのか、それがさっぱり分かりません。

         

         

        島尻氏は沖縄・北方担当大臣の時に、宜野湾市長選挙で佐喜真淳氏を支持し、普天間飛行場の跡地にディズニーランドを誘致するとぶち上げました。

         

        その後、国会で沖縄1区選出の赤嶺政賢氏から「ディズニーランドの話はどうなりました?」と問われ、島尻氏は「相手(オリエンタルランド社)のあることですから回答は控えます」と答えてましたね。そんなら最初から言うなって話です。

         

        だから、今回の補欠選挙で島尻氏は何を言い出すのかとワクワクしていたら、「国際情勢が安定したら、辺野古を民間空港として運用することを視野に入れたい」と(笑)

         

        そんなこと、聞いた瞬間に無理と分かります。

         

         

        辺野古基地周辺には、航空法の高さ制限を超える建物が、沖縄高専や久辺小中学校など112軒もあります。航空法は米軍基地には適用されませんが、民間空港には適用されます。だから、辺野古を民間空港として運用することは無理なんですよ。

         

        仮に高さ制限がクリアできたとしても、辺野古基地の滑走路は1,800m(over runを含む)しかなく、プロペラ機しか発着できません。幹線が那覇空港でローカル線が辺野古では、乗り継ぎできませんよね。

         


        私は屋良氏の当選を確信しており、伊波氏のような圧勝を期待しています。島尻氏は今回で終わりにしていただきましょう。


        なお、夏の参院選は革新系は高良鉄美氏、保守系は安里繁信氏が立候補の予定です。

         

        現職の糸数慶子氏は高良氏に席を譲ったかたちになりましたが、衆参同時選挙の際は社大党から離れて、沖縄4区(現職は西銘恒三郎氏)で出馬の可能性があるようです。


        衆議院沖縄3区の補選

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          玉城デニー氏の辞職に伴う、衆院沖縄3区の補選(来年4月21日)に、屋良朝博氏が自由党から立候補するとのこと。いやぁ、いい人が引き受けてくれたものです。

           

           

          屋良氏は元沖縄タイムス論説委員で、現在はジャーナリスト。沖縄の基地問題について、彼ほどの見識とそれを裏付ける知識を持つ人は、他にいないでしょう。

           

          対立候補は島尻あい子氏だそうで、討論会を開いても、まったく討論にならないでしょうね。もし公開討論会が開催されるなら、是非、参加したいと思います。


          県知事選を終えて

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            沖縄県知事選は接戦の予想を覆し、玉城デニー候補が沖縄県知事選史上最多の得票数で圧勝しました。

             

             

            佐喜真淳候補の基礎票(組織票)は約30万票と言われていて、陣営はそこに無党派層の得票を上積みする戦略でした。ところが、自民党や公明党の支持者の一部が玉城支持に回ってしまい、無党派層からの得票もその穴埋めをするのがやっと。玉城支持を公言した公明党員の存在がニュースになり、万歳三唱する玉城陣営の後方では、公明党の三色旗が振られていました。

             

             

            今回の県知事選には、菅官房長官や小泉進次郎議員が何度も佐喜真候補の応援に来て、街宣車の周囲には自民党や公明党の関係者が動員されました。そして、遠巻きに眺める一般有権者達は、佐喜真候補と官房長官らが並ぶ姿を見て「結局、こいつは政府の言いなりになるんだな」と実感したのでした。

             

            その点、玉城候補は街宣車の屋根には一切上がらず、地面から支持を訴えていました。ナイチャーの私でさえグッときたのですから、その姿は多くのウチナーンチュの心に響いたことでしょう。

             

             

            今回の知事選で玉城デニーはウチナーンチュらしく戦い、佐喜真淳はウチナーンチュらしくなかった。極めて単純に総括すれば、私の感想はそんなところです。

             

             

            落選が決定的となり、支援者に頭を下げる佐喜真候補夫妻。

             

             

            最前列左から、翁長政俊(県議:那覇市長候補)、西銘恒三郎(衆院沖縄4区)、国場幸之助(衆院比例)、松本哲治(浦添市長)、2席空いて、ちょと誰だかわからない、遠山清彦(衆院比例)、金城勉(県議:公明党沖縄県本部長)。左の空席の後ろに比嘉奈津美(前衆院)、その右に島尻安伊子(前参院)。

             

            この映像が流れた後しばらくして、再度この場所が中継されましたが、上記の人達はさっさと帰ってしまったのか、席には誰も残っていませんでした。

             

            玉城候補へのネガティブキャンペーンを続けた国場幸之助と遠山清彦には比例区選出議員の悲哀を感じます。生殺与奪を党本部に握られているのですから、やれと言われたらやるしかありません。同じく参議院比例区の今井絵理子は、選挙期間中、沖縄にいたようですので、人目につかない組織票固めにでもかりだされていたのでしょう。

             

            佐喜真淳、国場幸之助、今井絵理子は、いずれもれっきとしたウチナーンチュ。この人達を日本政府による沖縄分割統治の犠牲者と呼ぶのは言い過ぎでしょうが、知事選を終えて、その種の苦々しさが残りました。ざまあみろって話ではないってことね。

             

             

            (分割統治)

            統治者が被統治者間の人種、言語、階層、宗教、イデオロギー、地理的、経済的利害などに基づく対立、抗争を助長して被統治者の連帯性を弱め、自己の支配に有利な条件をつくりだすことをねらいとした統治手法。


            選挙運動中のオバハンと(サキマ淳)

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              オ「サキマ淳でございます」

               

              C「はい」

               

              オ「サキマ淳は携帯料金の4割削減を目指します。ねっ、助かりますよね」

               

              C「ば〜か。沖縄県知事にそんなことができるもんか」

               

              オ「ですから、削減させるではなくて、削減を強力に働きかけるということですよ」

               

              C「ほら」

               

               

              オ「あっ、これはいけませんね。印刷会社に厳しく言っておきます」

               

              C「働きかけるんなら宜野湾市長の時からやれば良かったじゃん」

               

              オ「いえ、そこはやはり、市長と知事では・・」

               

              C「そうだよな。宜野湾市長は辺野古の埋め立てを承認できんから。あっ!!」

               

              オ「なっ、なんですか?」

               

              C「サキマさんが宜野湾市長の選挙で言うてたディズニーランドの誘致はどうなった?」

               

              オ「いえ、それは」

               

              C「ミッキーマウスは宜野湾に来たの?」

               

              オ「いいえ。でも、那覇には来ましたよね。何で来たんでしたっけ」

               

              C「ねえ。貴女、本当にサキマさんの支持者なの?」

               

               

              サキマさんのスローガンは「対立から対話へ」。

               

              対立と対話。日本語として、この二つの概念が「AからBへ」と言えるものなのか。国家間の外交を思い浮かべていただきたい。対立を解消するために対話が必要なのですよ。対立があるからこその対話と言っても良いでしょう。対立の無い時の対話って、何を話すんでしょう。

               

              二つの言葉の概念が揃った例を上げれば、「対立から従属(服従でも可)」。これなら意味が良く分かります。

               

               

              考えてみて下さい。県知事候補が携帯料金を削減しようなんて思いつきますか?。多少、サキマさんのカタを持てば、官邸筋から言わされてるんじゃないかと。

               

              官「サキマ、てめえよぉ。デニーは辺野古反対って言ってりゃいいけどよぉ、てめえは何て言うんだよ。経済振興?。そんな漠然としたことじゃあダメだよ。そうだ、携帯料金を下げますって言いな」

               

              サ「けっ、携帯料金をですか?。県知事候補がですか?」

               

              官「給料の安い、若いウチナーンチュが喜んで投票するだろうよ」

               

              サ「でも、さすがに携帯料金はちょっと」

               

              官「じゃあ、何て言うんだよ。てめえは言われた通りにやればいいんだよ。なっ」

               

              こんな感じと思いますが、これを対話とは言いませんよね。


              選挙運動中のオバハンと(玉城デニー)

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                オ「玉城デニーでございます」

                 

                C「おう。期日前でデニーさんに入れたよ」

                 

                オ「あっ、ありがとうございますm(_ _)m」

                 

                C「あと一日、頑張って」

                 

                オ「はいっ!!。一緒に基地の無い沖縄を創りましょう」

                 

                C「何言ってる」

                 

                オ「えっ?。基地の無い・・・」

                 

                C「そんなことをデニーさんが言ったの?」

                 

                オ「あっ、いえ、それは」

                 

                C「貴女がそうしたいのね」

                 

                オ「はい」

                 

                C「じゃあ、貴女が立候補しないと」

                 

                オ「でも、基地は無いほうが・・・」

                 

                C「デニーさんは辺野古には反対してるけど、全米軍基地撤去なんて言ってないでしょ」

                 

                オ「はい」

                 

                C「だから、貴女の考えは言わないよ」

                 

                 

                沖縄の基地問題を議論する際、まず明らかにすべき立場は日米安保に賛成か、反対か。賛成ならば応分の基地負担を覚悟せねばなりませんし、反対ならば全米軍基地撤去を訴えることになります。

                 

                将来はともかく、現在、日本国内で日米安保は広く容認されていて、それは沖縄でも同じです。従って、辺野古に反対する沖縄県民の大半は、沖縄の基地負担の現状はとうてい「応分」とは言えないので、辺野古反対、海兵隊基地撤去(県外移設)を訴えています。

                 

                ネトウヨは「沖縄の全米軍基地を撤去したら、中国に侵略されて、チベットやウイグルみたいになってしまうぞ。それでもいいのかっ!!」と、頻繁に叫んでますが、それは、日米安保に反対してる人を探して、その人に向かって叫びなさい。なかなか見つからないようなら、今日のオバハンを紹介してあげましょう。


                知事選期日前投票

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                  次の日曜日は沖縄県知事選の投票日。台風が来そうなので、今日、期日前投票を済ませました。

                   

                   

                  雇用主が従業員に対して、特定の候補者への投票を求めることはこれまでも普通にあり、だからこそ、候補者は企業や団体に支援を求めます。

                   

                  今回の知事選ではそれが更にエスカレートして、投票用紙に候補者の名前を書いたら、それを写真に撮れと命じられる事態になっているとのこと。

                   

                  総裁選で晋三さんが、国会議員333人に縁起物のカツカレーを振る舞ったところ、議員票が329しか入らず、晋三一派は4人の食い逃げ犯の割り出しに躍起になっているようです。発想はそれと同じ。もはや、腐臭が漂っていますよね。

                   

                  選管は各投票所に対して、投票所におけるカメラの使用を禁止する旨、通達を出しました。もちろん、スマホのカメラもダメ。今日の投票所にも、その旨の張り紙が掲示されていまして、大変結構なことです。

                   

                   

                  雇用主の義務と労働者の権利は労働法並びに関連法に定められていて、戦後、殆どの法改正は労働者を保護する趣旨で行われています。そして、言うまでもありませんが、雇用主は労働者に対して、法に背く指示は出せないのです。

                   

                  一つの目安として、労働者が直感的に「ん?」と思うようなことがあれば、その雇用主は法に背いてると考えて良いでしょう。逆説的ですが、雇用主は法の下でがんじがらめになっていて、ほとんど何も言えないのです。

                   

                   

                  私の経験で言えば、沖縄では、そこの理解が本土に比べて遅れています。雇用主も労働者も。

                   

                  試しに某青果店のお父さん(やがて90)の発言をチェックしてみれば、法令違反と世間話でほぼ百(笑)。本人はそれが当たり前だと信じ込んでるから、もはや修正不能なのよね。

                   

                  それから、何度も例にあげて恐縮ですが、ハローワークで暇つぶしにビデオを見ていたら「面接の受け方」をやっていて、「給料をいくらご希望ですか?」と問われたら「お任せします」と答えましょうと指導してました。沖縄に来てすぐのことでしたから、私は椅子からずり落ちそうになりました。まあ、今はその程度のことでは驚きませんがね。

                   

                  こうしたことは、沖縄の失業率や賃金など、労働環境を示す各指標が低いことと、深い関係があると言えるでしょう。

                   

                   

                  今回の知事選で、命じられた通りに、投票用紙を写真に撮る労働者は、普通にいると思います。クビにされたくは無いし、パワハラを受けたくも無いのでね。

                   

                  SNSでは「それは憲法違反だ」、「公選法違反だ」などの指摘があって、「だから沖縄は駄目なんだ」みたいな結論になってるようですが、沖縄の労働環境を次の日曜日までに改善するって無理なんですよ。

                   

                  だから、会社から「サキマに投票しろ」と命じられたら、にこやかにハイハイと答えておきましょうとか、学会から「投票用紙を写真に撮れ」と命じられたら、サキマと書いて写真に撮り、しかる後にその名前に二重線を引き、横にデニーと書きましょうとか、そういった実用的なアドバイスが有効だし、愛があると思います。例えばね(笑)


                  小さな島の選挙

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                    一昨日行われた、渡名喜村の村議会議員選挙の開票結果です。議員定数6に対して7名が立候補しました。

                     

                     

                     

                    渡名喜村の人口は約400人。国内に183ある村のうち、人口では175番目の村だそうです。(1番は読谷村で約4万人)

                     

                    私はこの小さな村の選挙結果に暫し見入ってしまいました。トップ当選が56票。う〜む。

                     

                     

                    渡名喜村は一島一村であるばかりか、集落も一つ。どんな島でも2つか3つの集落があるものですが、渡名喜村は全島民が一つの集落で暮らしています。島の平地がそこだけなのよね。

                     

                     

                    今回の選挙で特筆すべきは、新人渡口(亮)さんの当選でしょう。他の候補者は短い人でも3期(12年)、長い人は10期(40年)。これまでは、議員が引退しない限り、変化は無かったのではないかと。

                     

                    そこへ割って入った渡口(亮)さんは、村の教育長でしたが、昨年、収賄容疑で逮捕されています。

                     

                    私は農連で働く渡名喜出身のオバぁに「教育長が収賄ってなんやねん」と毒づいたところ、そのオバぁがこんなことを言ってました。

                     

                    「あの子のことはよく知ってるけど、そんなことをする子じゃないよ。きっと何か事情があったはず。どんな事情かは知らないけど、それを聞けば納得できるはずよ」

                     

                    その時は、そんなものかなと思ってましたが、今回、村議会議員に当選したってことは、島の人達もそのオバぁと同じように思っていたということ。

                     

                    さっそく当選を知らせに行ったら、オバぁは「ねっ、そうでしょ」と嬉しそうにしてました。

                     

                     

                    小さな島の村長や議員と聞けば、島の権力者・支配者で、誰も逆らえない立場にいる人のように見えますが、一方で、別な見方もできそうです。

                     

                    つまり、村長であれ議員であれ、島で生まれ育った人ですから、島民はその「人となり」を良く知っています。

                     

                    沖縄県知事選や那覇市長選で誰に投票するかを考える時、多くの有権者は候補者のほんの一面を知っているに過ぎません。

                     

                    小さな島の投票では、候補者のゴマカシが効きません。有権者の一票が確かなんですよ。

                     

                     

                    しょうもないオチで恐縮ですが、一例を挙げれば、こんな人物は渡名喜の村議会議員には、絶対になれないってことです。

                     


                    「私は基地を造る」と言えよ

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                      JUGEMテーマ:地域/ローカル

                       

                      昨日、知事選予定候補者の討論会が開催されました。

                       

                       

                       

                      玉城氏は辺野古の基地建設に反対し、佐喜真氏は賛否を明言せず。

                       

                      基地建設を選挙の争点から外そうとする佐喜真氏の姿勢にはウンザリで、彼の顔も見たくないので、討論会の録画を見る気になれません。

                       

                       

                      辺野古に基地が造られることへの反発と、基地建設を強行する政府への反発と、両者を比べると、私の中では後者の比率が高いかもしれません。

                       

                      政府は重要な基地政策に関する情報を公開せず、政策を決めた後に、それを沖縄に強要することを繰り返してきました。それは、どう考えても「だまし討ち」。沖縄県民に理解を求めるプロセスがまったくありません。

                       

                      佐喜真氏は沖縄県民でありながら、県知事候補でありながら、そのやり方をそのまま選挙に持ち込もうとしています。

                       

                       

                      仮にですが、佐喜真氏が「私は辺野古に基地を造る」と宣言し、「なかなか理解は得られないだろうが、そのための努力を惜しまない」と言ったとすれば、どれほど爽快な気持ちになれることか。

                       

                      それを本当に実行してくれるのなら、私は彼に票を入れてしまうかもしれない、とさえ思います。(入れないが)

                       

                      で、話は元に戻って、それとは真逆をやってる佐喜真氏の顔を見るのも嫌だってこと。


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                      念願の沖縄生活を始めて14年になりました。
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