鳥刺し舞(とぅいさしめー)

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    新宿エイサーまつり。創作太鼓集団心〜SHIN〜による「鳥刺し舞」

     

     

    不安な気持ちにさせる曲調と、何かに取り憑かれてしまったかのような踊り。演舞の最後に演者がクバ笠を脱ぐと、ホッとする気がします。

     

    これを観たナイチの皆さんは異文化を感じたのではないかと。

     

     

    ところが、「鳥刺し舞」はナイチから沖縄に伝わった大道芸の一つ。鳥刺しとはモチ竿を使った鳥猟のことで、全国各地に様々な「鳥刺し舞」が伝承されているようです。

     

    「鳥刺し舞」を琉球に伝えたのが、京から渡来した芸能集団の京太郎(チョンダラー)でした。

     

    彼らのレパートリーには「早口説」、「扇子の舞」、「御知行の歌」、「馬舞者」、「鳥刺し舞」とあり、門口に立ち、芸を見せることで金品を受け取る門付芸でした。

     

     

    京太郎は門付が下火なると沖縄芝居や各地のエイサーに入り込むことで生き残り、泡瀬と宜野座では地域の伝統芸能として継承されています。

     

    その過程で沖縄独自の進化を遂げ、その進化の独自性がナイチから見て異文化に見えるってことですね。

     

     

    なお、先ほどのレパートリーにあった「馬舞者(ゥンマメーサー)」はヤマトでは「春駒」。そして沖縄ではこちらです。

     

     

    「せんする節」
      京の小太郎が作たんばい
      尻ほげ破れ手籠緒すげて
      板片目貫ち乗い来たる

     

    京太郎が作ったのは

    尻に穴が空いた

    破れ手籠に緒をつけたもの

    板切れに穴を通したもの(馬)に乗って来た

     

     

    沖縄の鳥刺しはどんな鳥猟をしていたのか。戦前の、野鳥を自由に捕まえることができた時代。美味しい順に鳥を並べると、ニワトリ(ブロイラー)は11位か12位だったそうです。

     

    ニワトリと鴨ぐらいしか食べたことがない現代人としては、誠に羨ましい限りです。


    壺屋の徳利小

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      沖縄芝居の「トゥックイ小」で使われている「徳利小節」は、テンヨー節の歌詞を芝居用に書き換えたもの。

       

      それとは別に「徳利小」というわらべ歌があり、「壺屋(チブヤ)の徳利小」と呼んで芝居唄との混同を防いでいます。

       

       

      「壺屋の徳利小」

       

      徳利小よ徳利小

      まーから出(ん)じたる徳利小

      壺屋の窯から出じたる

      嘉利吉徳利小

       

      子供「トゥックイさん、トゥックイさん。何処から出て来たの?。トゥックイさん」

      徳利「壺屋の窯から出て来たよ。かりゆしのトゥックイだよ」

       

      この唄を使って、園児が三人一組で行うお遊戯があります。まず、二人が向かい合って間に一人を挟みます。そして、向かい合った二人が両手を合わせたり離したりする中、挟まれた一人が座ったり、両手を挙げて立ち上がったりして「窯から出じたる徳利小」を表現します。

       

       

      ところで、酔っ払い御用達の徳利が、わらべ歌に登場したのは何故か?

       

       

      知りませんが(笑)、こんなことではないかと。

       

      (1)トゥックイ小の語呂が良い

      (2)徳利がいかにも窯から出てきた形だ

      (3)徳利にお酒を入れるとは限らない

       

      徳利は酒器ですが、醤油や油などを入れる器でもありました。サキドゥックイ、ソーユードゥックイ、アンダドゥックイ。

       

       

      沖縄の酒器はカラカラ、ユシビン(嘉瓶)、ダチビン(抱瓶)とありまして、もちろん泡盛を入れます。

       

      こちらがカラカラ。

       

       

      日本酒は熱燗で飲むため、徳利は温めやすい形をしています。一方、泡盛は燗をしませんから、カラカラは倒れにくい形。

       

      次にユシビン。

       

       

      お酒を持ち帰る時に使う器で、飲み終わったらユシビンはお返しします。そんな用途が無くなったためか、最近は「花瓶」と呼ばれています(笑)

       

       

      最後にダチビン。

       

       

      こちらは泡盛を携帯するためのもの。ダチビンの曲面が腰にフィットします。

       

       

      えーっと。泡盛が徳利で出されても驚きませんが、日本酒がカラカラで出されると驚きます。意味が分からなくても、そうして下さい(笑)


      みるく世(ユ)ぬ声合(クイチャー)

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        宮古島民謡「漲水のクイチャー」は人頭税廃止を祝う歓喜の唄。

         

         

        人頭税の廃止を伝える舟が宮古島に到着した時、島民には浜辺の砂が、粟となり米となって打ち寄せて来るように見えたと。

         

        この動画は千回以上再生されていますが、反応の多くは「宮沢和史が踊ってる! 凄〜い!!」というもの。宮沢和史が踊るって凄いことだったんですね(笑)

         

         

        宮古島で開催されている「クイチャーフェスティバル」は今年で18回目を迎えます。

         

         

        沖縄民謡の音源を集める活動に取り組んでいた宮沢さんは、2015年にフェスティバルの全工程を視察したそうです。そして、その直後の活動休止宣言。

         

        宮沢さんとの交流を続けたいと願ったフェスティバルの実行委員達は、沖縄最後のライブ会場となった音市場の楽屋に宮沢さんを訪ね、意を決して、あるお願いをしました。

         

        それは、「宮古島のために、クイチャーをモチーフにした楽曲を提供いただけないか」というもの。宮沢さんは「私でよければ」と、その場で快諾したそうです。

         

         

        夜空の月の美しさ

        八重山の言葉じゃ何と言う

        宮古言葉ならこう言うさ

        月夜ぬ美さや島ぬ美さ

         

        世賀富ぬ世や世や実れ

        吾達が島愛す島

        宮古となぎ島となぎ

        故郷の訛りで揃い皆踊り

         

        ヒヤサッサクヤサッサ

        アリアリアリヤッサ

         

        「みるく世ぬクイチャー」はフェスティバルのテーマ曲となり、島の保育園では発表会の定番になっているそうです。

         

         

        宮沢さんの「島唄」は発売当初、沖縄の民謡界から猛反発を受けました。「観光客の分際で沖縄民謡の真似事をするな」というもの。

         

        ところが「島唄」は、沖縄民謡の真似事どころか、沖縄の島唄を世に広める役割を果たしました。「みるく世ぬクイチャー」も「漲水のクイチャー」を更に押し上げてくれそうです。

         

         

        宮沢さんが沖縄に受け入れられた理由は様々あるでしょうが、音市場の楽屋で発した「私でよければ」の一言に集約されると、私には思えます。


        沖縄民謡「三村踊り節(みむらうどぅいぶし)」

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          竜宮通りの群星(ムリブシ)で唄の時間。谷茶前節(一二揚)から三村踊り節(本調子)。

           

           

          今年の5月に読者のひよこさん達と飲んだ時に撮ったもの。名前が「ひよこ」なので女性と勘違いしてる読者もいるみたいですが、私と同じ歳のオヤジですよ(笑)

           

          「じゃあ何でひよこさんなの?」

           

          と、私にそれを聞かれましても。ねぇ(^^)

           

           

          群星のニィニィが唄ってる「三村踊り節」は、こんな歌詞です。

           

          小禄 豊見城 垣花 三村

          三村のアン小達が揃とーてぃ 布織い話

          綾まみぐなよー 元かんじゅんどー

           

          (小禄、豊見城、垣花の三村。三村のお姉さん達が揃って布織話。模様を間違えないでよ。元が取れなくなっちゃうわよ)

           

           

          てことは、この三村は綿の産地だったのか。

           

          真玉橋から豊見城城址にかけて豊見城。漫湖から奥武山にかけて小禄。御物グスクから屋良座森グスクにかけて垣花。

           

          つまり、国場川を下りつつ南側の河岸を眺めれば、かつては一面の綿畑だったと。いやぁ、眺めてみたい。

           

           

          この唄は、二番以降もこのパターンが踏襲されていて

           

          上泊、泊、元の泊の三村で製塩

          辻、仲島、渡地の三村で遊郭

          潮平、兼城、糸満の三村で魚売り

          赤田、鳥小堀、崎山の三村で泡盛

           

          軽快なテンポの沖縄音階ですから、地名が分からなくても楽しいし、風景がイメージできれば、なお楽しい曲です。

           


          群星のニィニィは、那覇空港駅(谷茶前節)から小禄駅(三村踊り節)に移動しました。赤嶺駅(花のカジマヤー)はどうなったのか(笑)

           

          ところで、ゆいレールの新駅にはどんな曲が選ばれたかご存知でしょうか?。次の通りです。


          石嶺駅(ちょんちょんキジムナー)、経塚駅(はべら節)、浦添前田駅(めでたい節)、てだこ浦西駅(ヒヤミカチ節)。

           

           

          5月以来、ある事情があって、ひよこさんは沖縄に来ませんでした。彼にとっては異例の空白期間と言えるでしょう。その事情が解消され、来週、ひよこさん来沖です。

           

          おめでとうございます。

           

          ひよこ、復活!!(^-^)v


          「まみとーま」と「まみどーま」

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            大城クラウディア&チーム鬼鷲による「まみどーま」はティサージを使った楽しい手踊り。

             

             

            この後、農具のカマやヘラを使った踊りに移りましたが、それが素晴らしくて、素晴らしくて。舞踊の技術としては色々な評価があるかもしれませんが、有無を言わせない躍動感、瞬発力。高校生の身体能力の高さには驚くほかありません。「で、その動画は無いんかい」と言われますと、ありません。見入ってしまったので(^^)。

             

             

            私は、Twitterで「まみとーま」としていますが、これは間違い。「まみとーま」は小浜島の子守唄で、隣の竹富島に伝わって労働歌「まみどーま」になりました。正解は「まみどーま」。

             

            竹富島の「まみどーま」は舞踊になり、種子取祭の奉納芸能に進化しました。島では女性を「ミードゥー」と呼ぶそうで、頭に真(マ)をつけて「マミドー」。(カマやヘラを上手く使える)有能な女性の意味になるんでしょう。

             

            竹富島ではその舞踊を「マミドー」と呼ぶそうで、最後に「マ」が付きません。「マ」は本島の小(グヮ)ですから、無いほうがネーミングとしては良さそうです。

             

             

            話は変わりますが、小浜島の民謡で「まみとーま」と双璧をなす「小浜節」。

             


            小浜てる島や果報の島やりば

            大嵩ばくさでぃ白浜前なし

            (小浜島は果報の島だ。大嵩が後ろにあり、白浜が前にある)

             

            大嵩に登てぃうし下し見りば

            稲粟ぬなをうり弥勒世果報

            大嵩に登って下を見れば、稲粟が実って豊年だ)

             

            幸人が歌うと、島の情景が目に浮かぶようです。囃子は金城弘美さん。この投稿に幸人を無理に付け加えた感がややありますが、良いモノは良いんだから、いいじゃないですか(^^)


            沖縄民謡「いったー あんまー まーかいが」

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              沖縄民謡「いったー あんまー まーかいが」は沖縄の子守唄。

               

              いったー あんまー まーかいが

              べーべーぬ 草かいが

              べーべーぬ まさ草や

              畑(はる)ぬ わかみんな

              姉小(あんぐゎー)そーてぃ コッコイ

               

              貴方のお母さんはどこへ行くの?

              山羊の草刈りね

              山羊が好きな草は

              畑のわかみんなだよ

              お姉ちゃんも一緒だね

               

                

               

              じゃあ、子守をしているのは誰?ですよね。

               

              お母さんもお姉さんも畑仕事が忙しく、子供の世話まで手が回りません。そこで、近所や親戚の若い(幼い)女の子が子守役になったと。

               

              今では、保育園の保育士がその役割を果たしていますね。

               

               

              子守役の子供達(守姉)は赤ん坊(守児)を預かることを誇りに思い、子供同士が顔を合わせた時に、背中に赤ん坊がいないとさみしい(恥ずかしい)気持ちになりました。

               

              守姉と守児の関係(付き合い)は一生続くそうで、その結びつきの強さは兄弟以上だったと。

               

              子守は文字通り、子供を見守ることが役目で、子育てをしてる意識は無かったようです。子供にとって大切なのは、見守ってくれる人なのか、育ててくれる人なのか?

               

               

              先程の動画に登場したお二人は、そこらのネェネェじゃなくて、唄三線の若手実力者。村吉茜(あかね)さんと上地愛美(まなみ)さんでした(^o^)/


              八重山の至宝山里勇吉さん逝く

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                八重山のアブジャーマー山里勇吉さんが、先週、お亡くなりになっていたと知りました。92歳とのこと。とうとうその唄を生で聴くことができず、残念で仕方がありません。

                 

                 

                映画「ナビィの恋」で満月をバックに唄った「月ぬ美しゃ」は絶品でした。多くの唄者が好んで唄う曲ですが、私の中では誰も勇吉さんを超えることができません。

                 

                 

                15年ほど前のこと。私は大阪大正駅近くの居酒屋で、知り合って間もない白保出身の女性に、山里勇吉がどれほど偉大かを熱く語っていました。そして私の話は(お弟子さんの)大工哲弘、(白保出身の)新良幸人と続くので、これが長いっ!!(笑)

                 

                その長い話を最後までニコニコしながら聞いてくれた彼女は「わかった」という顔で携帯電話を取り出し、どこかに電話をかけたのでした。

                 

                「あっ、勇吉オジぃね?」

                 

                腰を抜かしそうになりながら、彼女の携帯を手にした私に、

                 

                「もしもし、こんばんは。随分私を褒めてくれたそうでありがとうね」

                 

                そこから先の会話は、まったく記憶にございません(笑)

                 

                同じ白保出身と言いながら世代が違うし、勇吉さんは沖縄本島で、彼女は大阪で長く生活していたのですから、気軽に連絡を取り合う間柄とは思えませんでした。つまり勇吉さんから見れば、彼女は昔近所に住んでいた女の子。そこをあえて電話してくれたことに私は感激し、何度も彼女に頭を下げたり、拝んだりしたのでした。

                 

                 

                石垣島出身のきいやま商店が、ライブのオープニングで勇吉さんの「月ぬ美しゃ」を流しています。ステージの袖に立つ三人は、その曲が終わるのを待って、「よし、行くぞっ!!」と飛び出してきます。そこに私は彼らの勇吉さんに対する敬意を感じ取り、ジーンときてしまうのですね。

                 

                そして私は、美しい沖縄の月を見るたびに勇吉さんの唄が脳内で自動再生されるシカケになってまして、これがたいへん便利です。

                 

                この写真は勝連平敷屋の防波堤から眺めた、太平洋に浮かぶ満月。

                 

                20110816112936_0.jpg

                 

                東から上がりょる 大月ぬ夜
                沖縄ん八重山ん 照ぃらしょうり
                ほーいちょーが

                 

                合掌(泣)


                美人民謡歌手ベスト5

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                  以前、キャンパスレコードのビセカツ社長が、美人民謡歌手ベスト5(男性も)を発表したことがありました。

                   

                  第1位 山里ゆき子

                   

                  第2位 古謝美佐子

                   

                  第3位 金城洋子

                   

                  第4位 伊波智恵子

                   

                  第5位 我如古より子

                   

                  選ばれなかった人はもちろん、選ばれた人も(山里さん以外は)異論があったんじゃないのかな。例えば自称「姫」のお方とかですね(笑)

                   

                  私としては玉城一美さんとか、でいご娘のひがけい子さんとかを入れて欲しかったけど、それよりも、これを口にできるビセカツさんが凄いでしょ。

                   

                  考えてもみて下さい。これを例えれば、ある男性国会議員が美人国会議員ベスト5を選んで口にしたようなもの。(内心はともかく)それが許されて、「また何か言ってるわ」で収めてもらえるような、立派な男性国会議員がいますかね。いないでしょ。

                   

                   

                  そしてビセカツさんは、ベスト5にとどまらず、同時にワースト5も口にしてしまった(笑)。

                   

                  どっひゃ〜!!。

                   

                  よくやりましたねぇ。なお、ベストもワーストも民謡歌手としての実力とは無関係に、カーギの良さ(悪さ)だけで選んだものだそうで、あぁ恐ろしい。

                   

                  ビセカツさんをよく知らない読者のために多少補足しますと、彼はレコード店の店主にとどまらず、作詞家でありプロデューサーでもあり、レコードレーベルまで持ってるんですよ。つまり沖縄の民謡歌手は多かれ少なかれ彼の世話になり、恩義を感じているってこと。それにしてもねぇ。

                   

                   

                  では私も負けずに、農連市場の美人ベスト5を選んでみましょう(笑)。

                   

                  まあ、こんな話に人生の大先輩であるオバぁの皆様を混ぜることは大変失礼ですので、対象から外れていただくとしますね。

                   

                  そしたら貴方。ベスト5どころか、オバぁじゃない女性を5人思い浮かべるだけでも苦労するじゃないですか(笑)。だから、農連ベスト5はやめておきましょう。

                   

                  いや。ベスト3くらいなら、なんとかなるか。

                   

                  やっぱりやめとこ(笑)


                  空気をかきまぜるからカチャーシーなのか?

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                    ナイチでも広く知られている沖縄のカチャーシー。「ああ、三線に合わせた賑やかな踊りね」と反応が返ってくるはず。



                    そこで、

                    男「カチャーシーはカチャースン。ウチナーグチでかきまぜるって意味でね。ほら、手の動きが空気をかきまぜてるみたいでしょ」

                    女「はぁ、なるほどぉ。よく知ってるわねぇ」

                    男「喜びも悲しみもかきまぜて受け入れるのね」

                    女「ウフ。ス・テ・キ」

                    とか、なりますよね(ならんか)。


                    これ、本当か?。と言いたい。

                    本来は、早弾き唄三線をカチャーシー、手踊りをアッチャメー(小)と呼んでいたと聞いてます。いつしか唄三線と手踊りの両者を合わせてカチャーシーと呼ぶようになり、今は手踊りをカチャーシーと呼んでいます。

                    「ナマヌッチョー アッチャメーンカイ カチャーシーンディ ユシガ クトゥバン ミダリティヤ(今の人はアッチャメーをカチャーシーと言うが、言葉が乱れてるな)」と、オジぃが嘆いています。


                    つまり、「ほら、手の動きが空気をかきまぜてるでしょ」という説明は、手踊りをカチャーシーと呼ぶようになった後のもの。

                    これは後付けの説明ですよねぇ。

                    カチャースンは強いて言えば早弾き三線奏者の手の動き。あるいは、三線奏者や踊り手の心の中で、喜びや悲しみがカチャースンされていると考えるのが自然な気がします。


                    ところで、うるま市が作成したプロモーションビデオが秀逸です。



                    うるま市各地のエイサーを順に紹介する内容で、これがなんとも、ナイチャーの私でさえ心の中をかき混ぜられました。今日の投稿はこのビデオのイントロみたいなモンです。(→こちらから)


                    首里城祭「伝統芸能の宴」(1)琉球舞踊

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                      JUGEMテーマ:地域/ローカル


                      この週末は首里城祭。首里城の下之御庭(シチャヌウナー)で開催中の「伝統芸能の宴」に出かけました。



                      演目は琉球舞踊と地域芸能で、時間はそれぞれ30分程です。

                      実は、同じ時間に国際通りで「琉球王朝絵巻行列」を開催中。国王、王妃をはじめとする総勢700人の大パレードですから、「そっちだろ」って気もします。ところが、国際通りのパレードは、眺めるだけでも結構疲れるのよね。そこで、空いてるほうの首里城を選んだのでした。


                      さて、下之御庭に着きました。ステージ前のテントには200席ほどの椅子が用意されていて、どういう訳か最前列の真ん中だけが開いてました。そこに速攻で座るあたりが還暦を迎えた私と言えましょう(笑)



                      琉球舞踊は「四つ竹」、「前の浜」、「加那ヨー天川」の3本で、女踊り、二才踊り、雑踊りを並べてみましたというプログラム。出演は首里伝統芸能文化協会のみなさんです。

                      「四つ竹」が始まりました。



                      打ち鳴らし鳴らし 四ツ竹は鳴らち
                      今日や御座出じて 遊ぶ嬉しや


                      舞台に立つことを許された若い踊り手の、緊張と喜びを表現します。

                      女踊りは琉球舞踊の華です。華なんだけど、若い踊り手を演じるにはちょっと初々しさに欠けるような、欠けないような。う〜む。


                      続いて「前の浜」。



                      前の浜に 前の浜にちり飛びゅる浜千鳥 
                      友を呼ぶ声はチリチリやチリチリや

                      渡地の渡し船漕ぐともの櫓の音か
                      からりくるり漕げば行きゃい着ちゃい


                      沖縄の各地で集落の浜をメーヌハマと呼びますね。例えば、谷茶前の浜。「前の浜」の歌詞に渡地の渡し船が出てきますから、踊りの舞台は那覇。浜千鳥が鳴く浜が、現在の那覇港にあったのですねぇ。


                      最後は「加那ヨー天川」



                      雑踊りは明治以降に振り付けされた創作舞踊です。水辺でイチャつく、若い男女。

                      それにしても、さすがはS席です。踊り手の表情から細かな動作まで、実に良く見えました。だから、大ホールで観る時は、無理してでも良い席を取るべきなんだよなぁ。

                      (続く)


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