ムーチーはもうエエです

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    昨日は旧暦12月8日の「ムーチー」。邪気払いと無病息災、健康長寿などを祈願する日で、月桃の葉に包んだ練り餅をお供えしたり食べたりします。



    年中行事に忠実な保育園のメニューですから、当然、ムーチーは登場し、昨日は大量のもち粉や三温糖、紅芋粉などを納品しました。

    そして今日。もち粉を担いで運んだ私には、ムーチーのおすそ分けがありまして、たいへんありがとうございます。ありがたいのではありますが、それが各保育園からとなると話が変わってきます。

    しかも、一つではけち臭いと思うのか、それぞれ三つも四つもいただいて、市場へ帰れば仕入先からもいただいて。


    ヤマトのつき餅と違って日もちがせず、冷蔵庫に入れると硬くなるので、その日か翌日に食べるのが原則。これはもはやムーチー地獄と言えましょう。

    欲しい人にはいくらでも差し上げますが、私の周囲では、既にムーチーが飽和状態にあり、なかなかそんな人は現れません。


    年中行事ですから仕方ないとは言え、「一年分のムーチーを二、三日で食べましょう」ってのは、無理がありますよねぇ。

    これで家に帰ったら、大家のオバぁがムーチーを持って待ち構えてたりして(笑)

    だから、ムーチーはもうエエです。


    今日はウークイ

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      今日はウークイ。後生(グソー)に戻るご先祖様をお送りする日です。

      数ある年中行事の中でも旧盆はメインイベント。沖縄の旧盆は正月より格が上かもしれません。

      ウチナーンチュの拝みの対象は祖先神。旧盆はそのご先祖様をお迎えするのですから、(数え年で)年齢が一つ増えるだけのお正月とはワケが違います。

      ナイチに住むことになった孫にオバぁが声をかけるとすれば、「お正月には帰りなさいよ〜」ではなくて「旧盆には帰りなさいよ〜」でしょう。




      ところが、市場にとって旧盆は稼ぎ時。ウークイの今日までは休まず働き、明日から休みを取ります。

      それは大変結構なのですが、休みの期間はてんでバラバラ。明日一日だけ休む店がある一方、週末まで休む店も少なくありません。私はその予定を聞いて回り、仕入れのタイミングを決めます。


      ところで、保育園の給食メニューは栄養士の「先生」が決め、契約している保育園の調理師にそれを配ります。

      そのメニューがですね。市場の休みを狙ったかのように、例えば「魚のすり身を使いましょう」。

      「ウークイの翌日に開いてる蒲鉾屋があんのなら言ってみろ!!」と言いたい。

      世の中を知らない「先生」には困ったものです。


      ナマのすり身は冷蔵は駄目で、冷凍はもっと駄目。公設市場のジランバ屋のオヤジは、すり身を入れるビニール袋を二重にし、外側と内側のビニールの間に氷をたっぷり入れてくれます。そして私は氷が溶けるまでの間に、保育園の厨房に届けます。

      明日はジランバ屋は当然お休み。私は仕方なく、食材専門店の冷凍すり身を仕入れるワケですね。冷凍しては駄目な物を冷凍してるってことは、そこに化学的な仕掛けがあるのですよ。

      「そんなもの、園児に食わせんのかっ!!」と言いたい。


      つけ加えまして、

      「市場中休みなのに、何で私は働かなあかんのか?」

      と言いたい(笑)


      お盆どーい

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        こちらは、知念精肉店の工場。先月末あたりから、お盆の準備に追われています。



        右手が知念の長男で、奥が新加入の息子。左手はワタリグチであります。髪の毛が落ちないように、息子とワタリグチは手拭いを頭に巻いてますが、長男は必要無くて便利です。

        ワタリグチが手にしてるのは、私が書いた発注書。それを確認中なのに、カメラには反応します。


        C「おい、ワタリグチ。毎月お盆が来たら、知念は大儲けなのにね」

        ワ「うっス。そうっスね。トグチっス」

        C「またそんな。『早く終われよぉ』だろ?」

        ワ「いえっ、勉強になるっス」

        C「ほ〜、お利口さんだ(笑)」

        まあ、ワタリグチが「お盆なんて、やってられないっスよ」と言っても、私はそれを投稿するので、どちらでもオッケー(笑)


        来週月曜日がウンケー。沖縄の長い夏は折り返し点を迎えました。


        南風原町喜屋武の綱引き

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          昨夜は南風原町の各集落で綱引きが行われ、私は喜屋武の綱引きを見に行くことにしました。開始時刻は午後10時。私にとっては深夜ですが仕方がありません。


          綱引き会場に着くと、東西の綱が登場したところでした。これから、男綱を女綱に通します。



          ところが、これがなかなか通らず、仕切り直しとなりました。

          そのスキに始まったのが東西の喧嘩。喜屋武の綱引きは喧嘩で有名です。



          喜屋武集落には、身体をぶつけ合い、取っ組み合いをすることで、鉄の結束が得られるというポリシーがあります。綱引きは雰囲気作りに過ぎず、喧嘩がメインイベントではないかとさえ思えるほどです。

          (喧嘩を)見守る観衆。



          ようやく、男綱が女綱を貫通し、頭貫棒(かぬちぼう)で二本の綱が結合されました。





          そして、第一回戦開始。



          鉦打ちが打つ鉦の音で、綱を引っ張るタイミングを合わせます。ハーリーの船首にも鉦打ちがいますが、この鉦の音は一種のトランスを形成しているかもしれません。

          はい、第一回戦が終わりました。既にヘトヘトです。



          開始時刻が10時ですから、ニィニィ達は既にビールやシマーを飲み終わり、出来上がってる状態にあります。そこで、力一杯綱を引き、合間に喧嘩もしますから、精魂使い果たします。


          今夜はこれで終わりかと思えば、第二回戦が始まりました。






          綱の向こうで、二人のおじさんがどつき合い中(笑)


          喜屋武の綱引きは二日続けて行われます。つまり今夜もあります。盛り上がりは二日目が上だそうです。やはり、「明日もある」と「次は一年先」では意気込みが違います。


          ところで、喜屋武の綱引きは東西の勝ち負けに、こだわりは無いようです。以前は、喜屋武の人だけで行う綱引きと、他から来た人が混ざって良い綱引きと区別があったそうです。ところが今はその区別が無くなり参加自由。たまたま人数が多くなった方が勝つのでありました。


          あっ、そうだ。林賢さんが来てました。北谷からわざわざ来るぐらいですから、那覇近郊の皆さんは行くべしですよ。

          今夜も10時開始です。(^-^)/


          十五夜の獅子舞(2) 勢理客

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            勢理客公民館は安謝公民館から安謝川を挟んで約1キロの距離にあり、簡単にハシゴができます。

            勢理客公民館の舞台はオープンエアー。浦添市長が挨拶中でした。



            今夜は市内の公民館を巡回されるそうでお疲れ様です。彼は公約を撤回して、米軍の軍港を受け入れることにしたので、再選は難しいでしょう。


            勢理客の獅子には中学生が入ってるそうです。



            転がったり、ジャンプもしますから、若い子でないと体力がもちません。

            月に吠える獅子。




            勢理客の獅子舞は国の無形民俗文化財に指定されています。ここの獅子舞には、古くから伝わる舞の型が正確に保存されているとのこと。他の集落よりも格上なんですね。

            獅子の顔に使われている木材は梯梧(でいご)。体毛は棕梠(しゅろ)縄に、芭蕉と苧麻(ちょま)を混ぜてあるそうす。


            さて、今夜は2ヶ所で獅子舞を観て、私はたいへん満足です。

            お腹が空いてきましたので、安謝のマックスバリュでふちゃぎを買って帰りました。ちょっと甘めか(笑)。




            東から上がりょる 大月ぬ夜
            沖縄ん八重山ん 照ぃらしょうり
            ほ〜いちょうが〜





            十五夜の獅子舞(1) 安謝

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              今日は十五夜。安謝と勢理客の獅子舞に出かけました。

              ジュウグヤヌシーシメェ

              公民館に近づくと、近所の皆さんも同じ方向に歩いていて、お祭りの雰囲気です。



              安謝公民館は一階が吹き抜けで、そこが観客席になるように、舞台が設置されています。




              最初のプログラムは、タンメー達による古典。



              だっ、大丈夫かっ!?

              いっ、生きてるうちに唄い終わるのか(笑)

              次に、やはりヨボヨボの大主(ウフヌシ)が出てきて、



              女の子達に、なんか言うてました。

              この子達の可愛いこと。舞台に上がって、1mくらいから撮りたかった。

              エイサーあり、



              琉舞あり。



              皆さん素人で、そのキレの無さが観客を和ませます(笑)。

              あっ、琉舞だけは地元の先生でした。名前が聞き取れませんでしたが、カツコ先生。

              こちらは司会者と、S席の皆様。




              そして、いよいよ、獅子の登場です。



              今夜、獅子は9回登場します。



              地元の皆さんは、誰が獅子に入っているかを知っているので、上手な獅子舞と、そうでもない獅子舞の区別がつくでしょう。

              どの集落にも獅子舞のエースがいて、その子の獅子舞はパッと見れば分かるらしいです。


              獅子が4回登場したところで、勢理客に向かいました。

              台風が避けてくれたので、十五夜の月が綺麗です。



              (続く)


              青年芸能フェスタin南城

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                沖縄は北風が吹くようになり、ようやく秋の気配です。

                昨日、玉城のグスクロード公園で開催された「青年芸能フェスタin南城」に、夕方から出かけました。



                この催しは、お昼過ぎから獅子舞や棒術など、南城市の伝統芸能が披露され、夕方からフィナーレまでがエイサーの時間。南城市の各集落のエイサーが集まります。


                グスクロード公園は、玉城グスクと糸数グスクを結ぶ「グスクロード」に面した広い公園で、休日に家族でお弁当を持って出かけるような場所です。

                こちらが今日のメイン会場。お客さんの集まり具合はまずまずです。私の背後には屋台が並んでいます。




                私はこのところ、南城市内をウロウロすることが増えてますので、エイサーが出てくると、その集落を思い浮かべることができます。

                こちらは船越青年会。



                先日、私の勘違いで観ることができなかった大城青年会も出場してました。




                それぞれの集落には、それぞれの品格があり、いつまでも歩いていたい集落があれば、こう言っちゃあナンですが、「じゃあ、このへんで(^-^)/。」って集落もあります。

                具体的には、集落における御嶽の位置付けだとか、村獅子の配置。石畳道の有無。民家の石垣の保存状態など。そうした要素が総合された「たたずまい」が、その集落の品格を表していると思います。

                まあ、つまり、私は集落の品格が高いほど、エイサーの演武が上等であるという結論に向かっているわけです。

                本当に余計なお世話ですみません。


                この日のように、各集落のエイサーが集まる形式は、演武の比較ができるので、たいへん結構です。

                そして私は、「よし。来年の盆はこの集落に行って、道じゅねーをみよう。」と決心したのでした。


                ヌーバレーの夜(2) はいはい、お疲れさん

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                  ヌーバレーの綱引きやエイサーが行われる大城公民館前広場です。後方の丘の上に大城グスク。



                  公民館にはガヤガヤと人が集まり、三線の音が聞こえて、いい感じです。

                  公民館前の階段は観客席を兼ねていて、私のように、いかにも「他から来ました」みたいな人がカメラを構えています。

                  そして18時頃、私の前に車が停まり、

                  「エイサー、何時から?」と。

                  「6時半!!」と、私。


                  それにしても観客が集まりません。

                  この、沖縄のシキタリ。なんとかなりませんかねぇ。

                  行う側は、

                  「どうせ6時半には集まらんやろ。」

                  観る側も、

                  「どうせ6時半には始まらんやろ。」

                  あら、夕陽に日輪が。




                  と思っていたら、三線奏者を先頭に10人ほどが小太鼓を手に公民館から出て、集落に入っていきました。

                  「やれやれ、やっと『始まるよ〜』かいな。」


                  そして、6時半。

                  先ほどの三線・太鼓隊が帰ってきました。

                  しかし、観客はいません。


                  やがて、時計は7時を回りました。

                  公民館の中では、懇親会が始まったようです。

                  あらら。


                  実はこの日。綱引きもエイサーもありませんでした。

                  私の投稿を見て、大城に向かった方がいたとすれば、たいへん申し訳ないことをしました。すみません。


                  綱引きは10年に1度だけ。エイサーはウークイに行われたようです。

                  で、今年のヌーバレーは、先ほどの三線・太鼓隊が集落を一周してお終い。


                  まあ、ピラツカ暦が行事の一件一件を確認するってことは無いよねぇ。


                  はいはい、お疲れさん。


                  ヌーバレーの夜(1) 大里大城集落豊年祭

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                    お盆明けの翌日。

                    ウークイヌ ナーチャヌ ナーチャ(笑)。

                    今日は、本島南部の年中行事の一つヌーバレー(野祓い)の日。各集落でお祭りが催され、綱引き、獅子舞、エイサーなどが行われます。


                    大里大城集落の豊年祭は今夜18時半から。ワタクシ、これから出掛けてまいります。

                    大城集落は、大城グスクの城下町。

                    私はこれまで、大城グスクや大城按司の墓を訪ねましたが、集落に入るのは今日が初めてです。綱引きとエイサーが行われるそうで、どんなんでしょうねぇ。




                    大城按司は島添大里按司との戦いを優勢に進めながら、オウンゴールで敗れてしまいます。

                    南城市大里の大城グスク(1)
                    南城市大里の大城グスク(2)
                    南城市大里の大城グスク(3)


                    大変に悔しい思いをしました。

                    ところが、大城按司のひ孫が尚巴志だそうで。(尚巴志の父方オジぃの嫁が大城按司の娘)

                    尚巴志は琉球統一の初戦で島添大里按司を討ち、大城按司は四代かけて雪辱を果たしたのでした。


                    しょれでは、行ってきます(笑)。


                    東風平と友寄の馬場跡

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                      昨年、国立劇場おきなわで上演された「やえせの民族芸能」。



                      毎年、八重瀬町の各集落で行われている芸能を集めたプログラムです。私は見逃しました。

                      お盆や八月十五夜など、各集落の行事日程が重なるため、これまで他の集落の芸能を見る機会が無かったらしく、八重瀬の皆さんが一番喜んだそうです。


                      八重瀬町の東風平と友寄に馬場跡が残っていて、いずれも、芸能の場となっています。

                      こちらが、東風平馬場跡と、



                      その航空写真。



                      友寄の馬場跡と、



                      同じく、航空写真。




                      いずれの馬場跡も集落の共有地ですから、道路や宅地に使われることはありません。そして、芸能の場として適度な広さです。

                      エイサー、綱引き、獅子舞、棒術、ウスデーク(女性の円陣舞踊)・・・。



                      場所もわかったことだし、今年の夏は出かけます。


                      友寄の馬場跡にこんな獅子がいました。獅子舞の獅子ですね。ちゃんと足袋を履いています。



                      これは、滑り台。

                      前足の間から入り、獅子の頭に登ります。そこから尻尾までが滑り台で、その先は砂場です。


                      そして、東風平の馬場跡にはこんなものが。



                      まあ、集落の結束を示す証しと言えなくもありません(笑)。

                      和訳しますと、スーコーは焼香のナマリ。ナンカスーコーは初七日の法要、年忌スーコーは回忌ごとの法要です。

                      いずれも、千円以内。香典返しは不要です(笑)。


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