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三浦九段の処分を決めた常務会のメンバーは7名。そのうち谷川会長と他の理事1名が辞任し、新たに会長と理事1名が選出されました。その際、会員の棋士から残る理事5名の解任動議が出され、後に、内3名が可決となりました(2名は否決)。
会長が辞任しようが、理事が解任されようが、三浦九段が失った名誉及び金銭を補えるものではありません。ところが、第三者調査委員会によるシロ判定以降、将棋連盟の目立った動きはこれだけです。
これは迷走と呼ぶよりは漂流。将棋連盟は何をどうしたらいいのか、まったく分かっていないように見えます。もしくは口には出さないけれど、いまだに三浦九段をクロだと思っているのか。
繰り返しになりますが、将棋連盟は第三者調査委員会がシロ判定を出した時点で、三浦九段への処分を取り消し、竜王戦及びリーグ戦の再戦を決めるべきでした。その最善、最短の対処を自ら封印した結果がこのありさまです。
将棋連盟と三浦九段との間で損害賠償の協議が行われているはずですが、合意に至らない場合は、三浦九段が訴訟することになりそうです。三浦九段が将棋に集中できる日はいつ訪れるんでしょう。
つまんない投稿を4回も続けたことを、今更だけど後悔しつつ終わりです。
(終わり)