JUGEMテーマ:地域/ローカル
今日は雛祭り。ここ2、3日は雛あられ、ハマグリ、菱餅の仕入れでバタバタしました。
(1)雛あられ
雛あられはスーパーで仕入れます。今年は越後製菓の125gを60パック。
これが県産のあんパンなんかだと、3日ほど前にサンエー壷川店に注文すれば揃えてくれます。ところが、私が欲しいのは新潟産の雛あられ。サンエー本社が一括発注して各店舗に割り振っているので、壷川店に注文しても他の店舗からかき集めることになります。少し遠慮して20パックを注文しました。
残る40パックは小禄地区の配達後、宇栄原の丘の上から、宇栄原店、小禄店、鏡原店と坂を下れば揃うでしょう。それでも足りなければ次の丘を登って城岳店。これをサンエー必殺コースと呼びます。
ところが宇栄原店が0、小禄店が0、鏡原店が6。
「ふざけんなっ!!。どうなっとるんだ!!」
と思いましたが、良く考えてみれば、壷川店の女の子がかき集めてくれた先々の店舗を、私が順番に回っただけのこと。私に文句を言う資格は無いのでした。
(2)ハマグリ
調理師は園児の人数で計算するので発注単位は「個」。ところが仕入れ先のマルキン海産の受注単位は「キロ」。
さて、どうするか?
ある保育園の注文は305個だったので、マルキン兄ちゃんの「キロ50個」を信用して6キロを発注しました。調理師には「もし足らなければ、そこらで買ってきます」と告げてます。
今朝、相棒のAが中央卸売市場の帰りにマルキン海産に寄ってくれて、全てのハマグリが揃いました。保育園への納品後、305個の保育園から連絡がありました。
「Cさん、40個足りません」
「えっ、40個!!」
てことは、キロ44個ってことじゃん。
これをマルキン兄ちゃんに文句を言ったところで「今年のハマグリは発育が良かったようですなぁ」と言うでしょう。「そんなら、発育の良い今年のハマグリ1キロを数えろよ」と言いたいわ。
まあそこは、無駄な争いは避けて不足分をそこらで買うことにしましたが、スーパーでゴロゴロしてるハマグリは中国産。保育園には納品できません。
「おい、中国産でも中国語はしゃべらへんのやでぇ」と、誰かの声が聞こえたような気もしましたが、ちゃんと国産を探しました。
(3)菱餅
菱餅の仕入れ先は餅屋の老舗「やまや」。壺屋の工場で働くオバぁ達は前日から徹夜で菱餅を作ります。
なるべく早く注文を入れないと取り合いになるので、あらかじめ各保育園から注文数を聞きますが、急がすと数量変更があるのよねぇ。
ある保育園の調理師は、
「増えたら大変かもしれないけど、減る分にはいいでしょ」と言い、
またある保育園の調理師は、
「減ったら怒られるかもしれないけど、増える分にはいいでしょ」と言います。
「何を言うとるんだ。それをやまやのオバぁに言ってみろっ!!」と言いたい。
まあ、そこらを上手く調整したら、やまやのオバぁがシーブン菱餅を4個くれました。これは日頃からお世話になっている知念精肉店の女の子達(笑)にあげましょう。
市場の売店にいるのが知念おかあと長女と四女で、浮島通りの工場にいるのが三女。ちょうど一個ずつの計算で、知念おかあに菱餅を渡しました。
ところが午後になって工場に行くと、三女は貰っていないと言うじゃないですか。そこへ知念おかあが来ました。
C「おい、二つ食べただろ」
母「今日は長女が休んだわけさぁ」
C「ほんなら一個余ってるじゃん。三女にもあげなさい」
母「アハハ。だから四女と二つずつ食べた(笑)」
どちらかと言えば、私が世話になってるのは工場なので、本当は三女に食べさせたかったワケよね。そこを知念おかあの顔を立てて、売店で渡したのが失敗でした。
「五月の柏餅はそれぞれに配るから」ってことで、三女には勘弁してもらいました。
保育園の庭には桃が咲いてました。
と言うのは嘘。ここは沖縄ですから桜です。
あ〜ぁ。今日は疲れたわ。