豊見城、もしくは糸満の岡波(ウカハ)島

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    今朝は、糸満の麩久寿さんへ、湿麩の仕入れに来ました。

    湿麩は車麩を水で戻して冷凍したもの。解凍するだけなので、調理師の手間が省けます。とは言うものの、注文はわずか500g(泣)

    「そんくらいやれませんか?」と言いたい。

    調理師が車麩を水で戻す手間を省くために、糸満の埋め立て地まで往復するってのは、私の人生の浪費と言えましょう。


    たった一度の人生を浪費したくない、かつ、麩久寿さんがまだ開いてないので、私は慶良間を眺めることにしました。



    おお、私は朝の配達の合間に、慶良間を眺めている。これを人生の浪費とは言えません。


    手前に見える島は岡波(ウカハ)島。リーフの端っこが盛り上がっただけなので、岩と呼んでも良いでしょう。かねてより、この島(岩)の領有権を巡って、豊見城と糸満がスルドく対立しています。

    豊「豊見城と糸満のしゃかえをよ。まっしゅぐ延ばすさ。そしたらよ。あの島は豊見城になるわけよね。わかる?」

    糸「ほ〜、境は真っ直ぐ延ばすって決まってんのか。じゃあ、沖縄の市町村はみ〜んな長方形なんやな?」

    豊「しょ、しょんなことはないけろ」

    糸「糸満人はな。先祖代々、あの島に渡って拝んでるわけよ」

    豊「今もね?」

    糸「あっ、今か?。今は知らんけどな」

    みたいな、不毛な議論が長く続きまして、豊見城と糸満は、

    「このままでは、ラチがあかんな」

    ということについて、合意に漕ぎ着けました。今後は問題がある都度、双方誠意を持って協議するってこと。


    さて、今日は岡波島に鳥が何羽いるかの調査です。

    豊「島の北半分はワンがかじょえるからよ。Cさんは南半分をお願いね」

    糸「よし、わかった。あっ!!」

    豊「なっ、なんね」

    糸「そこの鳥が歩いてそっちに行ったけど、もう俺が数えたから、Aさんは数えたらあかんで」

    豊「はい、ろ〜かい。えっ、どっ、どの鳥だったかな?。ハーッシ、網でも張ろうかな」

    糸「あのな。鳥は飛ぶんやで。ヤンバルクイナの調査と思ってんのか?」

    まあ、今はこんな感じかと(笑)


    さて、慶良間も眺めたし、そろそろ市場へ戻るか。

    おっ、そうや。帰りに湿麩をもらわないとな。お〜、忘れるとこやったでぇ(笑)


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