JUGEMテーマ:地域/ローカル
コザ市と美里村が合併し沖縄市になったのは1974年4月のことでした。沖縄の地名はそれぞれに味わい深く、良い名前が多いと私は思いますが、この沖縄市だけはちょとねぇ。つまり、沖縄県にあるから沖縄市ってことよね。
ナイチで暮らす(例えば)糸満人(チュ)が「ああ、糸満に帰りたい」と思うような、コザの青年会のニーセーターが旗頭を見上げ、(例えば)「園田」の文字を誇りに思うような、そんな感情を沖縄(市)に対して持てるのかなと思います。
旧コザ市で生まれた人、つまり43歳以上のコザンチュならば、間違い無く「ああ、コザに帰りたい」と思うでしょう。
以前、ベトナムを旅行した時に、メコンツアーの添乗員のオヤジが「おい、ホーチミンなんて呼ぶなよ。サイゴンだぞ、サイゴン。分かったか?。サイゴンだ」みたいなことを言ってましたが、よく似た話ですね。
ところで、その誇り高き「コザ」の由来は、米軍が胡屋を読み間違えたってことになってます。
これがまた、何でそうなるのか。
「たとえそうであったとしても、他に何か考えろよ」と言いたい。
GOYAとKOZAを間違えた経緯はこんなことでしょう。古くからの地名「ごや」に漢字を当てて「胡屋」。その胡屋の胡を「こ」と読み直して「こや」。だからKOYA。
そして、YとZは筆記体で書くと似ているから、これは間違えても致し方ないと。
「お〜い。この話は本当か?」と言いたい。
「本当だ」と思う人は、それでよろしいのですが、私には後付けの匂いがプンプンするのよね。誰かが適当に言ったことがウケて、そのまま定説になったのではないかと思ってます。
で、この続きはまたいずれ。
いずれと言うのは、私は近々、コザ十字路とか旧美里村の古謝集落とかを訪ねて、沖縄1935に繋げたいと考えております。だから、続きはその後で。コザは遠いから(笑)