JUGEMテーマ:地域/ローカル
ある保育園には駐車場から園内に入る門扉があり、その先に園舎玄関の引き戸があります。
だから私は門扉の手前に配達箱を一旦降ろして門扉を開け、門扉の中に配達箱を移して門扉を閉めます。玄関の引き戸も同様。
厨房は2階にあるので、エレベーターの扉の手前に配達箱を降ろしてボタンを押し、扉が開いてる間に配達箱をエレベーター内に移します。
車から通算すると片道7回配達箱を上げ下げして、やっと厨房の入口にたどり着くわけよね。納品が多くて2回に分けて運ぶなら14回、3回に分けるなら21回。
おかげで私の背中から腰にかけての筋肉が鍛えられたのか、この仕事を始めて以来、完璧に腰痛知らず。ほんま、厨房を2階に配置してくれた建築士には、感謝の気持ちでいっぱいです(笑)
さて、今朝のこと。門扉の中に配達箱を降ろし、門扉を閉めようとしたら園児とその母親が来ました。私は門扉に手をかけたまま「どうぞ」と二人を通したのでした。
このパターンだと、玄関の引き戸は母親が開けてくれるので、後に続く私は配達箱の上げ下げが一回省略できて、ええんです(笑)
ところが今朝の母親は自分達が玄関を入ったとたんに引き戸を閉め、(園児脱出防止用の)鍵までかけるじゃないですか。玄関の引き戸の手前で配達箱を持ったまま立ちつくす私。
母親は園長への挨拶に意識がいって、背後の様子に気づきません。たった今、門扉を通してあげたじゃないか(泣)。
これが度々あるのよねぇ。
建築士にせよ、今朝の母親にせよ、私をとは言いませんが、私の仕事を軽く見てますよね。
保育園の厨房入口は家庭では勝手口。そこに車を横付けして、配達の上げ下げが一回だけの保育園があります。そんな厨房であれば、たまたま近くを通りかかった時に「御用聞き」もできます。
また、園舎の玄関で「今度は私が」と私を待ってくれてる母親がいます。
今の仕事を始めて、他の人を、あるいはその仕事を軽く見てはいけないなと自戒する機会が多々あります。軽く見てるつもりが無くても、相手の受け止め方はまた違うということにも気付きます。
そこんとこなんだよなぁ。
写真は新潮の記者に向けた顔で、相手を軽く見てる例ね。