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2010年の全国高校野球で春夏連覇を達成した、興南高校のエース島袋洋奨がもがき苦しんでいます。
歓喜!全国制覇!!
興南優勝!!
中央大学で4年、ソフトバンクで3年。甲子園での輝きを取り戻せないまま7年が過ぎ、ソフトバンクは来季の契約を結ばないことを決めたようです。(獲得する球団が無ければ育成契約するとのこと)
プロ3年間の一軍実績はわずか2イニングでした。
野球選手としては小柄な体格を補うために考案した投球フォームで、150キロ近いストレートを投げ込み、鋭く曲がるスライダーで三振の山を築きました。
甲子園で対戦した相手チームの監督がこんなことを言いました。
「うちには投手が二人いるけど、二人が投げても島袋のスタミナには敵わない。仮に興南に勝ったとしても、ウチの投手は次の試合で投げれなかった。島袋は次の試合も涼しい顔して投げるんでしょうね。も〜、嫌になりますよ」
不調の原因を島袋本人は投球フォームや甲子園での酷使とはまったく関係無いと言ってます。大学に入った後、急にコントロールが定まらなくなり、投球恐怖症になってしまったと。
神宮球場の投球練習場は、球場のファールグランドにあります。つまり、捕手の背後に壁が無く、暴投すれば試合が中断してしまうということ。島袋はそこで全力投球ができなかったそうです。その症状はプロ入り後も変わらず、追い打ちをかけるような肘の故障。
ソフトバンクが育成契約を結ぶ意図は、島袋が復活すると判断したからでしょう。
なんとか踏ん張って欲しい。「琉球トルネード」と呼ばれたあのダイナミックな投球フォームをまた見たい。心からそう思います。
「頑張れ!!」とか「ちばりよー!!」じゃないんだよなぁ、原因は(泣)