JUGEMテーマ:地域/ローカル
今帰仁村の観光キャッチフレーズは「ぬーんねんしが今帰仁村」。ウチナーグチで「なーんもないけど」の意味です。
そのポスターにはこんなことが書いてありました。
今帰仁村はファミレスも、ショッピングモールも、大型の娯楽施設もありません。
だからこそ、手つかずの自然や昔ながらの風景が残っています。
「何もないけど、何か満たされる」それが今帰仁村です。
今帰仁は北山王国の首都。豊かな森、透明な海、美しいグスク、古い町並み、伝統芸能、古道、馬場跡、おっぱ牛乳(笑)・・・。私に言わせれば、今帰仁には何もかもがあります。
ファミレス、ショッピングモール、大型の娯楽施設があり、何もかもを失った街こそが「ぬーんねんしが」。
今帰仁村は「何もないけど、何か満たされる」などと謙虚なことを言うてますが、そこに郷土への誇りを感じます。
隣町の美ら海水族館や村内の古宇利大橋が人気で、やや騒がしくはなりましたが、「ぬーんねんしが」と言える村であり続けていただきたい。と、そう思います。