南こっせつ(南こうせつ)
ニセ正三(伊勢正三)
ソーミン(ユーミン)
フルメンバーだと、山田パンサー(山田パンダ)とさらまわし(さだまさし)が加わります。
私は観光客の時代から、沖縄にかぐや姫のコピーバンドがいることも、「かぐやひも」の名前も知っていましたが、ナマで観るのも歌を聴くのもこの日が初めて。「その気になればいつでも聴ける」などと思ってると、こんなことになります。
さて、この日のセットリストはこちら。
1.うちのお父さん
2.青春
3.22歳の別れ(ニセ正三)
4.なごり雪(ソーミン)
5.動物のうた
6.あの人への手紙
(encore)
7.なごり雪(ソーミン)一番だけ
8.面影色の空
父の日でしたので、最初は「うちのお父さん」
♪汗をふいてお茶を飲んで 腰を伸ばせばお父さん
ニッコリ笑うニッコリ笑う 明日天気になあれ
青春、22歳の別れ、なごり雪と、ボーカルを南こっせつ、ニセ正三、ソーミンがそれぞれ担当して3曲。
ソーミンの「なごり雪」が良かった。私はイルカ以外が歌う「なごり雪」を「なごり雪」とは認めない立場。ではありましたが、ソーミンなら認めましょう(笑)。いやぁ、本当にしみじみと良かった。
次にオリジナル曲の「動物のうた」
♪沖縄のハエは、一体どこから来たんだろう?
オーベー(欧米)
動物の中で一番臆病な動物は?
シカー(鹿)
で始まって、
♪クジラはいつもみんなにクジラれてる
♪ヤモリがバレンタインデーにチョコもらったってよー、ヤールー
とか、ウチナーグチの駄洒落が続く楽しい歌でした。
そしてラストは「あの人への手紙」で盛り上がりました。
♪戦場への招待券という ただ一枚の紙きれが
楽しい語らいの日々を 悲しい別れの日にした
私が「かぐやひも」に詳しくなったのは、ゴヤ市場のにぃにぃのブログによります。
仲程にぃにぃは「かぐやひも」を本当に可愛がっていて、飲み友達でもあるようです。中でもソーミンが大好きだと公言し「妹にしたい」とも言ってました。
「かぐやひも」は結成23年。この日のライブでも中高年の観客が目立ちましたが、27歳で聴き始めたとすれば50歳。まったく不思議は無いのです。また、結成以来毎月続けているライブは270回を超え、2千円の料金でライブハウスを満員にする実力者。もはや、ただのコピーバンドとは言えません。
ところが、この日は動画撮影が禁止。
次の動画が、突然、姉ちゃんの背中に変わるのは、スタッフの兄ちゃんに肩を叩かれたからです。
「かぐやひも」サンエーライブ
― 沖縄の風景 (@coralway39) June 17, 2018
コピーバンドなのに、動画撮影はダメって(笑) pic.twitter.com/QlLwjp0biQ
「前言撤回じゃ!!。コピーバンドが動画撮影禁止って何やねんっ!!」と思いましたよ。すみません(笑)
楽しい30分はあっと言う前に過ぎ、アンコールの時間となりました。すると、最前列のオッさんが「なごり雪」を聴きたいと。
戸惑う南こっせつ。
以下は私の心の声です。
「あんな。さっき歌ったんや。聴きたいんやったら最初っから来いやっ!!」
「あんな。彼らはこれからマチナトへ行って、それからメインプレイスやねん。忙しいんじゃっ!!」
「あんな。客のリクエストを受けてたら、おんなじことを言い出すヤツが現れんねんっ!!。断られへんようになるやないか〜いっ!!」
「まあ、ソーミンのなごり雪なら、もう一回聴いてもええんやけどな(笑)」
そして、それを歌ってしまうのが「かぐやひも」。ただし、一番だけ(笑)。
この日、仲程にぃにぃが彼らを応援したくなる気持ちが少し分かりました。次回はライブを聴きにコザに出かけたいと思います。
あっ、そうそう。ゴヤ市場の仲程食品店は先月閉店し、今後は中の町ビアガーデンに集中するそうです。胡屋に行けば仲程にぃにぃに会えたのに、残念なことです。次回は中の町ビアガーデンで一杯飲んで、それから「かぐやひも」のライブに向かえばいいわけね。了解です (^-^)/