JUGEMテーマ:地域/ローカル
ひめゆり通りの壺屋交差点を東に入った所にある「みやま商店」。
農連市場の再開発を機に、それまで倉庫として使っていた建物に店舗を移しました。老夫婦が経営する菓子問屋です。
ここのオヤジは誰が見てもオジぃですが、奥さんは、オバぁと呼ぶのは申し訳ない容姿。今朝もバランス悪く(笑)、夫婦で座ってました。
C「當山(菓子店)のオヤジが亡くなったな」
オヤジ「だからね。元気に見えたけど、癌だってね」
C「それで、みやまのオヤジはどうなったか来てみたわけよ」
オ「ギャハハ。大丈夫さっ!!。まあ、座ってコーヒーでも飲みなさい。忙しいか?」
C「いや、今日は慰霊の日でヒマや」
オ「じゃあ、バナナも食べなさい。アンタんとこには沢山あるだろうけど」
C「沢山あるが、ウチは商品を食べたら死刑やで(笑)」
オ「じゃあ、もう一本食べなさい」
C「當山は2、3日店を閉めてて、今週、娘が店を開けに来たんだけど、『Cさんには仲良くしていただいてたのに』って泣くわけよ。もう、誰を見ても涙が出てくる」
オ「それで、みやまのオヤジはどうかなって思い出したのか(笑)」
C「そうそう。元気そうでなによりや。今日は慰霊の日やのに、糸満には行かないの?」
オ「別の日に行くさ。今日は知事や総理大臣でややこしいだろ」
C「確かにな。安倍のシンちゃんに『子供みたいな嘘をつくな』って言うてくれんかな」
オ「だからね」
奥さん「トランプさんは北朝鮮と話しをしたみたいだけど、北と南は一緒になるの?」
C「そう簡単にはならんやろ。北中城と中城が一緒にならんのに(笑)」
奥「えっ?、あそこは元々一緒だったの?」
オ「なんだ、お前はそんなことも知らないの?。米軍に真ん中を占領されて、泣く泣く別れたわけさ」
奥「それなら、もう一緒になれるんじゃないの?」
オ「時間が経ったらそうもいかんわけさ」
C「中城は一緒になりたいみたいだけど」
奥「えっ?。北はどうなの?」
オ「北中城のほうがお金があるんだよ」
奥「中城にはお城があるじゃない。あれは中城でしょ」
オ「北中城はライカムができたしな」
C「お〜、オヤジ。さすがに良く分かっとるな(笑)」
オ「そりゃそうさ。お城とライカムじゃあ、勝負にならんさ」
C「よし、みやまのオヤジが大丈夫って分かったから、仕事に戻るで。ご馳走さま」
オ「アハハ。またおいで」