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沖縄のスーパーで普通に売ってる天ぷらの芯。
キングクリップは白身の深海魚。沖縄の天ぷらはこのようにスティック状にカットした芯に、たっぷりの小麦粉、卵を使って作ります。
もちろん、魚のフィレを自分でカットしても良く、その手間を省く意味では、芯と切り身は同じです。
同じような形状の芯に分厚い衣で包むのですから、例えば、イカとサカナは食べてみないと分かりません(私はね)。
こちらは仲間天ぷら店の陳列。名札が無くてもサッサと選べる人は素晴らしい。
映画「ニービチの条件」で、将来の姑(城間やよい)が将来の嫁(福田萌子)にウチナー天ぷらの作り方を指導する場面です。
嫁「これ、フリッターですよね」
姑「はぁ?。フリター?」
ウチナー天ぷらは、その厚いコロモにも味付けしてあるので、具を挟んだコロモを食べてる感覚。構造はハンバーガーと同じで、沖縄のファーストフードと呼ばれる所以です。
ナイチの天ぷらとの違いは、ハンバーグは御菜になるが、ハンバーガーは御菜にならないと考えれば良いでしょう。
実はワタクシ、これまで天ぷらの芯の存在を知りませんでした。保育園のメニューにウチナー天ぷらはありますが、これまでの注文は白身魚のフィレ。特に指定が無ければキングクリップを納めます。
このところ、待機児童を解消するため、どこの保育園も定員一杯で、調理師の負担が増してます。そのため、フィレはやめて、値段は高くなりますが、芯を使うことになったんでしょう。
同様に手間がかからない冷凍葉野菜(カット済み)の注文も増えてますから、そのうち、魚屋や八百屋と冷凍屋の区別できなくなる日が来るかもしれません(笑)