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甲子園球場の近くにある小さな食堂。81歳のジイさんが60年間、続けてきました。
その食堂の名物メニューがカツ丼大盛り。2.8合のお米にたっぷりの豚カツが乗ってます。料金はたったの800円。
ジイさんが、高校球児や若手のプロ野球選手のために提供してきました。並盛りが600円だそうですから、いかに採算を度外視した価格か、容易に想像できます。
2.8合はご飯茶碗7杯分になるそうで、高校生の私なら食べれた量です。カツ丼を食べ終わった高校生達の満足そうな顔を見るのが、ジイさんの楽しみだったんでしょう。
ところが近年、写真に撮ることを目的とした客がカツ丼大盛りを注文し、ほとんどを食べ残してしまう事態が相次ぐようになったとのこと。とうとうジイさんはカツ丼大盛りをメニューから外すことにしたそうです。
「仮に食べ残す客がいなくなったら、カツ丼大盛りを復活させますか?」と質問する記者に、ジイさんは「やらん」と。
まさか「お金は払ってるんだからいいでしょ」なんて言ったんじゃないだろうな。
蹴り飛ばすぞ。このクソが。