JUGEMテーマ:地域/ローカル
一つ前の投稿は、将来予想されるリスクには、今、きちんと対応しようという趣旨でした。
ところが、私の文章の拙さにより皆さんに余計なご心配をおかけし、某青果店の仕事の質を問われることにもなりかねないので、少し補足しておきます。
まず、相棒のAが車内に置き忘れ、一晩が経った要冷蔵の人参シリシリ。某青果店は大きなミスを犯したのですから、それを廃棄することは当然のペナルティ。人参シリシリが傷んでいようがいまいが、車内に放置した商品をお客様に納品してはいけません。
仮に傷んでなかったとしても、万が一のリスクをお客様に転嫁して、某青果店はペナルティを負わないのでは甚だバランスが悪く、フェアとは言えません。つまり、最初から廃棄以外の選択肢は無かったんです。
Aは青果物の仕入れを担当しています。野菜や果物に手を加えること無く、右から左へ流すのですから、リスクの低い仕事と言えるでしょう。
一方の私は、青果物以外(精肉、鮮魚、練り物、豆腐・・・)の仕入れを担当しています。食中毒はもちろん、園児のアレルギーにも気を使う仕事なので、とてもAには任せられません。
私がAの目の前で人参シリシリを捨てようとしたら「弁償する」と言うので、「悪しき前例を作るな」と言っておきました。責任を取るのは某青果店であり、従業員ではありません。従業員のミスを想定しておくことは経営者の仕事ですからね。
「故意にやったことではない」のは当然で、故意にやったのなら、こいつは弁償どころかクビです。だから、余計なことを言う必要もありません。
4キロの人参シリシリのうち1キロはAが持ち帰り、食料廃棄量の軽減に貢献しました。玉子と混ぜてチャラチャラしたのが好きなんだそうです。
沖縄も随分涼しくなってますからね(笑)