JUGEMテーマ:地域/ローカル
明日から保育園が始まるので、朝がた少し仕事をしましたが、一日をダラダラと終わらせないために、家には帰らず、首里城へ行くことにしました。火災以来、初めてです。
ポカポカ陽気の中、木曳門から入って、
西のアザナへ上がりました。
ここからの眺望は那覇で一番だと私は思っています。何度来ても素晴らしい。
西のアザナ@首里城公園 pic.twitter.com/ddywJG4blL
― 沖縄の風景 (@coralway39) January 3, 2020
西のアザナから京の内を抜けて、奉神門に出るあたりで、南殿・番所が見えました。
写真を拡大しましょう。正殿は完全に焼失し、背後の淑順門や女官居室が見えてます。二本の龍柱は残ってました。
こちらは、広福門を出た所から見た北殿。
1986年以来続いた首里城整備事業は260億円を費やして、昨年完了しました。そのうち73億円分が焼失したことになります。
火災以降、沖縄県民が悲しみに暮れているとか、心のよりどころを失ったなどと、繰り返し報道されました。そして、全国から集まった寄付や募金は10億円を超えました。
「ちょっと待て」と言いたい。
今、議論すべきは、首里城をいかに復興するかではなくて、何故、火災が起きてしまったかでしょう。
出火原因が判明したとは聞いていないし、管理者である沖縄県知事が責任を取ったとも聞いていません。
県民の心のよりどころを灰にし、国民に73億円もの損害を与えたのですから、ウヤムヤで終わらせては駄目ですよ。
りゅうちぇる君。貴方は「悲しくて泣いちゃいました」と言うてたけど、学校の遠足やテレビのロケ以外で首里城に行ったことがあるの?
正殿が燃えて「心のよりどころを失った」と言うてる人。首里城以外のグスクに正殿は無いけど、中城も勝連も今帰仁も、グスクは心のよりどころになってるじゃないですか。
首里城の火災については、言いたいことが多いのよ(^^)
首里城の無料区画は従来通り開放されていて、火災の影響はありません。
もちろん、守礼門も健在です。
観光客の皆様。「火事になったから、首里城へは行かない」なんて言わないで、考え直して下さいね。