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国際通りの居酒屋「わらゆい」。大城謙さんのステージは7時、8時、9時の3回です。
ちょっと、この動画を見て下さい。
島唄@国際通り「わらゆい」 pic.twitter.com/7KnllM5AyY
― 沖縄の風景 (@coralway39) March 8, 2020
島唄を歌っているのは客。謙さんは伴奏しながら「まだまだ(声を)出せるか?」と(笑)
僅か30分のステージ途中で、一見さんの観光客をここまで乗せるのは、かなり難易度が高いと思いません?
謙さんは、客を楽しませることに自信を持っていて、私はその要因が3つあると思ってます。
まず、演奏技術。
「涙そうそう」を聴いてみましょう。
涙そうそう@国際通り「わらゆい」 pic.twitter.com/tJQ3nyeiRf
― 沖縄の風景 (@coralway39) March 8, 2020
三線の奏法が独特で、まるでバンジョーみたいです。謙さんはこの直後にベンチャーズのパイプラインを演りました。つまり、三線でエレキギター。
謙さんのお師匠さんは石垣島の川門正彦さん。川門さんが考案した三線の奏法は、ロックでもブルースでもジャスでも適用できるもの。
謙さんは三線があれば、ジャンルを問わず何でも歌えると思ってるし、ステージが進むにつれて、客もそのことに気づいてきます。
二つ目はノウハウ。
謙さんのステージは発声練習から始まります。ステージから「ハーイヤ」で、客席から「イヤササ」。
ステージと客席の垣根を取り払うノウハウを沢山持ってるんだと思います。MCの時間には客をステージに上げて、
「オリオンビールのロゴは文字の一部が欠けているけど、何故だかわかる?」
これ、ウチナーンチュでも気づいてない人が多いと思いますよ(笑)
三つ目は人柄。
大きな顔と人懐っこい笑顔。明るくよく通る声。親戚のニィニィが歌っている感じ。
謙さんは毎日出演してるわけではないので、確認してお出かけください。ライブチャージは無料です
居酒屋「わらゆい」
那覇市牧志2丁目3−1
(てんぶす那覇向かい)