JUGEMテーマ:地域/ローカル
ゴールデンウィークではありますが、沖縄は休業中です。
4月7日に7都道府県に、14日には全国に緊急事態が宣言されました。それでも那覇空港国内線ターミナルのショップ(レストラン、売店等)は全店営業してたんですよ。驚きますねぇ。
沖縄県の感染者数が急増していた時期で、感染を恐れたショップが休業を申し入れましたが、那覇空港ビルディングがそれを認めなかったんです。
ショップは営業を続けるしかありませんでした。休業を強行すると、来年度の契約を更新してもらえない可能性がありますからね。
空港施設は公共サービスですから、空港が閉鎖されない限り、ショップは営業しなくてはいけません。だから、台風の暴風雨の中でも店を開けます。
しかしね。台風とコロナは違うでしょ?。優先するべきはショップで働く従業員のステイホームで、そのための緊急事態宣言じゃないですか。
それからもう一つ。沖縄県知事が頭を下げて来島自粛を訴えてる側で、空港の全ショップが観光客に「めんそーれ」では困るんですよ。
そんな中、琉球新報がこんな記事を書きました。
「感染怖い、休めない」那覇空港の店員悲鳴 ビル運営会社が認めず
そしたらその翌日、那覇空港ビルディングは急遽、全ショップの休業を認めたんです。
琉球新報の記事を読んだ県庁幹部が、那覇空港ビルディングにショップの休業を指示したんでしょう。
那覇空港ビルディングの社長ポストは県庁幹部の天下り先ですから、前例主義にこだわる彼らでも、県庁の言うことには従うんですよ。
琉球新報の記者はナイスでした。それから、県庁幹部も一応ナイスだったけど、次からは記事になる前に動きましょうね。遅いよぉ。