JUGEMテーマ:地域/ローカル
北谷長老の酒造所前に急な坂があると聞いて、急坂マニアの私が出動しました。
ところがねぇ。私はおそらく本島で一番急なアンマーウンケーの坂を経験してるので、どこへ出かけても負ける気がしないのよね。
しかし、北谷長老は好きな古酒。酒造所の前を通りつつ、心の中で「頑張れ!!」と呟くことにヤブサカではありません。
さて、着きました。
ここから、あの丘の上まで一気に駆け上がるわけですね。
ここは北谷町字吉原。私は謝苅(ジャーガル)が北谷の字だと思ってましたが、字吉原に属する地区の一つなんですね。
登ります。
右手に北谷長老酒造所。
おお〜!!
来た来た(^o^)/
やるじゃないですか。
健闘しましたが、アンマーウンケーの坂と比べると距離が短く、傾斜に恐怖を感じません。
これは与那原町板良敷の次郎坂と同等の急坂と言えるでしょう。つまり、本島2位クラス。真和志高校の地獄坂より距離は短いものの、傾斜は上だと思います。
こちらが北谷長老酒造工場。
北谷長老はいい香りのお酒です。沖縄最古の酒造所の一つですが、家族経営なので出荷量は少なめ。当初は北谷にしか出回っていなかったそうです。
そして、このオジィが北谷長老こと南陽紹弘禅師。北谷生まれの僧侶で首里の建善寺の住職を務めました。
キャンプフォスターの第3ゲート近くから見える基地内の小さな丘に北谷長老の墓所があり、長老山と呼ばれています。
首里から北谷に戻った北谷長老が開いた樹昌院。臨済宗の寺院で、北谷町字大村にあります。
ぼ、ぼうず丸儲け(笑)
ではなくて、北谷が生んだ立派な僧侶を、町をあげて盛り上げてるってことでしょう。
最後に、謝苅の映画館(ナポリ座)跡に寄りました。1950年代の映画館ですが、なかなかオシャレな建物です。
謝苅青年会のエイサーを見る時は、ここに立っていれば良いそうです。
さて今年の夏。エイサーは見れるのか。