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琉球王国を知る人 真栄平房敬さん

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    琉球王国が消滅した年が1879年。この年の3月、尚泰王は家族や首里城で働いていた人々とともに中城御殿へ移りました。

    その中に20歳の人がいたとして、85歳まで生きたとします。すると、その人が亡くなったのは1944年(昭和19年)になります。

    さて、中城御殿の財宝を金庫や蔵に詰め込んだ真栄平房敬(まえひらぼうけい)さんは、今90歳。1944年には23歳でした。

    20110926165235_0.jpg

    真栄平さんの祖先は、代々王家に仕えていて、真栄平さん自身も中城御殿に出入りしていました。つまり、首里城に居た王家の人達、そこで働いていた人達と、真栄平さんは直接話ができたのです。

    そうした実体験に基づいた知識が真栄平さんに蓄積されています。歴史研究家が文献から過去を知ることとは訳が違うのです。王家の組織や人間関係まで熟知されているそうです。


    首里城の復元作業に真栄平さんの知識が役立ち、その様子はNHKのプロジェクトXに取り上げられました。

    真栄平さんは「私にとって、琉球王国は昔話ではない。」と言われています。


    この話から、琉球王国の消滅がつい最近の出来事なのだと思える一方、そんな体験をされた方が真栄平さんで最後なのかもしれない、とも思えます。


    この話。私には、琉球王国が遠ざかっていくように聞こえました。

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