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混迷する八重山の教科書選び(1)問題の所在

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    JUGEMテーマ:地域/ローカル

    八重山の中学で使用する公民の教科書が決まりません。

    石垣市、与那国町、竹富町の3市町は、同じ教科書を選ぶルールです。今年、石垣市と与那国町の教育委員会はI社を選び、竹富町の教育委員会はT社を選んだので、意見が割れてしまいました。どちらかの教科書に決めなくてはいけませんので、議論を尽くしても結論に至らない場合は、多数決で決めることになります。その場合、2対1でI社となります。

    3市町は沖縄県教育委員会に相談しました。

    普通に考えて、県教育委員会が竹富島を指導する局面です。ところが、県教育委員会は、何を考えたのか、3市町の教育委員全員を集めて多数決を取ることにしたのです。

    元々、石垣市と与那国町の教育委員会では僅差でI社が選ばれ、竹富町の教育委員会では全員一致でT社が選ばれました。したがって、教育委員全員で多数決を取ると、T社が多数となり、逆の結論になってしまったのです。

    これはまずいでしょう。まず、市町毎に教科書を選ぶというプロセスを変えてしまったのですからね。


    何故、教科書を同じにする必要があるのか、教科書選びの手順が妥当かなど、そもそも基本的な問題はありそうですが、それでもルールやプロセスは守らないと混乱は増すばかりです。

    石垣市と与那国町はこの結論を了解しませんでした。当然ですね。


    で、次に文部科学省の指導を仰ぐことになりました。

    この度、文部科学省が出した結論は「竹富町がT社の教科書を選ぶなら無償にできない。」

    え〜〜〜っ。駄目でしょ、それでは。答えになっていません。

    理由はともかく、義務教育の教科書を有償にしていいんでしょうか。仮にそれを認めたとしても、次に、お金を払えば勝手に教科書を選んでいいのかということが問題になります。

    事態はますます混乱してしまいました。


    今にして思えば、八重山の3市町は、自分たちで結論を出すべきでした。結局、県や国は事態を悪化させただけですからね。

    なんとも情けない話です。

    現場の教師たちは、生徒にどのような
    説明をするんでしょう。私がその立場なら、恥ずかしくて何も言えないでしょう。

    また、子供を持つ親の立場としては、おかしな組織に子供を預けていたんだなと、あらためてガッカリしました。

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