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山下町第一洞穴遺跡

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    JUGEMテーマ:地域/ローカル

    先月の琉球新報の記事に、石垣島の新空港建設地の洞窟から、日本最古、2万4千年前の人骨が発見されたとありました。

    地球最後の氷河期のピークが2万年。それから1万年近くをかけて、温暖化に向かい、時代は旧石器時代から縄文時代に移ります。

    2万4千年前ですから、それよりも、ずっと前の話です。もうこれは「おめでとうございます。」としか、言いようがありません。また、その洞窟が滑走路の下になってしまうのではなく、保存可能な場所だそうで、引き続き発掘が続けられます。


    ん?

    ちょっと待て。

    二三日前の新報に、那覇市山下町の第一洞穴遺跡を公園にするって記事があったな。この洞窟から発掘された女の子の骨は、3万2千年前のものだったはず。まったく勝負にならない。こっちが日本最古でしょ。どうなってるんだ?

    20111214170720_0.jpg


    話は逸れますが、元々、山下町第一洞穴遺跡は渡嘉敷さんちの私有地で、それを40年位前に、沖縄県が史跡に指定しました。それは、渡嘉敷さんにとっては大変に迷惑な話で、台風で崩れたとか、地震でやられたとか言いながら、洞窟の破壊工作に努め、ゆくゆくは、それが無かったことにしたかったようです。まあ、気持は分かります。自分の土地ですからね。

    それを那覇市が長い時間説得を続け、このほど買取ることになり、遺跡を中心とする公園ができるのです。場所はゆいレール奥武山公園駅から、ちょっと小禄寄り。ペリー内科の裏手です。


    さて、2万4千年と3万2千年と、どちらが古いかという問題です。

    石垣島では骨の年代を直接測定し、山下町では骨と一緒に出てきた木炭を測定し、そこから骨の年代を推定したのだそうです。つまり、測定一位が石垣島、推定一位が山下町ということ。ですから、山下町は未公認日本記録みたいなものですね。

    八重瀬町の港川人は1万8千年前のウチナーンチュで、こちらも未公認記録です。

    アフリカの大地溝帯で人類が生まれたのが15万年前、その人類が東アジアに到達したのが5万年前と言われていますから、日本最古の人骨は、まだまだ発見されそうです。


    おまけですが、沖縄の古宇利島では、島民が「この島のチブヌ浜こそ、人類発祥の地」と考えており、石碑まであります。大きく出ましたね。ウチナーンチュの発祥ではなく、人類の発祥ですからね。

    「まあ、やらせておけば。」って感じで、誰も抗議しませんが、これはもちろん『非』公認記録です。

    コメント
    しらさ食堂の前を過ぎ、漁港西の堤防の裏の急階段ですね。チグヌ浜のことだ!

    古宇利島に一票!(笑
    • モアナ
    • 2011/12/14 9:19 PM
    正解!!

    大昔、その浜に、アダムとイブがいました。

    しかし、言うことが凄い!!
    • coralway
    • 2011/12/14 9:35 PM
    しかし、古宇利島を訪れた9割以上の人が橋の左右(トゥンヂ浜)に行って、観光所でお土産買って、5分で島を一周して帰るんでしょね。「何もね〜な〜」とか言って。

    お陰様で渡海浜はいつもガラガラです。
    • モアナ
    • 2011/12/14 9:56 PM
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