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古酒の表示違反(2)

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    JUGEMテーマ:地域/ローカル

    沖縄の酒造メーカー9社が、古酒と表示しながら、規約の割合以上の新酒を混ぜて製造・販売していた事件で、昨日、沖縄県酒造組合連合会の幹部が県庁を訪れ、謝罪しました。

    「事後対応の遅れ、危機意識に欠け、関係者に迷惑を掛けたことを深くおわびしたい」ですか?

    まだ、そんな事を言ってるんですか。

    「事後対応の遅れ」とは、連合会が2月13日に関係酒造メーカーを警告・指導したにもかかわらず、消費者に公表したのが3月6日になったことを言います。

    詫びるべきは、事後対応が遅れたことではありません。遅らせた動機です。消費者へ公表する事を軽く考えていたり、事件の対応を内々で済ませたいと思っていたのなら、それを正直に白状し、そのことを詫びて下さい。


    次に「危機意識に欠け」について。

    泡盛は酒税軽減措置法によって、35パーセントも酒税が免除されています。こんなに優遇されているお酒は、全国でも泡盛だけです。

    そもそも、沖縄復帰の際に、急激な環境変化に対応できないとの理由で、一時的な保護を受けたのです。危機意識を持つべきは、その時だったはずです。それから40年が経ち、今だに危機意識が無かったと言うのですか。

    酒税軽減措置法の期限は今年の5月だったところ、更に5年も延長されたばかりです。期限延長を嘆願した時に、「泡盛の安定供給は我々の使命」だの「沖縄の文化を守る」だの、立派な事を言ってじゃないですか。

    表示違反、つまりズルをしておきながら、よくまあ、あんなことが言えたものです。


    そして「業界全体として再発防止に取り組み信頼回復に努めていく」と言われたそうですね。本当にその覚悟があるのなら、少なくとも、ズルをした9社は酒税軽減措置法の延長を辞退されたらいかがでしょう。40年も経って、事業継続の方法がズルをするしかないのなら、あと5年経っても同じ事です。

    もし免税を辞退してもやっていけるのならそれで良し。またズルをするしかないのなら、市場から退出するしかありませんね。再発防止って、そういう事です。


    表示違反をした中には、私が大好きな古酒が含まれていますが、私は今まで通り飲みますよ。仮に免税を辞退した分を値上げしたとしても飲むでしょう。美味しいのでね。

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