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沖縄の復帰から40年(4)屋良朝苗さん

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    1968年、公選による琉球政府主席に選出されたのは屋良朝苗さんでした。また、その対抗候補は西銘順治さんでした。

    1972年の沖縄復帰を控え日米両政府は、なんとかして保守系の西銘さんを主席に就かせたいと画策し、物心両面で応援しましたが、屋良さんには及びませんでした。

    米国政府は1970年の国政参加選挙に反対の立場を表明しながら、西銘さんが当選した場合、彼の手柄として国政参加選挙を実施するシナリオを描いていました。また、日本政府は西銘さんに対して、2億円以上の選挙資金を投入しました。いずれも、2010年に日本政府が外交文書を公開したことにより発覚した事実です。


    しかし、屋良さんには、沖縄の本土復帰に向けて地道な努力を積み上げてきた実績があり、沖縄の人達の屋良さんへの支持は、揺るぎないものがありました。屋良さんは、日米政府をはねのけたのです。

    久茂地の青年会館建設について、過去の記事がありますから、参照ください。

    11.10.21久茂地公民館の解体


    屋良さんは、沖縄返還にあたり米軍基地の撤去を公約していましたが、日米政府間で基地を維持することは既定の方針でした。そのことは、復帰直前まで屋良さんへは知らされず、新しく県知事に選出された屋良さんは、いきなり矛盾をかかえたスタートとなったのです。

    過去の記事に、復帰当日の新聞を掲載していますので、参照ください。

    10.5.15今日、沖縄復帰の日

    紙面から、基地をかかえたままの復帰に対する、屋良さんの苦悩がうかがえます。

    また、屋良さんには知らされていなかったでしょうが、先に述べたような核の密約まであったのです。「こんなことなら、復帰するんじゃなかった。」と何度かは考えたでしょうね。


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