<< 津波古さんと小波津さん | main | おーい、JAL! 頑張れ!! >>

名護市長選挙が問うもの

0
    JUGEMテーマ:地域/ローカル

    昨日、名護市長選挙の投票が行われ、稲嶺進さんが当選されました。

    仮に、私が名護市民だったら、稲嶺さんに投票したと思いますので、いいニュースでした。

    辺野古への基地移設を日米間で合意して以来、6万人の市民は、基地容認か反対かを問われ続け、そのことで市民は二分され、対立を続けた13年でした。

    この13年間、名護市長は、常に基地を容認してきましたので、その「ご褒美」として、国や県から「振興費」の名目で巨額の予算を得ることができました。

    高速道路が通り、立派な市役所、公民館、図書館などが次々に建設されましたが、この街は、少しも振興しなかったのです。

    例えば、高級マンションのような市営住宅が建設されても、建設後の維持費は市民が負担しなければなりません。元々、空き室の多かった地元のマンション、アパート業者は大打撃を受けました。

    長い目でみると、市の財政は真綿で首を絞められるように悪化し、税金を負担する市民の生活は苦しくなるのばかりなのです。

    数百億と言われている名護市への投資を、知恵を絞って、産業育成、企業誘致、観光資源整備など、街が豊かになれる用途に使えば良かったのですが、そうはいかないのです。

    何もしなくても得られる予算に、知恵を使う気持になれないのです。

    例えば、ある家庭が充分な生活保護費を得られたとしたら、その家族は働く気持になれるでしょうか。

    名護市民は、これまで基地容認派市長を選んできましたが、それは結局、「ゆるやかな衰退」を意味しました。一方、今回の選挙で、名護市民は、国や県の手厚い援助を失うことになるでしょう。

    基地に賛成か反対か、自然を守るのか守らないのかということだけではなく、いかにして生活してゆくのかを問われた選挙だったと言えます。

    名護市民は、ジュゴンの住む美しい海を守りましたが、同時に、これまで以上の「苦難の道」を選んだのです。

    いずれ、沖縄県民も、同様の意思決定を求められる時が来ます。名護が活気ある豊かな街となり、沖縄の進むべき道を示してくれることを、心から願います。

    コメント
    コメントする









    この記事のトラックバックURL
    トラックバック
    calendar
          1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    << February 2020 >>
    プロフィール
    profilephoto


    念願の沖縄生活を始めて10年になりました。
    沖縄の生活、文化、風土、音楽、政治などの話題を投稿しています。 (y_mizoguchi@i.softbank.jp)
    Twitter
    お勧めの本と映画
    selected entries
    categories
    archives
    recent comment
    recent trackback
    profile
    search this site.
    others
    mobile
    qrcode
    powered
    無料ブログ作成サービス JUGEM