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台風とソーミンとヒラヤーチー

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    JUGEMテーマ:地域/ローカル

    (中年)ウチナーンチュと飲んでいて、ヒラヤーチーを食べると、かなりの確率で台風の話になります。

    「台風の時に食べたな〜、こんな色々入ってなかったけど、うまかったな〜」と。

    台風で停電になり、ローソクをつけて過ごす夜、必ず材料が揃って、かつ、簡単に料理できるものが、ソーミンとヒラヤーチーでした。

    ソーミンは素麺炒めで、ツナ缶を加えます。素麺も缶詰めも保存がきくので、家庭の常備品です。ヒラヤーチーは更に簡単で、小麦粉を水に溶いて焼くだけ。青ネギかニラを加えます。

    台風による停電が頻発していた時代、中年ウチナーンチュには、台風、ローソクと共に、ソーミンやヒラヤーチーの味が強くインプットされてるのですね。

    今は停電の頻度が減り、ローソクの灯で料理をするなんてことは、滅多にありません。

    だけど、台風の夜にお父さんが「台風だからソーミンを食べよう」と言い始め、お母さんが「へっ、そんなんでいいの?」と了解することは、充分考えられます。

    今の子供の代には、そんなことは言わなくなるでしょうけどね。


    沖縄では、小麦粉を焼く食べ物に、ポーポーとチンビンがあります。

    ポーポーは小麦粉を水に溶いて焼き、焼きあがったところに油味噌を乗せ、くるくる巻いたもの。チンビンは生地に黒砂糖を加えてあり、油味噌は乗せません。

    旧暦5月4日(ユッカヌヒ)が近づいてきましたが、この日は神仏にポーポーやチンビンをお供えし、子供の成長を祈願するそうです。


    コメント
    新潟県北部に、お祭りやその他催しのときによく見る屋台店に「ポッポ焼き」があります。小麦粉と黒糖を溶いてふくらし粉も入れ、細長い型に流して焼いたもので、焼きたては美味しいものです、よく行列が出来ます。
    沖縄にはポーポーがある、と、関連性を言った人がありますが、黒糖味という共通性があるのはチンビンの方ですね。
    小麦粉を使って美味しいものを作ろうとしたら、どこでも同じような工夫がなされるってことなんでしょうね。

    戦後の沖縄は、米国から大量の小麦粉が搬入されたので、小麦粉でなんとかお腹を満たすことを考えたのではないかと思います。

    ポーポーとチンピンは、地域によって、名前が逆になることがあるそうですから、ポッポ焼きとポーポーを関連付けた方は、間違ってないかもしれません。
    • coralway
    • 2012/06/19 8:23 PM
    そう言えば読谷村の楚辺ポーポーは黒糖味ですね。
    • すばる
    • 2012/06/19 9:01 PM
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