<< 「ラフテー」と「らふてえ」(2) | main | 今帰仁城主 攀安知(2) >>

今帰仁城主 攀安知(1)

0
    JUGEMテーマ:地域/ローカル

    攀安知(はんあんち)と読みます。

    三山時代の終焉期、今帰仁勢力を率いた北山の王です。こいつは部下からも、領地の按司からも慕われていなかったようです。

    20120626051526_0.jpg

    攀安知(?-1416)は中山の尚巴志(1372-1439)を撃つべく、軍の整備に努めていましたが、それが領地の按司からの情報により、尚巴志の知るところになります。尚巴志は、北山軍の大将であった本部平原(もとぶたいはら)を抱き込もうとし、それに成功します。本部平原に忠誠心が無いことを見抜いていたのですね。

    中山軍が今帰仁城を目指して北上してきた時、本部平原は「王は城の表で対抗して下さい。私は裏から出て迎え撃ちます。」と攀安知に進言しました。

    大将の進言を受け入れた攀安知は、兵を引き連れて表から城外へ出て行きますが、やがて城に火の手が上がったことに気付きます。本部平原が裏手から中山軍を城内に誘導したのです。

    慌てて城内に戻った攀安知を本部平原が迎え撃ちます。怒り狂った攀安知は宝刀「千代金丸」で本部平原を斬り殺しますが、その時既に、今帰仁城は陥落寸前でした。観念した攀安知は、今帰仁城の守護神であった霊石を斬りつけ、その場で自害したのです。


    伝承ですから、どこまでが事実なのかは不明ですが、千代金丸は北山国の宝刀であり、中山軍が戦利品として持ち帰ったことは確かなようです。


    (続く)


    コメント
    コメントする









    この記事のトラックバックURL
    トラックバック
    calendar
        123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728293031
    << August 2019 >>
    プロフィール
    profilephoto


    念願の沖縄生活を始めて9年になりました。
    沖縄の生活、文化、風土、音楽、政治などの話題を投稿しています。 (y_mizoguchi@i.softbank.jp)
    Twitter
    お勧めの本と映画
    selected entries
    categories
    archives
    recent comment
    recent trackback
    profile
    search this site.
    others
    mobile
    qrcode
    powered
    無料ブログ作成サービス JUGEM