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お金は読むのか?

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    JUGEMテーマ:地域/ローカル

    沖縄では、「数える」ことを「読む」と言うことがあります。

    某青果店で、私が立て替え払いをした領収書をお母さんに渡し、お母さんから現金を受け取ります。

    その時、お母さんは「はい、これ読んで頂戴。」と言います。

    また、某青果店の給与は現金払いなので、給料日におけるお母さんの「はい、これ読んで頂戴。」には、(買い物よりは)額が多いせいか、チカラが入ります。

    そして、私がろくに確かめないのを鋭く見て、「ちゃんと読んだの!?」と念押しされます。


    お金を読むって、ヤマトゥ的には違和感ありますね。

    だけど、沖縄では普通です。

    「天(ティン)の群り星(ムリブシ)や、読(ユ)めば読まりしが。親(ウヤ)のゆし言(グトゥ)や、読みやならん。」
    (天の星は数えようと思えば数えられるが、親の教えは数えきれない。)


    じゃあ、ヤマトでは何て言うんでしょう。

    「はい、これ数えて頂戴」でしょうか?

    それはおかしいでしょ。数えるはhow manyで、金額はhow machですからね。


    では、標準語ではなんて言うのか?

    「領収書と現金を勘定してみて。」でしょうか。言葉としては正しそうですが、日常的ではありません。


    「読む」って言葉に「数える」って意味はあります。

    銀行員が札束を高速で数えて、最後にパッチン言わせるのは縦読み。札束を扇形に拡げてジャッ、ジャッと数えるのが横読みです。

    選挙は投票時刻を過ぎ、票読みに入りました。とも言います。


    まあ、「お金を数える」も、「お金を読む」も、似たようなもんってことです。

    つまり、沖縄に来て、「なぁ、お金を読むっておかしくネ。数えるだろうヨ、普通は。」とか言うてる奴は、日本語を知らない奴ってことです。


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