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バナナの仕入れは難しいか?

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    バナナの注文を受けると、ちょっと面倒なことになります。

    まず、熟成の度合いを見ます。食べるのは今日なのか、明日なのか。土曜日に配達して、月曜日に食べるってこともあります。

    今日食べ頃の完熟バナナを明日食べても味は変わりませんが、皮が黒ずみ、見かけが悪くなります。それじゃあ駄目ですよね。商品ですから。

    20130318120737_0.jpg


    次に本数です。市場での仕入れはケース単位。上の写真は6房入りで、約90本入っています。

    で、注文が100本ならどうしましょうね。1ケースでは足りません。

    もちろん、同じ日に複数の保育園から注文があれば足し算しますが、最後の1ケースで同じ問題が起きます。


    100本の注文に2ケース180本を仕入れると80本余りますね。

    それでお店へ帰ると、お母さんが「デージ(一大事)どっ!!」と叫びます。

    私は「へっ!!、お母さんが仕入れたら余らないの?、やってみせて下さいよ〜。」と言いたいところを、グッと堪え、ついでに涙も堪えることになります。

    涙を堪えるのがイヤなら、なんとかしないと。


    バナナのケースには5房入りもあります。つまり、一本一本のバナナが大きくなり、本数が75本に減るのです。

    これだと、2ケース150本となり、余りは50本になります。ただし、重量が増すので、100本の売り値は高くなります。


    次に、翌日の注文を見ます。先ほど、今日食べるバナナと明日食べるバナナは違うと、言ったばかりなのにすみません。

    つまり、本当は今日が食べ頃なんだけど、まあ、明日でもいけるバナナと、本当は明日が食べ頃なんだけど、まあ、今日でもいけるバナナ。その両者の間を狙うのですね。


    まあ、しかし、5房のバナナを仕入れることも、食べ頃を微妙に外すことも、お客様に負担をかけているわけです。かと言って、100本の注文に180本を仕入れるようでは、商売になりません。


    そこをどう折り合いをつけるのか。

    ルールはありませんから、つまるところ、自分の良心に従うことになりますね。

    つまり、お客様に少し無理を言い、お店も少し利益を削るということ。

    ただし、私とお母さんの良心には差がありますから、私がどのように仕入れようが、バナナが余れば、お母さんは「デージ」です。

    私の良心に基づいた判断ですから、誰が何を言おうが、曲げる理屈がありませんし、涙を堪えることもありません。

    ですので、「はいはい、わかりました。次から気を付けます。」と発“音”し、バナナの話を終わりにすることにしています。


    コメント
    バナナは10本だけスーパーで買い足しはしないのですね
    同じ品種ブランドでないとだめなのですか?
    • ココナッツ
    • 2013/03/19 4:34 PM
    10本を買うことはありませんが、5本以下なら買うことがあります。

    似たような大きさの2、3本入りを買って、包装のビニールを破り、店のバナナに紛れ込ませるのですね。もちろん、お客様にはバレバレです。

    青果商の一員としては、なるべくなら、避けたいですよねぇ。
    • coralway
    • 2013/03/19 5:03 PM
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