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報道カメラマン石川文洋さん(2)

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    JUGEMテーマ:地域/ローカル

    3年前、沖縄に出張中の私は、石川文洋さんの写真展が開催中と知り、休日を利用して浦添市美術館へ出かけました。

    文洋さんは、2003年に北海道の宗谷岬から、故郷沖縄の首里城まで、徒歩で日本を縦断されました。その写真展が開催されていたのです。

    私が美術館に到着した時刻に、ちょうど、文洋さんの講演が始まりました。

    私は、そこに本人がおられることも知りませんでしたので、まったくラッキーでした。

    想像していた通りの誠実な人柄がうかがえる講演でした。

    文洋さんが、その著作などで、よく口にされる言葉が「想像力」です。

    一つの出来事から、何を想像することができるか。ということ。

    沖縄には多くの基地がありますが、その基地を見て、何を想像できるでしょうか?

    そもそも普天間はアメリカ海兵隊の基地です。

    海兵隊は外征部隊、つまり戦場に乗り込む最前線の部隊ですから、ベトナム戦争以降、湾岸戦争やイラク戦争などに投入されています。

    空軍や海軍の支援を受けながら、最前線で戦争をしているのは、常に海兵隊です。第二次大戦で、硫黄島に星条旗を掲げたのも、沖縄に上陸してきたのも海兵隊なのです。

    あたり前の話ですが、基地があるということは戦場があるということです。戦場で何がおきているのか、私たちは想像する必要があります。

    コザのヒストリートで文洋さんの写真、つまり、ベトナム戦の写真や戦後の沖縄の写真を見て、「あぁ、過去に大変なことがあったのだ。」と思うだけでは、想像力不足なのでしょう。

    今も、それらの写真のような殺戮が行われている。

    その戦場へは、日本の普天間から海兵隊が派遣されていて、それを日本国は積極的に支持し、支援している。

    もちろん、普天間の返還は重要な課題ですが、文洋さんのメッセージは、より本質的な課題を考えるべきだということなのでしょう。

    コメント
    沖縄の置かれている立場…
    考えれば考えるほど悲しくなります。

    琉球は 武器を持たない国 とされていますが、その島に基地があることの皮肉。

    先人たちの想いを考えるとたまらなくなります。





    • ai
    • 2010/05/10 12:00 PM
    コメントありがとうございます。
    まったく、その通りですね。
    返答する言葉がありません。
    • coralway
    • 2010/05/10 3:08 PM
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