<< 古波蔵のスナック事情(1) | main | 那覇市の「もやすごみ」 >>

運玉森のお話

0
    JUGEMテーマ:地域/ローカル

    東海岸の西原町から那覇へ帰る時に、山の中を通る近道(渋滞回避の道)があります。

    沖縄カントリークラブを突き抜けて、池田湖の横を抜けて、南風原ジャスコのあたりに出てきます。

    その池田湖の東側にある小さな山(沖縄では高いほうか?)を運玉森(うんたまむい)と呼びます。



    沖縄の石川五右衛門、運玉義留(うんたまぎる)の住処のあった森です。

    那覇近郊としては深い森なので、確かに、盗賊が住んでいそうな雰囲気ではあります。

    琉球王朝のころ、義留は王族の家に泥棒に入っては、そこで盗んだ金品を貧しい人に配ったので、庶民から絶大な人気がありました。

    泥棒に入る前に、どの家から何を盗むかを宣言して見事に成功させたり、運玉森に逃げ込んだところを農民に匿われて助かったり、数々のエピソードは、今でも、沖縄芝居の演目として人気があります。

    石川五右衛門は実在したそうですが、どうやら、義留は架空の人物のようです。

    ひどい飢饉に度々みまわれ、それでも王朝による搾取を受け続けた庶民の気持が、民話の世界に生み出したヒーローなのでしょう。

    義留は実在しなかったかもしれませんが、庶民が義留を求めた時代は「確かにあった」ということですね。

    コメント
    コメントする









    この記事のトラックバックURL
    トラックバック
    calendar
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    28293031   
    << October 2018 >>
    プロフィール
    profilephoto


    念願の沖縄生活を始めて8年になりました。
    沖縄の生活、文化、風土、音楽、政治などの話題を投稿しています。
    Twitter
    お勧めの本と映画
    selected entries
    categories
    archives
    recent comment
    recent trackback
    profile
    search this site.
    others
    mobile
    qrcode
    powered
    無料ブログ作成サービス JUGEM