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芹澤健介さんへのメール

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    JUGEMテーマ:地域/ローカル

    芹澤さん

    先日は著作をお送りいただき、ありがとうございました。仕事が終わり、自宅でシャワーを済ませ、一杯飲んでいる時に本が届き、さっそく拝読致しました。

    読み始めるとやめられず、朝の早い私は、徹夜をするか否かを迫られることになり(笑)、泣く泣く最後の数十ページは、翌日の昼休みに読むことになりました。


    この作品はフィクションだそうですが、まるでノンフィクションを読んでいるかのようでした。上間、一日橋、津嘉山、南風原など、私が良く知る場所が舞台となっていたことも、リアリティが増す要因になっていたのだと思います。

    特に上間集落には、作品に出てくる村井戸や小堀の他に、古いスージや村獅子などが残っています。私は、昔の沖縄を感じながら、上間を散歩をすることが好きで、作品中、地名が上江洲となっていたことが少々残念でなほどでした。


    芹澤さんの文章は、適度に抑制が効いていて、物語が淡々と進行してゆきました。

    私はグイグイ迫られると疲れてしまうタチのようです。この作品は、自分自身が考えながら、文章を追うことができ、心地良く読み終えることができました。

    そして、豊富な取材量に下支えされた、強固な安定感があり、私の気持ちが他に逸れることがありませんでした。

    このように上質な作品が世に出たことを、心からお祝い申し上げます。

    また、慰霊の日を前に、私にわざわざ送って下さり、本当にありがとうございました。

    今後のご活躍を期待しています。


    上記のメールに芹澤さんから返信があり、その中に、上間を上江洲とした理由について、次のように記されていました。

    「物語のひとつのキーになる場所なのに地元の方とひとりもお話ができなかったので齟齬があるといけないと思い、仮名にしたという経緯があります。」


    なるほど。そうだったんですね。

    それならば、上間の皆さんがこの作品の存在に気付き、芹澤さんに対して「上江洲を上間にせよ。」と、声が上がれば理想的です。

    この作品は、次々と版を重ねるでしょうから、ひょっとするといつか、上江洲が上間に訂正されるかもしれません。


    このブログの読者で、上間の方(笑)。よろしくお願い致します。m(_ _)m


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