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糸満市与座の散歩(2) 高嶺製糖工場跡

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    さて、与座集落は上与座と下与座に分かれています。次の地図は下与座です。



    県道77号線の南、52号線の西が集落の中心です。

    この一帯には、高嶺製糖の工場がありました。工場は沖縄戦で失われ、その跡地に集落ができたのです。



    県道52号線から、県道77号線へショートカットするスージがありますが、そのスージと県道77号線に交わる場所が製糖工場の正門で、今も門柱が残っています。



    このスージは、製糖工場の構内道路だったのですね。




    スージを県道52号線と交わる場所まで歩くと、こんな貯水槽があります。貯水槽から溢れた湧き水が排水溝に流れ出ていました。



    そして、貯水槽の壁には数多くの銃弾の跡が残っていました。



    高嶺製糖工場が操業していた間、この貯水槽には糖蜜が保管されていたとのこと。サトウキビから製造した原料糖液から不純物を取り除いたものが糖蜜。糖蜜を結晶させると砂糖になります。


    高嶺製糖工場は、沖縄戦が始まった後も操業を続けていたそうです。日本軍に提供する黒糖酒を造っていたとか。

    日本軍はお酒を飲む余裕なんてあったんかいなと思いますが、どうやら「切り込み」を決行する前に飲むお酒だったようです。

    夜中に「うわー!!」と叫びながら、敵陣営に突入する戦術が「切り込み」。

    一種の奇襲攻撃ですが、相手が油断しているからこその奇襲。最初のうちは良かったでしょうが、相手が待ち構えるようになってからは、ほとんど成果は無かったようです。

    圧倒的な米軍の物量に、ジリジリと追い詰められ、対抗できる術も無く「うわー!!」と叫ぶしかなかったということなんでしょうね。

    (続く)


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