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戦前の南大東島(1)

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    映画「旅立ちの島唄〜十五の春〜」の舞台は南大東島でした。

    南大東島に人が住み始めたのは1900年(明治33年)。比較的最近ですね。

    琉球王朝時代から島の存在は知られていて、ウフアガリ島と呼ばれていました。ウフ(大)アガリ(東)ですから、今と呼び名は同じです。



    沖縄本島から360キロも離れている上、断崖絶壁に囲まれ、当時の島内はジャングル。琉球王府が興味を示さなかったのは当然と言えます。


    最初に島に定住したのは、八丈島の豪商玉置半右衛門が派遣した開拓隊でした。島の土壌がさとうきびに向くことがわかり、1902年に製糖機械が搬入されました。沖縄からも黒糖製造の技術者や労務者が島に渡ったようです。

    そして数年後、沖縄からの入植者が2千人を超えました。畑の中を道が通り、シュガートレインが走りました。



    沖縄初の移民がハワイに到着したのが1900年。沖縄は移民の時代を迎えていて、海外へ渡った人も南大東島に渡った人も、その動機は同じだったようです。


    製糖工場を経営したのは玉置商会。沖縄からの入植者は小作人の立場で、開拓事業に従事した賃金や、さとうきびを売った対価を、玉置商会から受け取りました。

    つまり、島を支配する側が八丈人、支配される側が沖縄人の構図だったようです。


    写真は壺川東公園のシュガートレイン。南大東島で使われていた機関車です。



    (続く)


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