JUGEMテーマ:地域/ローカル
今朝の沖縄三越跡です。
そして、今年3月の投稿写真。
簡単な間違い探し。那覇タワーがありません。
以前、ご自宅から那覇タワーが見える読者の方から、
「ネットで覆われて見えないだろうが、那覇タワーは今年の1月頃に解体済み。」
と教えていただきました。
つまり、今年3月に二枚目の写真を撮った時、既に那覇タワーは無く、最近になって工事用ネットが取り外されたわけです。
う〜ん。淋しいやないの。
私が沖縄に通い始めたのは2002年のこと。那覇タワーには強い印象を受けました。
「ほ〜、あれが那覇タワーか。」
「展望室が回転レストランなのか。」
「回転しながら、上がったり下がったりするのかな。」
などと、眺めたものです。
当時、レストランが営業していたかどうかは不明ですが、もし営業していたのなら、一度は上がってみれば良かった。
これはウチナーンチュに聞いた話ですが、回転するのは展望室ではなく、展望室の床だったそうです。つまり、展望室はジッとしていて、床と一緒に客が回ると(笑)。なんとも、せわしないレストランだったんですね。
食事に来たオバハンが(オッサンでも可)、窓際にポーチを置いたりすると、
「あ〜れ〜!!、私のポーチがあっちに行っちゃうわ〜!!」
って、私のポーチに言わせれば、あっちに行ったのはオバハンのほう。
「あ〜、戻ってきた、戻ってきた。」
って、戻ってきたのはオバハンなのでした。
みたいなことがありました(知らんけど)。
私が初めて見た那覇タワーは、既に、どことなく場末感があり、国際通りのシンボルと言うより、路地裏から眺めたほうが似合う気がしました。
神里原や安里など、意外な場所から那覇タワーが見えました。そして、何やら視線を感じるなと思ったら、那覇タワーがこっちを見ていることもありました。
本土復帰、海洋博と、沖縄が迎えたバブル景気の象徴とも言える建築物でしたね。
解体時に、セレモニーみたいなことがあったのか、無かったのか。ひっそりといなくなった感じがあります。