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映画「ある精肉店のはなし」(2)

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    JUGEMテーマ:地域/ローカル

    映画「ある精肉店のはなし」。



    この映画は招かれた映画館や施設を廻る上映形式のようで、残念ながら、沖縄で上映の予定はありません。

    この手の話になると、沖縄は不利なのよねぇ。遠いからなぁ。と思ったら、去年、桜坂劇場に来てました。う〜ん、残念。

    DVD化の予定は無し。


    屠畜業の「屠」の一文字だけで、それが差別用語になるそうです。

    私の故郷(広島県呉市)にも、屠畜業を営む人達がいて、その場所は橋を渡った川の向こうでした。

    7代続く北出精肉店の歴史は差別の歴史でもありました。


    北出精肉店の次男の副業は、牛皮を使った太鼓作りです。



    泉州と言えば「だんじり」。



    沖縄の「エイサー」に相当する伝統行事で、そこでこの太鼓が大活躍します。

    地元の伝統を守り、家庭の食卓を楽しく華やかにするこの職業が、何故差別を受けることになるのか。

    理屈では明らかに間違いと、誰もがわかる事であっても、差別は今も続いています。


    この映画の撮影期間は1年半。纐纈(はなぶさ)あや監督は、貝塚市内にアパートを借り、地元で買い物をし、行事にも参加したそうです。つまり、そこで生活したということ。

    それは、北出精肉店の家族に、受け入れてもらうための工夫と言えるでしょう。

    さきほどGoogleで、北出精肉店を見ると、店頭に映画のポスターが貼ってありました。家族は映画を受け入れ、その完成を喜んでいるように見えます。


    映画「ある精肉店のはなし」は平成26年度文化庁映画賞の大賞受賞作品です。

    予告編はこちらから。


    コメント
    この映画の情報は得ていたのですが、見る機会はありませんでした。
    私の親も「屠殺業」を生業としていたので、単刀直入に訊いてしまうのですが、北出家は被差別部落の出自なのでしょうか。

    知念精肉店は豚が専門のようですが、私の実家は盆正月には、牛も屠って豚の数倍のスペースを使って解体してました。(凄惨な光景が甦ります)

    その当日には、得たい部位を買う為に、近隣の小父さん小母さんが列を作ってました。(と言っても3.4人)。
    キー坊さん

    >北出家は被差別部落の出自なのでしょうか。

    北出精肉店の町内には、かつて日本最大規模の家畜市場があったそうです。北出家は部落解放運動に参加されていて、そのことがこの映画のもう一つのテーマになっているようです。
    • coralway
    • 2015/09/07 1:04 AM
    桜坂劇場で、たぶんやっていました。
    残念…
    DVDで観て下さい。
    • キャサリン
    • 2015/09/09 11:58 AM
    キャサリンさん

    ありがとうございます。

    自主上映中はDVDは出さない方針だそうで・・

    気長に待ちます。
    • coralway
    • 2015/09/09 12:07 PM
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