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白梅学徒隊の足跡めぐり「ヌヌマチガマ」

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    JUGEMテーマ:地域/ローカル

    一つ前の投稿に続いて、八重瀬町新城の話題です。



    白梅学徒看護隊の足跡めぐり
    ヌヌマチガマ
    県立第二高等女学校学徒看護隊軍属従軍の地
    第24師団(山部隊)第一野戦病院新城分院の跡
    白梅同窓会



    今年の春、ガマの入口周辺が整備され、大型バスが駐車できるようになりました。



    左手に石碑が二つ。奥の建物はトイレです。

    石碑の裏にガマの入口があります。

    ここを通って、



    階段を降ります。



    平和学習を目的とした団体であれば、予約制でガマへ入ることができます。残念ながら個人での見学は無理なようです。

    ガマの長さは東西に500メートル。ピーク時には千人の患者が壕内にいました。両側に入口があり、西口をヌヌマチガマ、東口をガラビ壕と呼びます。


    平和学習の資料などで、負傷した兵士の腕や脚を切り落とした話や、動けない重症患者に青酸カリが手渡され、死にきれない兵士を衛生兵が刺した話などが紹介されています。

    戦争の悲惨さを訴える記述であり、そうした事実を知ることは重要なのですが、残酷なシーンばかりが強調されている印象があります。

    言わば、映画の予告編。

    もちろん、本編を観てもらうには、刺激的な予告編が必要です。しかし、予告編を観たからと言って、本編を理解したことにはなりません。


    このブログの読者で名古屋在住のバルさんは、沖縄に来られるたびに糸満市国吉にある、白梅の塔を訪ねているそうです。

    予告編をとっくにご存知のバルさんは、白梅の塔の前に立つたびに、何を想うのか。

    それこそが本編。


    ヌヌマチガマの周囲にはウージ畑が広がり、戦前の風景が残されています。

    白梅学徒隊が、負傷者をガマに運び込む、あるいは一斗樽を担いで井戸に走る様子を思い浮かべてみます。

    今、私が立っている場所に、白梅学徒隊の少女達がいたのです。



    泥や汗で真っ黒に汚れた16歳の少女達は、沖縄の青い空を見上げ、ウージ畑を眺め、何を考えたのか。

    今日を、そのことを振り返る機会にしたいと思います。


    白梅学徒隊に関する過去の投稿はこちらから。

    白梅学徒隊の4ヶ月(1) 第二高等女学校




    コメント
    このところ、農連市場の面白い記事ばっかり選んでは読んでたもので、ど真ん中な呼びかけを目にしてアタフタ。笑
    Twitterで数行コメントした程度でしたので、よく覚えていて頂いて。嬉しかったりもしてます。

    先日、名古屋に佐渡山豊さんがLIVEにみえました。その1曲目で、十九の春にかけて、ウチナーンチューからヤマトぅへの情の深い声を聞かせてくれました。
    思いを寄せる優しい言葉を掛けてくれて、でもヤマトぅは一緒に何をしてくれるの?泣いて平和が来るならば、一晩中でも泣いてあげましょう。と。
    この問いかけもまさにそれ。

    通い続けているのも、いろんな思いがあるのですが、
    一番最初に思った事は、ウージは決して人を覆い隠してくれる程大きくなくて、根元に小さく小さくなってないとすぐに見つかってしまうだろうってことを、自分の目で見て初めて理解したことでした。
    ざわわざわわという音は昔の記憶ではないのですね。あれは恐怖の音だ。

    彼女達を陥れた恐怖はいかほどだったでしょう。到底及びもしないのですが、身体が忘れちゃいけないと思って、毎年、糸満から南の海岸まで、彼女達のたどった道を歩いています。
    • ばる
    • 2015/09/28 1:19 AM
    ばるさん

    読者への問いかけであり、私自身への問いかけでもあったのですが、ご本人から”ど真ん中”のコメントをいただきました。

    ありがとうございます。

    いただいたコメントのおかげで、グッと良い投稿になった気持ちです。
    • coralway
    • 2015/09/28 5:43 AM
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