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これも一つの民意なのよねぇ(2)

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    JUGEMテーマ:地域/ローカル

    昨年4月。与那国島で陸上自衛隊の施設起工式が行われ、基地反対派のデモがありました。

    そこで登場したのが、新垣哲司県議でした。



    バスの窓から、デモ隊に向かって「ナイチャーは帰れっ!!」と言い放ったのです。


    その前年の与那国町長選は、基地誘致派と基地反対派の激しい争いとなりました。誘致派の外間守吉町長が553票を獲得し当選しましたが、反対派候補者の得票数は506票でした。

    まさに、島を二分する争いだったのです。


    そして、施設起工式。

    もちろん私は、現地にいたわけではありませんが、新聞報道や地元ブロガーの投稿などから、デモ隊の大半は島民だったことを知りました。

    島外からの参加者や、本土の活動家もいたでしょう。しかし、それはデモ隊の一部にしか過ぎませんでした。


    施設起工式に出席した小野寺防衛相(当時)に対し、外間守吉町長は、

    「デモ隊は島外から来た者が大半です。」

    と伝えたそうです。町長として「あれは島民です」とは言えなかったのでしょう。


    ところが、新垣哲司県議にとって、そんなことはどうでも良い話なのです。バスの窓から「ナイチャーは帰れっ!!」と叫ぶシーンをメディアが報道したことで、彼の目的は果たされました。

    その報道を見た、あるいは聞いた人達が、

    「ああやっぱり、島外から来た活動家のデモなのね。」

    と思ってくれれば、それで良いのです。

    反対派の島民に理解を求めるだの、粘り強く説明するだの、そんな言葉がどれほど空虚なものかがよくわかります。


    ところで、この県議は、市議4期、県議6期の約40年間、一度も落選することなく、政治家を続けています。つまり、糸満市内では圧倒的な支持を得ているのです。

    直近の県議選で、糸満選挙区は無投票で二人の県議が当選しました。対立候補が立たないほどの支持。それがまさに、糸満市民の民意。

    「まったく理解できないし、極めて遺憾である。常識では考えられない。(#菅官房長官語で答える)」

    などと言われても、痛くも痒くもないことでしょう。


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