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組踊「矢蔵之比屋」(1) 幸地グスク

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    西原町幸地の幸地グスクです。



    グスクをどうこう言う前に、この木にどういうつもりなのかを聞いてみたいものです(笑)

    南洋杉のようですが、標高100mの丘の上にあって、これまで沖縄の台風に耐えてこれたことが不思議です。

    南東方向には知念半島。ご覧の通り、風を遮るものがありません。




    幸地グスクは15世紀初頭、つまり、尚巴志が琉球を統一した時代のグスクです。

    グスクの主は熱田子(あつたし)。

    熱田子の人となりは18世紀に編纂された「遺老説伝(いろうせつでん)」に記されています。

    遺老説伝は琉球各地の伝説142話を集めた書物で、「読んだんか?」と問われれば読んでません。300年も前に書かれた琉球の書物を、素人の私が読めるわけ無いじゃないですか。


    そんな時は組踊を観ればよろしいのです。

    もちろん、組踊の脚本が史実に忠実かと言われれば、そんなことは無いでしょう。だけど、それを言ってしまえば遺老説伝も同じこと。熱田子が生きた時代の300年後に書かれたのですから、その時代の都合に合わせて脚色してあるのが普通です。つまり、五十歩百歩なんです。


    さて、熱田子が良くも悪くも主人公になっている組踊が「矢蔵之比屋(やぐらぬひゃー)」。



    「立ち上がれ、父と母の無念を晴らすため」

    またしても敵討ち(笑)

    組踊も沖縄芝居も、ストーリーは単純明快がいいんでしょうね。


    矢蔵之比屋は幸地の熱田子のことです。

    何故、幸地ではなくて矢蔵なのか。それは、熱田子の子孫の皆さんが、確固たる家系図の下、沖縄の各地で繁栄されているからなんでしょうね。たぶん。

    (続く)


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