<< 竹原ピストル「よー、そこの若いの」 | main | 農連市場の助け合い >>

はあ、あの人が上原正稔さんなのか

0
    JUGEMテーマ:地域/ローカル

    農連市場でよく見かけるオジさんがいます。深く帽子を被りサングラスをかけ、顔は髭に覆われているので、見えてるのは鼻と耳だけ。市場で働く人ではないので、名前はもちろん、何をしている人なのかも知りませんでした。

    つい最近のこと。農連市場の再開発に断固反対している人がいると聞き、それを調べる過程で、そのオジさんが上原正稔さんだと知りました。沖縄ではそれなりに有名な作家です。

    彼は農連市場に住んでたんですね。


    (1)1フィート運動

    上原さんは沖縄の平和活動として有名な「1フィート運動」の創始者です。米国には、米軍が撮影した沖縄戦のフィルムが大量に保管されていています。「1フィート運動」はそのフィルムを買い取るための活動で、フィルム1フィートの単価にあたる100円の募金を、上原さんらが呼びかけたのです。33年前のことです。

    「1フィート運動」は大反響を呼びました。多くの沖縄県民から支持を得て、続々と募金が集まったそうです。

    それまで、沖縄戦の記録は主として戦争経験者の証言によるものでしたから、フィルムの威力は絶大で、そこから多くの事実が判明しました。

    また、ペリーに随行した画家が描いた沖縄の風景画を米国から持ち帰り、青い目が見た「大琉球」として出版したのも上原さんでした。

    彼が30代の頃だと思います。立派な業績と言えるでしょう。

    ところが、何故か上原さんは「1フィート運動」から離れてしまいます。上原さんは左翼勢力に乗っ取られたと言い、運動を継続した側は彼は自ら去ったと言ってます。


    (2)パンドラの箱

    上原さんはその後も、米国で収集した情報をもとに、沖縄タイムスや琉球新報の連載記事を執筆するなど、作家として活動を続けていました。

    そして10年ほど前のこと。彼が執筆し、琉球新報に連載中の「パンドラの箱を開ける時」が突然連載打ち切りとなったのです。

    上原さんは慶良間の集団自決に軍の関与は無かったと主張しており、その趣旨の原稿を用意していたところ、琉球新報がその掲載を拒んだのです。

    契約を途中で打ち切られた上原さんは訴訟を起こし、勝訴しました。彼は言論封殺に風穴を開けたとか、集団自決に関与したとされる大尉らの名誉を回復したとか述べていましたが、それは的はずれとしか言いようがありません。

    判決は琉球新報の債務不履行を認めたに過ぎず、風穴の話や名誉回復とは関係が無いのです。


    (3)1フィート運動の終了

    「1フィート運動」は3年前に活動を終えましたが、活動の終了を報告する記者会見の場に唐突に現れたのが上原さんでした。そして、記者席の最前列に立ち、1フィート運動のメンバーを糾弾したのです。

    30年来の恨みつらみを晴らそうとした行動なのでしょうが、他に手段は無かったものかと思います。

    今の上原さんとは無関係の組織が主催した記者会見です。上原さんは嘘つき達に鉄槌を下したと言っていますが、主催者側は乱入されたと言い、私にもそう見えました。


    (4)農連市場の再開発

    さて、再開発工事が進む農連市場北地区です。



    市場の建屋は解体され更地になりました。今は左手のコンクリート製の建屋に足場が組まれ、間も無く解体が始まります。

    その建屋の右手に、トタン屋根のアパートが残っており、そこに上原さんが今も住んでいます。彼は農連市場の再開発に反対だそうで、アパートは闘争小屋状態にあります。

    彼が市場で商売をしているとか、地権者ならばこの方法もアリかと思いますが、アパート住民の立場では無理筋と言わざるを得ません。


    (5)ドキュメンタリー作家

    仮に、上原さんが「1フィート運動」を継続していたとすれば、彼に対する評価は、現在のものとはまったく違っていたでしょう。

    また、沖縄タイムスや琉球新報を媒体とした執筆活動を続けていれば、作家として高い評価を得られたかもしれません。

    上原さんは自らをドキュメンタリー作家と称していますが、彼が表現したいものは何なのか。

    農連市場の再開発は、ドキュメンタリーの対象として、格好のテーマに思えますが、私は上原さんが市場の人達を取材しているところを見たことがありませんし、親しく話せる相手さえいないように見えます。

    虚構を排し、事実を積み上げることがドキュメンタリーの定義とすれば、今の彼の立ち位置は別な所にあると言わざるを得ず、少なくともドキュメンタリー作家とは呼べないと思いますね。


    コメント
    上原は人間失格です。
    集団自決は軍命です。
    上原は現地取材していないのに軍の関与を否定するわ、阿波連で集団自決があったなどと妄言を吐いています。
    気が狂っているんでしょうw
    • 阪神
    • 2016/02/19 11:23 PM
    阪神さん、お待ちしておりました(笑)

    沖縄のメディアからは黙殺されていますから、活動の場は右翼系のメディアに限られ、そこに馴染む主張をするしかないんでしょう。

    取材不足は阪神さんご指摘の通りで、それではドキュメンタリー作家とは呼べませんよね。

    • coralway
    • 2016/02/20 7:33 AM
    百田みたい。
    • ikoka
    • 2016/02/22 3:08 AM
    私は上原正稔を知らないのでネットで検索してみたら、HPがありました。
    よく読んでいないけど、那覇大「綱挽」を「綱引き」に戻せ!と、厄介な人なんですか?
    • しもちゃん
    • 2016/02/22 11:38 AM
    百田尚樹はヤマトだから、まあそんなもんでしょうが、ウチナーンチュがヤマト側につくと、余計に腹が立つのよね。

    まあ、ウチナーンチュでも右側にはこんな人が多いです。

    しもちゃん。そんな人(笑)

    • coralway
    • 2016/02/22 12:02 PM
    コメントする









    この記事のトラックバックURL
    トラックバック
    calendar
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31      
    << December 2017 >>
    プロフィール
    profilephoto


    念願の沖縄生活を始めて8年になりました。
    沖縄の生活、文化、風土、音楽、政治などの話題を投稿しています。
    Twitter
    お勧めの本と映画
    selected entries
    categories
    archives
    recent comment
    recent trackback
    profile
    search this site.
    others
    mobile
    qrcode
    powered
    無料ブログ作成サービス JUGEM